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ほだかさんそう

花本ほだかのはてな小屋。山小屋の「山荘」と「ほだかさん想」でかけている。

神話溢れる冬の秩父へ日帰り旅行に行った話

 こんにちは、花本です。今後も二週にいっぺんくらいを目安に更新していきたいと思っておりますのでどうぞよろしくお願いします。

 さて今回のテーマはと言いますと、表題の通り秩父旅行記です。行ったのは1月某日。お友達Hちゃんとの女二人旅となりました。又吉先生が「秩父は物語です」とおっしゃる広告にホイホイされて、これといってプランを立てず、行き当たりばったりのぶらり旅をしてきました(西武沿線にお住いの方は割と馴染み深い広告なのかもしれません。又吉さんの雰囲気が抜群によろしいPRで私はとても好きです)。順番に書いてまいりますので、お茶でも飲みながらごゆるりとお付き合いください。それでは、スタート!

 

AM10:30 西武秩父駅集合

 Hちゃんとは現地集合しました。秩父まではレッドアロー号なんかに乗ってしまえば池袋から最短78分、乗車券772円+特急指定席券700円=1472円で行けちゃいます(ICカードで計算)。本数も1時間に1〜2本あるので、使い勝手がよろしいですよね。

www.seiburailway.jp

飯能駅を超えてしばらく進んだあたりで「トンネルをくぐるとそこは雪国でした」みたいな光景に出くわし、「さすがに雪はないやろ〜」となめてかかっていた私は面食らいました。(関東とはいえ冬の山間地。それなりの装備で行こう!)

西武秩父駅に着くと在来線ホームには「あの花」ラッピングの電車が。

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 私もHちゃんも「あの花」については履修済みということで、「めんまかわいい」「じんたんかわいい」などとはしゃぎながらお写真を撮らせていただきました。多分ファンの方はみんなこうやっていることでしょう。

 まず駅のすぐそばにある観光協会に向かいまして、こんなガイドを入手します。

 

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推しが強い。そして秩父はおたくに優しい。地図やチラシを眺めつつ、この先どうする?という計画をぼんやりとおさえていきます。お互いにここには行きたい!という場所を提案し、上手いこと回れるように算段していく寸法です。Hちゃんとの相談の結果、

  • 三峯神社
  • 三十槌の氷柱(みそつちのつらら)

の二つは必ず行きましょう!ということになりました。

 上記の二つは方向が同じで、西武秩父の駅前からバス移動ということになります。(現地でレンタカーを借りようかとも思っていたのですが、路面凍結の関係で大型車になってしまうためコスパが悪いと判断しやめました。でも、個人的には車が一番回りやすいのかなと思います)バスの時間までは駅周辺を探索!ということで、歩いて秩父神社へと向かいました。

  その途中、秩父鉄道御花畑駅に寄り道。副駅名は芝桜駅と言いまして、芝桜の丘で知られる羊山公園まで歩いて20分なんだとか。うまいこと秩父鉄道に乗れないかな〜とも画策していたので、その下見に参りました。(秩父鉄道については旅の後半で無事乗車できたのでそのときに触れますね)駅に隣接されているお店で、B級グルメ「みそポテト」を食べました。

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お味噌は甘く、お芋はほくほくしていて昔ながらのおやつ、といった感じでした。ノスタルジックテイスティング。地元の高校演劇部が公演のフライヤを貼っていて、スタイリッシュでおしゃれだったことが印象に残っています。

 

秩父神社

 大きな道路をぐるっと回って、歩くこと10分〜20分。最初の目的地、秩父神社に到着です。

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 御由緒などは公式HP(秩父神社)が詳しいです(丸投げでごめんなさい)。12月の「秩父夜祭」は京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに日本三大曳祭に数えられるそうですね……!行ってみたい。

 個人的には、神社をぐるっと一周しまして、絵馬を拝見しておりました。『あの花』『ここ叫』のイラストがたくさんあって、思わず見入ってしまったんですよね……。『ここ叫』に関しては神社が純ちゃんのイラスト入りの公式絵馬をご用意されていたので、その絵馬も沢山ありました。

 

商店街

 秩父神社からはまっすぐアーケードが続いており、そこもお散歩してみることに。

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 秩父は想像以上に『あの花』『ここ叫』推しの街でした。町中のいたるところでめんまや順ちゃんに会えます。

 ところで、私は福岡のローカル番組『ゴリパラ見聞録』のファン、すなわちゴリパラキッズであるのですが、秩父は以前番組で訪れたことのある街であり(それこそ依頼は「あの花」の聖地巡礼というものでした)キッズとしては彼らの軌跡も追っていきたいところ。そんなことを話していると……

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出た!「パリー」!!!ゴリパラで御一行がランチをしていたお店です。外からは営業中なのかさえ分かりかねるその雰囲気に飲まれます。明かりがついているような気がする……音や美味しそうな匂いがする気がする……どうなんだろう、やってるのかな。なんておどおどしていたら、中からお客さんと思しきおじさんが一人出てきました。どうやら、やってるっぽい。意を決して「やってます……?」と入ってみると、ご主人ではなく、常連っぽい雰囲気のおじさんたちが「やってるやってる!」と明るく迎え入れてくれました。ご主人はどうやらその常連さんたちのお料理を作るために調理場にこもっていたようで、そのお客さんたちのお料理が出てきたときに我々の存在に気づいてもらった感じでした。なんとも微笑ましい。

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注文したのはオムライス。ご覧の通り色々とのってます。素敵。一口食べて、その美味しさにびっくりしました。思わずはっとする美味しさ。他にもいろんなメニューがあり、単純に他のものも食べてみたくなったので、また来たいと思いました。

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お店でねこ様に会いました。なんてフォトジェニックなんだ。

 

 西武秩父駅まで戻ってきたところで、まだ時間があるということで駅前のミスドでティーブレイク。さっきご飯食べたばかりだったのに、コーヒーとドーナツのセット価格が大変お得だったのでホイホイされてドーナツも食べてしまいました。デザート扱いにします。ポンデリングなので小麦粉感が強いけどね。

このティーブレイクの時に、三峯神社行き路線に温泉と名がつくバス停を確認。温泉に行きたい波動で満たされた我々は、どうにかこうにかして完全に行く気になりました。

 

バス乗車

  我々はバスが出る数分前にミスドを後にしましたが、既にバス停にはちょっとした列が形成されていました。土日だと結構並びそうな印象ですので、ご乗車予定の方は少し早めに向かわれた方が良いかもしれませんね。

バスに揺られること1時間。山道をぐんぐんと、それはもうぐんぐんと登って行きます。(酔いやすい方は酔い止めを飲んでおくと良いでしょう)

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雪も深くなってきて、途中見かけたダムは、氷を張っていました。

舗装された道の終点、山を登りきると、神社の駐車場に到着です。

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うん!山間!!

 雪がちらついていて、と に か く寒かった!!!マフラーと手袋は準備してたんですが、「うおー!さみー!」と凍えながらさらに緩やかな坂道を登っていきます。

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 こちらの鳥居は三ツ鳥居といって、日本でも数少ない珍しい鳥居なんだとか。

三峯神社

10分ほど歩いた先に、そこはありました。

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パワースポットと言われるだけはある。山の中の静けさが神秘的な雰囲気を漂わせています。厳かとはこういうことを言うんでしょう。雪の中に現れる豪華絢爛とも感じられる美しい境内。

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 こちら、ご神木です。パワーがいただけるということですので、手をすりすりさせていただきました。みんな触っていくので表面がつるつるです。

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名物、わらじカツ丼を食べよう

  食べてばっかりなんですが、早めに参拝を済ませて神社の近くの大島屋さんでわらじカツ丼をいただくことにしました。秩父といえばわらじカツ丼、わらじカツ丼といえば秩父です。

  このお店は又吉さんの前に西武イメージキャラクターをしていた吉高由里子さんが、広告で訪れていた場所です。

また、でんぱ組.incのピンキーが以前番組で訪れた場所なんじゃないかと踏んでるんですが……いまいち確証は得られず。

山々を一望しながらお食事を頂けるところがまた良いですよね。乗る予定のバスが三峰神社発の終バスだったので、少しヒヤヒヤしながら待っていると……

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これは美味い(確信)

大きくて平たいカツが二枚もドーン!しています。タレの優しいお味がお米をしっかり包んでおり、主役のカツも揚げたてで大変美味。ティーブレイクも後を引いていたので、器をお借りしてHちゃんと半分こしました。半分こでも普通の丼物のレディースサイズくらいな気はしたので、食が細い方はシェアする相手を連れていきましょう。またはお腹と背中を引っ付かせていきましょう。

  ちょっと急いで食しまして、バスへと向かいます。さて!次は途中下車して氷柱鑑賞です!

 

三十槌の氷柱(みそつちのつらら)

  秩父には氷柱の名所が三つあります。尾ノ内渓谷の氷柱、あしがくぼの氷柱(ここは西武鉄道芦ヶ久保駅から歩いてすぐのところらしく、行きやすいみたいです)、そして、三十槌の氷柱です。

昼間に見ても圧巻だとは思うのですが、注目されるのはやはり夜間のライトアップ。

三十場のバス停*1で下車するとちょうど太陽が落ちきって、暗がりになったところでした。バス停から5分ほど歩いて会場に入ります。

見ていただきましょう、こちらが確認の画像です。

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……幻想的!

まるでファンタジーゲームのダンジョンみたいでした。自然の凄さと人類の叡智のコラボレーションです。固っ苦しいことはいいので見にいきましょう。生で見る価値ありです。

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 平日ですが多くの方が氷柱を堪能しにきていました。私は買ったばかりの一眼レフでバシャバシャ撮って帰りましたが、時間をかけて写真撮影するのもまた楽しそうでした。

 凍った道で転がりそうになりながら終バスに間に合うように会場を出て、来た道をバス停まで歩きます。この道がまぁ暗い。山奥なので街灯はありません。「歩いてんで!」と通りかかる車にほんのりアピールしつつ、スマホのライトを照らして歩きました。ただでさえ寒さの関係で電池がみるみる減っていく一日でした。モバイルバッテリー、グラシアス。

 

大滝温泉

  さて、終バスに乗り込みまして、終バスだというのに途中下車して温泉に入ってやろうという算段です。「三十場」のバス停から温泉最寄、「大滝温泉遊湯館」までは10分程度。そんなにかからなかったかも。帰りは最寄駅である秩父鉄道三峰口駅までタクシーに乗っちゃうことにしました。番号は観光協会で聞いておくとスムーズです。

道の駅大滝温泉(リンクはこちら)

温泉はさいっっこうでした!冷えた身体を芯まで温めていただいて、川を眺める露天風呂でゆるりと時間を過ごしました。

事前に分かっていたことなのですが、お風呂を出てすぐのタイミングで温泉は閉館。

大ポカだったんですが、タクシーが電話してから到着まで40分ほどかかるらしいことがお風呂を出てから発覚。入る前とかに計算してかけるべきであった……。我々はせっかくお風呂でぬくぬくしたのに寒空の下待つことになりました。テンション任せにおかしな踊りを踊って自らを鼓舞します。(Hちゃんの名誉の為に記しますが、踊っていたのは私だけです)ちなみにおかしな踊りも踊りきって万策尽きた頃に道路沿いに待合室があることき気がつきました。夜間でも普通に入れて、風がしのげて大変暖かかった。気がついてすぐにタクシーが来たので、そのありがたさを感じられたのは正味5分程度だったかと思います。踊る前にもっとよく散策すればよかった。

この温泉周辺は、昼間だと道の駅だったりして結構賑わうみたいですね。お昼の顔もまた覗いてみたいところです。

 

秩父鉄道

  秩父鉄道もまた田舎特有のダイヤ編成をしているので、狙った電車を逃すと何もない三峰口駅で小1時間またおかしな踊りを踊るはめになるという、なかなかに逼迫した状況でした。

「すまねえオヤジ、ワケありなんだ飛ばしてくれねえか」(曲解)

「……捕まってなお客さん。心配はいらねえ、電車が来るまで駅でどう過ごすか考えてりゃいいさ」(曲解)

みたいな会話をタクシーの運転手さんと交わし、できる運転手さんに車をぶっ飛ばしてもらって電車が来る10分くらい前に三峰口駅に着きました。

電車が来るまでは写真撮影をして過ごしました。レトロな駅舎で大変可愛い。

実はこの駅、西武秩父駅から三峯神社に向かう途中、バスで通ります。昼間はこんな顔。映画『トワイライトささらさや』では、ささら駅として使用されたようです。子猫(大泉洋さんのファンのことです)のひとりとしてはちょっと気になるポイントです。

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秩父鉄道の見所はSLパレオエクスプレスだと思うのですが、この日はど平日ということもあって運行なし。いつか拝みに来なければ。そして「secret base 〜君がくれたもの〜」バックに流しながら追いかけて走りたいっすね。すみませんゴリパラの話です。

さてさて、いよいよ鉄道に乗車。

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入線です。やってきたのは……

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2015年から運行され始めた「秩父三社トレイン」という特別ラッピング7500系車両!社殿や彫刻、伝説が描かれています。

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外も中も神話でいっぱいです。元気があったら全部見回って見たかった。このフクロウは秩父神社にいらっしゃった方です(写真は写りが微妙だったので割愛します。行かれた際はぜひご覧になってくださいね)。

 

旅の終わり

そんなこんなで西武秩父駅まで帰ってきて、旅はおしまいとなりました。Hちゃんと話していたのは、「夏も来たいね!」ということ。私にとっての初秩父は冬となりましたが、長瀞地方の川下りとか、涼しげなアクティビティもたくさんあることですし、芝桜も有名。春夏秋冬、色んな顔がある魅力がいっぱいな街なんだなあと肌で感じました。氷柱に雪と、冬の秩父は神話感が凄まじいということで、今回の旅の雰囲気が伝わりましたら幸いです。絶対また行こうと思います!

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

 

 

 

*1:氷柱のシーズンだけ、三峯神社線が停車します

ブログ以外のあれこれはGendarme△で。花本ほだかの創作置き場です。