ほだかさんそう

花本ほだかのはてな小屋。山小屋の「山荘」と「ほだかさん想」でかけている。

CUE DREAM JAMBOREE 2018に行った話

もう12月ですか……今日のこの日はもっと遠くの日だと思ってた。

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北海道の翼AIR DOの飛行機に乗って、ナックスの5(ファイブ)こと音尾琢真さんがパーソナリティの機内オーディオ「Scene from Hokkaido〜北の空より〜」を聴きながらこのテキストをまとめ始めました。ジャンボリーの千秋楽が終わって、札幌で少し過ごして。新千歳から羽田に帰っている便です。そのあとだいぶ下書きのまま放置して、記事の公開は円盤発売合わせになっちゃった。どんだけ放置してんのよという感じですね。ベトナムホーチミン

「いや〜〜今年のジャンボリーもたーのしかったぁぁぁぁ‼︎‼︎ 」って話をいかに残しておくか。

レポめいたものはきっとたくさんあると思うし何が良かったって話もプロアマ問わずだいぶ仕上がったテキストがネットの海を泳いでると思うのでたいして踏み込んだ話はしないんですけど、ここが良かったんじゃ!って話を自分の文章で書いておきたくなったので書きます。前半にジャンボリー本編についての話、後半にジャンボリーを中心とした自分の周りであった話を書きますね。後半はだいたい台風12号の話になるので適当なところでブラウザバックするんですよ。

ジャンボリー本編の話

ジャンボリーがどういうイベントなのかというと、芸能事務所クリエイティブオフィスキュー全員が出演する音楽イベント、という表現が一番こざっぱりかなと思います。2年に1回夏に北海道でやってるもので、今回が9回目。

www.office-cue.com

俳優さんが作詞作曲して歌って踊りまくるびっくりイベントでして、都度新曲があります(今年の曲はどれもこれもオシャレでかっこよかったっすね……!)。しかもこのイベント、毎回総合演出がタレントさんでして、今回初挑戦となったのが音尾さんだったのです。初のほぼ全編ミュージカルの構成になっていたんですけれども、イベント前のコンピレーションアルバムが出た段階ではその全貌は分かっておらず、実際に行ってみたら知らない新曲まみれで大変動揺しました(嬉しい)。

超個人的・今年のジャンボリーのここが好きポイント9選

ということで、今回はここが特に好きだったというポイントを9つピックアップしてメモります。

1.ミュージカルが生んだスルメ感

ジャンボリーは音楽ライブとお芝居、ストーリーパートが共存するイベントなんですが、今回はミュージカルだったということもあり演者みんな歌いまくり。ファンの方もどこでどう反応する、みたいな雰囲気の完成が金土日の中日、土曜くらいなんじゃないかなと思うんですけど、掴んだ頃には千秋楽。安田さんがよくこのイベントのことを夢を見ているようだと形容しますが、ほんとに一瞬なんだあ……。セリフが歌ということでちょっと咀嚼に時間がかかって簡単に飲み込めなかったので、ワンシーンワンパートの「もう一度見たい!」欲が凄まじい。音楽って一曲一曲くぎれることで枠組みがはっきりするというか、一定の時間軸で一方通行的に進むので、そういうのっていい作品は数を重ねれば重なるほど楽しいんですよね。リピート欲が止まらない。つまりスルメ。初回よりその次の回の方が絶対楽しかったと思います。早く円盤で死ぬほど見れるようになりたいって、今日までずっと思ってました。

2.音尾さんの脚本のこれぞ具合

音尾さんが脚本を担当したものとして有名なものに「カレー王」というカレーの国の王権争いの話があるんですけど(初出はかなり昔なんですが最近20周年イベントで全国まわって朗読してた)、全体を通してそれを彷彿とさせるなぁとしみじみ思っていました。音尾陣営・ゴトール家と大泉陣営・オイズーミ家によるロミジュリ構図の両家の確執・因縁・バトル……典型的な昔ながらのストーリーを演者の魅力が発揮できる形で昇華させるのが上手、匠の技すぎて舌を巻きます。登場人物全員がハマリ役。

3.ウェルカム・アズマリオーン(この子だけフルネーム)

このイベント東李苑ちゃんのおたく息してたの……!?ヒロイン、もはやプリンセスだったよ……!?今年の6月に事務所所属が発表された、元SKE48東李苑ちゃん。今回のイベントは彼女のお披露目・歓迎色も強かった。サブタイトルがあるとするなら

〜ようこそアズマリオーン〜

だと思う。オイズーミ卿の娘役、物語の要となるジュリエットです。舞台上で安田さんに毎回アドリブの下ネタを浴びるという独特の洗礼方法、深くは語りませんが発想が天才のそれでしたね。全員が頑張れアズマリオーンって気持ちになった。東李苑ちゃんのことはこれまでよく知らなかったんですが、これをきっかけに彼女のラジオなどを聴くようになりました。おそらくアイドル時代からかなり肝が座ったしっかりした子だったんだろうと思う。何かと考え方がさっぱりしてて良いですよね。インスタ見る限りほんとにアイス大好きなんだな……と感動さえします。多才な方のようなので今後彼女の活躍が追いかけられるのが楽しみですね。

4.今回の森崎プロ

推しなのでどうしても目で追いかけてしまう……(しかも春にうどんツアーに行った後なので好きみがずっと増している)。よかったポイントを別個でいくつかあげてしまうんですが

  • 安定の歌って踊ってる時のリズム感(ジャンボリーのたびにキュンキュンする)
  • 執事キャラという良さしかない且つ想像の余地がありあまる境地
  • 客席のサイリウムライトを「星が綺麗」と表現して客席とステージを一気に同空間にしてくれる魔法みたいな表現がほんとっ……GOD あれは脚本ですかアドリブですか……
  • ロイヤルボックスにご着席のみなさまのご所属の詳細を共有してくれる
  • やはり今年もメンバーの合計年齢を算出してしまう
  • 新曲 HOME の詩が爆裂に良い(詩はいつも良い)
  • ウインク何回してるんですかという毎度おなじみの鬼ファンサ

覚えてるだけでこれなので映像見ながらになると無限に出てくると思うので誰か一緒に見てください。一回おたくで集まって一時停止ボタンを押しながら感情を共有させて……。

5.音尾さんと大泉さんが見たい彼らの姿はお互いに共通的なのではないか?

大泉さん、総合演出まででなくとも今回絶対大変だったと思うんですよね。メインどころの新曲もたくさんあったしライブパートの演目がまさかの真池龍(ダンスも歌も超大変)。真池龍もそうですが、全体的に「これやったら絶対ファン喜ぶ!」っていうそういう感度が音尾さんはすごすぎるなと思いましたし、大泉さんはじめ事務所メンバーのそれに応えるって気概がありあり感じられてめちゃくちゃ好きでした。

大泉さんが見たい音尾さんって「後藤利喜男」に代表される天才面白愛されパフォーマーなんだと思うんですけど、割と音尾さんが見たい大泉洋像もそれに近い、同じなのかな?って思いました。会場巻き込んでサンバしながら登場する後藤利喜男と、王の風格を纏い会場を一つにしながら登場するオイズーミ卿はとても似ているって話を同行した友人が話していて(超鋭い)、勝手な想像ながら垣間見えるこのふたりの同期・友人感にぐっときました(具体例はすぐに出ないですが先輩諸氏が暴走した時とかによく拝めます)。この話の大構造が、「リキーオ」と「オイズーミ」の争いの構図になっているところとかね。

6.安田さんが好き勝手できるこの空間の奇跡

「どんな役作りだ!」(シゲーリオ)

これに尽きる。そしてみんなこれを見にきてるんだと思うんですよ……。多分台本にも好き勝手やってくれって書いてある。何をやっても天才通訳たちが必ず面白くしてくれる環境の奇跡に震えます。ほんますごい。やるだけやって自分で面白くなっちゃったときの安田さんの笑い方ほんとに好きです。

7.シゲーリオを好きにならないなんてことができるだろうか(反語)

戸次さんがどんな人か知ってる人ほど良くできた役だと思うんですよね。ナイフ使い、本家から外れた影のもの……たまらんでしょ……。生き生きやってる戸次さんに見てる方もニコニコしてしまう。戸次さん、前回ライブパートでトロッコに遅刻したので今年はトロッコダッシュしてドヤ顔してましたね。いささか存在が愛らしすぎるのでは。

8.キタミチ

音尾プロデューサーの絶対命令によって安田さんが初めて☆NACS楽曲を作詞したわけなのですが、めちゃくちゃどストレートでとてつもなく良い歌詞だったんですよね……。初めのモニターアップが画面五分割だったんですけどあれはプロデューサーの判断なんでしょうか。音尾さんスマップ大好きマンなのでその辺の演出はかなり信頼できてしまう。

サビの最後「ほらねきっと大丈夫」は胆振東部地震の後、ファンの間ではかなり意味合いが追加されたような気がしますね。

この曲といえば、ピースサインの振り。はやく映像見ながらみんなでピース!したいですね。

9.所属タレント全員が輝く舞台

これ一番言われてることだし今回のジャンボリーの話をすると必ずここに帰結するのでわしが話すことはもうないという感じですが、個人的な感情を申し上げるならば一度こんな最高なものを見せてもらってしまうと今後にもめちゃくちゃ期待してしまう。ほんとのほんとに登場人物全員が魅力的で、且つ事務所のオールスターが大活躍していて満足感がすごかったのです。事務所の若手さんやアーティスト路線のタレントさんを応援しているファンの方も大勢いるので、やっぱり自分の推しが活躍するポイントが多いのは嬉しいですよね。開幕があきちゃんとあっちゃんの歌から始まることや、ノールちゃんたちの大活躍、オクラホマの愛され方の表現方法ったら……なにをとってもほんとによかった。

2018年07月 - CUE DIARY | CREATIVE OFFICE CUE Official website

参加タレントさんもいっぱい感じることがあったんだと思う。ここから飛ぶとちょうどイベント終わり、7月最後のダイアリーが読めます。

とっても楽しかったジャンボリー。円盤が発売しました〜!!

OFFICE CUE ONLINE SHOP CUEPRO | オフィスキューオンラインショップ CUEPRO[キュープロ]

どこのリンク貼ったらいいんだろうと思ったんだけどやっぱりキュープロなんじゃないか。10時から発売だってサ!私はHMV限定版にしました。ライブ音源CDがついてくるんですよ……うへへ……。

このブログは私の感情備忘録であってなんのプロモにもならないですが、やっとみんなで映像みれるねー!っていう嬉しさの共有です。愛がね。いっぱいだったんですよ。

これからたくさん見れるのが本当に嬉しいです。なんども、みるぞ。

まとめでもなんでもないですが、おわり!!!!

※以下、後半

ジャンボリーに行くまでがなかなか味わい深かったという話

始まりの日は、うどんツアーの最終日

私にとってはそうでした。何故ならあの日、1班5号車のメンバーと羽田でお別れした時、「次はジャンボリーで会おうね!」ってみんなで言い合ったからです。最終日の頃にはジャンボリーどこの回行くの?っていうLINEアンケートが走っていましたし、うどんツアー終わるのが寂しすぎて半ば逃避的にジャンボリーに意識を切り替えて行くしかなくてですねぇ……。何かにつけて「リキーオ!」って挨拶するようになってたし、私も今年のチケットは高松で発券したんですよ。詳細はこれね。

 

hanamotohodaka.hatenablog.com

 

うどんツアーが終わってからも5号車LINEの動きが活発だという話は前にもブログに書きましたが、「ジャンボリーにお揃いのグッズ持って行こうぜ!」という話が動きはじめたのはツアーが終わってすぐのこと。うーん、学祭みたいでキュンキュンする響きです。ときめきマーン!

LINE上で何のグッズを作るか話し合いがあり、缶バッチと、統一デザインのうちわ作成が決定しました。企画立案、話し合い進行、実施準備。これをぐいぐいと進めてくださった皆さんには本当に大感謝です。1班5号車には本当に凄まじい才能が集まっており、デザイン決定までの流れがはえーのなんの。これまでに号車のオフ会が2回あったのですが、グッズの最終調整なんかもそこで共有いただいたりして、各々ぬかりなく準備を進めよということになりました。

話が脱線しすぎるので簡単に触れるのみとしますが、このオフ会自体も凄まじい企画そして準備実行力の極みでした。私なんて「行きまぁす☆」つってウキウキで伺っただけなんですけど、席のくじや席番表とかの細やかすぎるデザインもすごすぎたし企画力もすんごかったし美味しいお料理と美味しいお酒に囲まれながらCUEの話に花を咲かせここは天国かなぁと思いましたね。今まで何度かオフ会あったんですけどほんとに楽しくて毎回天国かな?と思う。

ほいで、みんな各々準備を進めながらご自身のお仕事などなども頑張ってですね。私もちょうどうどんツアー終わった後からジャンボリー直前まで仕事がアホみたいに忙しかったのでここの間の記憶がありません。

でも、7月末にはジャンボリーが待っとんじゃーー!と思うだけで大抵のことが乗り越えられたのですごいですよね。これは本当です。

土曜日朝、欠航のお知らせ

台風がきていることはなんとなく噂で聞いてたんですけど自分がその影響をもろに受けるとは思ってなかったんだなぁ。成田からの飛行機を取っていた、つまりLCCなので運が良いのか悪いのか、欠航の判断とお知らせがだーいぶ早め、移動日当日の早朝にきて。とりあえず足がなくなったことが朝の6時頃わかりました。同行の友人とは別便になってしまったのでもともと会場で落ち合うことになってたんですが、すでに成田に到着していた友人も欠航の知らせを受け立ち往生。これどうすべか〜と思ったんですけど、どうしても行きたかったのでとりあえずまだ生きていた羽田発の便を取り。30分後くらいにその羽田便が欠航になり。台風12号の影響によりお気軽に詰みました。

乗り鉄魂、着火

んで、私がいつか乗ってみたいと思っていた乗り物の一つに「北海道新幹線」というものがありまして……よく思いをはせていたのでいとも簡単に「これ乗車チャンスでは?」と思ってしまったんですよね。そう、これは実に自然なことだったんだよ。

決めてしまったら即行動、チケットもないけどひとまず東京駅に移動して、メトロの中でえきねっと検索。飛行機欠航の影響もあってバカバカ残席が減ってってたんですが、なんとか滑り込みで9時半東京駅発のはやぶさをグリーン席で確保。札幌駅到着が開演20分前予定という痺れるスケジュールでしたがひとまず乗車はできることに。

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気持ちが北海道なので。

多分こういう時本来なら意気揚々と駅メモ!やるんですけど、この時は状況が状況だったのでできなかった。やろうなんて頭にも浮かばなかった。もっとも私の心を乱していたのは、成田から飛行機に乗れなかった友人の存在でした。LINEで連絡をとりあい、彼女も成田から上野に移動し新幹線に乗ったことを聞いたのですが、彼女はその段階で開演に大きく間に合わないことが判明。苦渋の決断だったと思うのですが「今日は函館観光の日にするよ!」と言いました。仙台で降りて飛行機に乗る、など色々方法はあったのですが、加えていろんなことが重なっていたので金額的にもなかなか悩んでしまうもので。移動中、景色にも、電車にも何にも集中できなくて、ただただツイッターなどで情報集めをしながらぼんやりしてしまいました。新函館北斗で(ここシゲちゃんも洋ちゃんもきてたな〜などと思いながら)乗り換えて、これまたいつか乗ってみたかったスーパー北斗へ。

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北海道は台風とは遠いきれいな青空で、景色がものすごく美しかった。地図上で確かに札幌に近づいてはいるけど、それ以上に時間が刻々と過ぎている気がして、時刻表より早く着くなんてありえないのに、そんなことばかり願ってしまっていた。(最初地下鉄に乗り換える時の時短をしようと思って、新函館北斗ICカードに入金しようとしたらコンビニなどを含むすべての方法で入金することができなかったのでライフハックとしてここに記しておきます。ICカード新函館北斗で文化もろとも死ぬ。)

札幌到着

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こんな画像がスクリーンショットに残っていました。状況がよくわかります。札駅構内を想像し、間に合うためのイメトレです。素振りをしてるんだな。

定刻通りにたどり着けてくれたJR北海道に感謝しつつタクシー乗り場へ。落ち着いて考えるとタクシーが一番早かった。乗るまでに時間がかかったのですが事情を話すと運転手さんはごりごりの裏道を抜けてくれて、ものの5分で到着。開演ちょうどぴったりくらいの時間に中に入ると、なぜか客席みんなが会場に流れるこれまでの名曲に手拍子をしているところでした。「馬鹿ね」とか。あれに助けられたんじゃよ、わしは……!

隣の空席が気になるままなんとか本編を楽しんで、その日はすぐに宿に移動して、結局彼女と合流できたのは日付を過ぎてからでした。大変だったね、疲れたねってお互いを慰めあいました。

千秋楽

友人と2人しかと楽しみましたよ…!!!!それはもう……!!!!

それだけではなく、土曜はばたばたしていて会えなかったうどんツアーのみなさんと久々の再会!お揃いのうちわを持って記念撮影しました。みなさんには新幹線移動になったことはLINEでお話したりしてたので、ツイッターとかで絶対間に合うよ!って励ましてもらいそれがだいぶ移動中の励みになってました。この再会が嬉しかったし、また次につながっていくんだと思うとわくわくするね。

全部終わって、たくちゃんが「また会おうなー!」って叫んだ後、2人してしばらく席で呆然としてしまって、そしてその後涙が止まらなくなってしまいました。なんか、ぼろぼろと、ほんとに止まらなくておかしかった。

ふたりして泣きながら「きてよかったね」ってなんどもつぶやきました。東京から札幌まで電車で行くと9時間くらいかかるので、そういう大変さももちろんあったんですが、心境的にここまでくるのがお互いにめちゃくちゃ大変で、わたしもかなりここに照準合わせて日常生活を頑張ってきてたから、音尾さんがくれた魔法と愛が大き過ぎて、みせてもらったものがよきものすぎて。言葉にならない感動は涙になるんだなって、この時久々に実感しました。

エンターテイメントってすごい

ここまで感情をめちゃくちゃにされる体験って、普段なかなか得られないと思うんですよ。そこまでして見たくて、同じ空間にいたくてって、夢中になれていることに出会えているのもそうだし、そこに伴う人との出会いも、全部すさまじい奇跡の上にいるなと実感します。

平成最後の夏。なんだかとってもエモすぎるその一度しかない季節に、何が私の心をもっていったのか。思い出として記すのなら、やはりジャンボリーだったんだと思うんだよなぁ。

その日はエススープカレーを食べて、聖地に寄って帰りましたとさ!

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いやあ、味わい深かった。味わい深すぎてひっくりかえりましたね。

最後に特に好きだなあと思って描いてしまったコハーシタナーカのファンイラストを載せておきますね。この2人、大変ツボでした。可愛かった。

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おしまい。

 

夏の終わり、伊豆急行を完乗しに行った話

皆さまごきげんよう(おしとやか)、花本です。

久々に旅行記エントリー書くよ!

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青い空と海

夏の終わり……失礼、ンナァ〜〜ツノオォワァリィィ〜〜(©︎森山直太朗)

なんて、もはや大昔やんけという冬の今日この頃ですが、私はこのあと一昨年に行った旅行のエントリを書く気概があるのでこれは昔ではないです(謎理論)。

行き先は、タイトルにもございますように踊り子のいる町、伊豆でございます。

関東の民にとってはお気軽な距離の温泉地として愛される伊豆ですが、なんで「そうだ伊豆に行こう」と思い立ったかというと、花本は位置情報を使って楽しむスマホ向けゲームアプリ「駅メモ!」のユーザー、すなわち「駅メモer」なんですね。そんな「駅メモ!」と「伊豆急行」がコラボイベントをやってたんです。ちなみに今もやってます。伊豆急行の駅にチェックインするとゲーム内でアイテムなどの報酬が貰える。都内からもすんごく遠いわけではないですし、日帰りもできる場所なのでふらっとアイテムゲットしに行っとくかーと飛び出したということだそうじゃ(語り部の口調)。

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駅メモ!は非公式に電車の擬人化をしてて(でんこという)このミオちゃんって子がこのたび伊豆急行の公式キャラクターになった記念イベントなのです。


夏の終わりに18きっぷが1日分手に入りまして(18切符旅にハマってくれた友人がおり、シーズンが始まると分けっこの提案LINEが来るので、そこで時候を感じ取るみたいなこともしばしばありますね。しばしばと言えば英語でoftenですが、あの単語をしばしばと訳すたびに、そんなにしばしばという日本語を日常生活で使うだろうか?という疑問がいつも私の頭をいっぱいにしました。「ジョンはトムをしばしばしばきます」とか言わなくないか的な、きっとそのせいで高校受験に失敗したのではないかと思います。ぱっと見オフトンみたいですよね。ところでザブトンという肉の部位はどこでしたでしょうか。)

都内から伊東駅までは湘南新宿ラインでぽちぽち行くこととしました。覚えてますか、18切符を手に入れたという話ですよ。

 

湘南過ぎたあたりで自転車にサーフィン板積んで線路沿い走ってる兄ちゃん見かけて圧倒的な湘南みを感じました。サザンオールスターズをカラオケで歌うときにバック映像で流れていそうな光景です。

つまり、向かうはみんなお馴染み、18きっぷで西日本に向かう時のいつもの東海道本線ルートということ。

 

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お天気がとても良かった。この辺の景色いつも好きです。

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到着。

 

いつもは熱海駅に着いたらマック食ったり温泉まんじゅう食ったりして浜松方面に乗り換え、餃子に意識を切り替えていくわけですが、今回は初の伊東線へ……!

 

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トゥンク

伊東線、正確には伊豆急行もですけど、盲腸線(終点が乗換駅などではない、終点まで行ったら折り返してこないといけない路線のこと)なので完乗に対する気合いもひとしお、「今日は乗るぞ」ってスイッチ入りますよね。

伊豆急行はJRと直通運転してる電車もあるので熱海から終点の伊豆急下田まで乗り換えなしな場合もありますが(なんなら都内から特急ガンガン行ってるし)18きっぷは一部区間を除きJR以外の路線は使用できないので、一度伊東駅で下車し、再度切符を購入することにしました。

で、熱海駅伊東線の出る1番線に行きますと。

 

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キンメ!!!!!!!!!

伊豆急行といえば!!!!!!

リゾート仕様のリッチ感溢れる車両リゾート21!!!!!!!!!!

この国で21と言えば恋愛レボリューションか栄のオアシスか伊豆急行のリゾート車両かってもんです。

このあたりの美味しい名産金目鯛カラーリングが輝く愛称キンメがいらっしゃいました。

いや、時刻表と使用車両を照らし合わせるなどの下調べしなかったので会えたのめっちゃ嬉しかった。

こんだけのオーラを放っているのに普通列車18きっぷで乗れてしまう。

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スーパービュー踊り子とツーショかわいい

んでんで、この車両の何が良いかというと、海沿いを走る伊豆急行の景観が楽しめるように山側海側で座席の方向が違うんです。

(ちなみにもう1車両黒色の車両があって、それは黒船って呼ばれてるんですよ)

キンメちゃんは1両ずつがこの辺りの町のPR車両になっていて、私が乗った号車は東伊豆町でした。雛人形がついて大変きゃわわです。

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各号車ごとにPRしている自治体が異なる

海側に座れまして、景色をいっぱい楽しみました。となりの席のカップルのお姉さんの方が海が見えるたびに嬉しそうにスマホ向けててかわいかった。伊東駅で降りないと行けなかったので途中下車しましたが、これで下田まで行きたかったな〜〜。今度来る時はちゃんと調べよ。

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海は好きですか?私は好きです。

伊東駅から先は伊豆急行、ということで途中下車。

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伊東駅で降りて、キンメをお見送り。See You!

今回は伊東駅で9/1から期間限定で発売されていたこちらのフリーきっぷを購入。

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これで伊豆急行1日乗り放題、途中下車し放題というナイスなきっぷです。

次の電車まで意外と接続時間があったので、駅前をお散歩しました。雰囲気のいい看板が沢山ある……。

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なんか最近看板の写真をめちゃくちゃ撮ってしまうんですよね。能町みねこさんとかのインスタの影響かもしんない。ディズニーシーに行った時も一心不乱に看板を撮影していた。こちら旅行中のツイート。

なんの話や。

お散歩を終えて早めにホームに戻りますと、マジモンの全席指定の観光列車伊豆トレイルに遭遇しました。

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ああ〜〜〜、可愛い!!!!!!!

お嬢様学校みたいな感じがする。こういう雰囲気のミッションスクールありそうじゃないですか?私立聖・伊豆クレイル女学院的な。

 

ーー夕暮れに染まる学院の丘。オレンジ色がどこまでも広がって、優しい風ふたりの間を抜けた時。わたくしは、彼女と出会ったあの日のことを思い出していた。伊豆の古き良き街並みが一望できるこの丘で、いつも彼女と語らった。冗談を言うわたくしに、彼女が微笑んだ。そんな時間が、彼女の卒業のその日がくるまではいつまでも、ずっと続いていくのだと、わたくしは信じていたのです。

「お姉様、わたくし嫌ですッ……、お姉様と離れ離れになるだなんて」

「……もう決めたことなのよ。わたくしは、もうこの学び舎には通わない。本場に行って、語学を学ぶわ」

「お姉様!!」

咽び泣くわたくしを見て、彼女は困った時のいつもの顔をしました。わたくしはずるい女ですから、彼女に愛されたくて、わたくしだけを見ていて欲しくて、この顔をこれまでに何度もさせました。そしてその後、彼女がどう言う反応をするのかも、わたくしは知っている。

「なんて顔してるのよ。……最後くらい、笑顔をお見せなさいな」

「……お姉様」

ふわりと、彼女がお気に入りだと言うアロマの香りが、わたくしを包み込みました。今まで、何度この胸の温かさに助けられたことでしょう。彼女を手に入れるまで、わたくしには沢山のことがありました。上履きに画鋲が剣山の如く並んでいたり、机の引き出しからいつぞやのランチビュッフェで出たコッペパンが出てきたり。他人の悪意にも多く触れることになったけれど、わたくしは、ただ、貴女がそばにいてくれるのであれば、無駄な感情の全てを捨ててしまえたのです。

ああ、貴女は、わたくしを置いて行ってしまうと言うのですね。わたくしと過ごす残りの日々をお捨てになって、遠き「ゆふいんの森」とやらへ、旅立つと言うのですね。その、わたくしの差し上げた香りを纏ったまま、流暢な大分弁をその麗しき唇で紡ぎながら、別の誰かに微笑まれると言うのですね。言いたいことは沢山ありましたが、感情の堰が外れてしまったのか、もう何も、わたくしの口から話すことはできませんでした。

「あなた、タイが、曲がっていてよ。そういえば、初めて会ったあの時も……」

 カンカンカンカーーン!!!!終了〜〜!!!

某女子校スールネタは「タイが曲がる」エピソードが入った時点で終了です。お疲れ様でしたサワディークラッカー。

 

この車両にも海側に面した座席配置があって(食堂車とか、限定的なのかもしれないけど)、高級でうまうまなご飯に舌鼓を打つマダムたちがとっても楽しそうにしている様子が外から見えました。そんで伊豆に着いたら温泉でお肌トゥルトゥルにするんでしょいいな〜〜。こういうの乗って優雅に旅できる大人の女性を目指していきたい。

まずは家族や親しい友人の前では一人称が「わい」になってしまうところから改めたいところですね。

さて、私が乗る車両はどんなかなと言いますと。やってきたのは一昔前まで東急で活躍していた8000系。東急の車両が地方の私鉄で頑張っている話は日本各地の色んなところで聞きますね。伊豆急になる時にいろいろ改造をして今に至るようなのですが、車両に詳しくないため割愛いたす。こちらに乗りこみ、下田を目指します。

 

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完乗が第一目的なので最初に下田まで行って戻ってこようかと思ったんですけど、伊東駅出る段階で13時回ってて(この日始発出発のはずが4時間の寝坊をかましたんですよね)、とにかくお腹が空いていた私はランチしたい欲で満たされていたので観光地っぽい伊豆高原駅で下車することにしました。

実はこの旅の数日前に、tvkで放送していた鉄道ひとり旅の伊豆急行回の放送があり、見返してから来たんですけれども、ダーリンハニーの吉川さんが「ここは車両基地があるんで!」つって飛び出してたの思い出しました。

すると……

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わ、わああ〜!!ロイヤルエクスプレスだぁぁあ〜!!

一目でわかるロイヤル感。横浜駅と下田を行ったり来たりしている観光列車です。これは水戸岡デザインですわ〜という面構えがたまりませんね。九州出身の民としては、水戸岡鋭治さんのデザインには実家のような安心感を謎に感じることがあります。キラビヤカァ……。わたくしのお姉様もどうせならこっちに乗せてあげれば近場の行き来で良かったですね。

 

伊豆高原駅にはいくつかの観光ポイントがあるんですけれども、全力でNO PLAN!!!

ひとまず観光地っぽいポイント「ミュージアム通り」にズンドコ進んでいくことにしました。

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しばらく進んでいくとこんな看板が現れました。

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……罠か!?

最近アンパンマンの見過ぎなのかこういう看板を素直に信用できなくなってしまって……。

よくばいきんまんが先回りして方向変えたりしてるんですよね……。

それはさておき近道なら良いじゃないかと思ってちょこっと進んでみたんですけれども、雑草が膝上まで伸びる鬱蒼とした魔境みたいな感じだったのですぐ引き返しました。これで「恋人の小路」を名乗るとは一体どういうことなのか。2人への愛の試練的な演出なのか、もしくは「ハッ!アベックなんぞに明るい道なんて歩ませてやるわけねーよなぁ!」という陰のものへの配慮なのか……。わかんない、もしかしたら入り口に恋人センサーみたいなのがあってちゃんと恋人で行くとエレクトリカルパレードみたいになるのかもしれない。報告お待ちしています。

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突然現れる危険なヤギ。

観光ポイントが多そうな方に下っていくと、鉄道ひとりたびで吉川さんがランチをしていたカフェを発見。迷いなどございません。心が完全に吉川さんが食べていたビーフシチューです。

天気が良すぎて寧ろ酷暑と化していたので、店内の涼やかさには「ほへぇ〜〜」と変な声出そうになりましたね。

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うまい。ほんまうまい。

ビーフシチューはコクが深くお肉がほろほろで大変美味でした。

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マンゴーラッシーもひえひえで大変良かった

カフェでしっっかり休憩して、次の観光地へ。このカフェのすぐ近くにはテディベアミュージアムがあります。実はカフェよりテディベアミュージアムの方が先に現れます。

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那須塩原にもあるよ。

……日本の観光地には2つの種類がある。テディベアミュージアムがある観光地と、そうでない観光地だ。

覗いたところ、なんとトトロのぬいぐるみ展とやらをやっているではありませんか。ジブリ作品愛好家としてはチェックしない理由がありません。この旅、ひとりのおたくにとって選択の余地なく強いられるものが多すぎる……。

中にはめっちゃでかいトトロがいました。あなたトトロっていうのねって感じ。ジブリ美術館などにもいるネコバスがいて、観光客みんなわいわい写真撮ってました。普通に館内のクマちゃん可愛いので伊豆にお越しの際は是非行ってね。ミュージアムを名乗るだけあって、歴史を超えてここにいますみたいなくまちゃんが盛りだくさん。受付係のおじいちゃんくまに圧倒されてください。

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トトロいたもん!!!!!

www.teddynet.co.jp

ミュージアムを出て、何やら近くに吊り橋があるらしいという漠然とした情報を元に海の方まで歩いてみることにしました。先ほどのカフェ、ソフトクリームも美味しいよと書いてあったもんで気になってしまい、流れるような足運びで購入。

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んまかった……牛乳の味がしっかりするやつ。お忘れかもしれないんですが夏の終わりの出来事で、この日は炎天下を闊歩してたので神が与えしソフトクリームのように感じました。あまりの大勝利具合に自由の女神のポーズしそうになった。

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海へ向かう道。どんどん鬱蒼としていく。伊豆高原こんなんばっかか?とも思いましたが林道は好きですし涼やかで良い気持ちです。

黙々と進んでいくと、木々が途切れて明るくなり……

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海や!!!!!!!!!!!!!!!

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松林の中に遊歩道があり、標識に誘われながら進んでいきます。波の音がザザ……とよく聞こえる。そして……

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あった!!!吊り橋!!!

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きちんと観光地しているので、先客が数組。ここまでも何組かすれ違っておりました。

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結構揺れます。ちゃんと吊り橋。

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ド頭に載せたこの写真は、この吊り橋から撮ったもの。

風の通り道というか、寄り道先というか。すぅっと涼しかったです。やはり海を見るとなんだかおおらかな気持ちになりますね。

そんで、吊り橋から、こんな光景が見えまして。

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海水浴してる……。あの岩場にはどうやっていくんだろう?と近寄ってみると……

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入り口発見。良い名前です。

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なかなか急な岩場でしたが覗きにいくなどしましたよ。子供たちが楽しそうに飛び込んだり、海の生き物を不思議そうに眺めたりしてました。夏ももうおしまい、海水浴も最後かな、という雰囲気がどことなくある日でした。

帰り道、木の根っこに足を取られてすっころんでしまいましてですね……。痛い……。カメラのレンズカバーが割れやした。スニーカーでだったんだけど、ロングスカートで行ったのでそれがようなかった。気をつけようね。

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駅まで戻ってきた。

さあ! 観光っぽいこともしたし下田に向かって進んでまいりましょう。

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さあ、乗れやで。

ちょっと早めに駅について、車両に乗り込んで待っていると、急に雲行きがどんよりしてきました。そして、あっという間に降り出し。しかもバケツをひっくり返したみたいな土砂降りでした。通りすがりの学生さんがアホみたいに降りすぎて思わず笑ってた。

昔からなんですけど、私あまり雨に降られないんですよ。降ってても外出したら止んだりね。

この自信。

伊豆高原止まりの車から乗り換えるお客さんが乗り込むと、ゆっくりと電車が動き始めました。

独特の車内アナウンスにしみじみしたり。田舎の方が温かみがある傾向ですよね。あんまり当たり前じゃない。

雨雲と行き先が一緒だったのか、雲行きが良くなったり悪くなったり。なんにせよすっかり曇天になってしまったのですが……

花本、虹をとらえる。

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この時撮った写真

抜いては抜かされ、抜かされては抜いて、を繰り返し、最終的に下田には雨雲とともにゴールする形になりました。晴れ女ちゃうんかい!

 

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やがて下田でもアホみたいな土砂降りになってしまいまして……折り返しまで時間があったのですが、結局駅のお土産やさんを眺めることくらいしかできませんでした。関所っぽい作りがいい駅舎ですね。開国したくなる。いい感じに晴れ間があったら、砂浜の近い駅で降りて海岸線を歩いてみようかな、なんて思うのですが、悪天候ということもありすぐに日がくれて真っ暗に。おとなしく途中下車なしできた道をもどり、熱海駅で食べ忘れていた海の幸を食し、東京へ帰りました。

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ごちそうさまでした!

と、いうことで当初の目的であった完乗は問題なく達成し(駅メモ!だけでいうなら謎にたくさんコンプできた1日でした)アイテムもまるっとゲットし旅は終わりました。個人的にはなんとも不完全燃焼でして、例えばワニバナナ園をのぞいて美味しいフルーツパフェにありつくだとか、温泉に入るだとか、そういうこともしたかったなーと思うわけです。まだまだやりたいこと、みたいことたくさんあるので、冬あたりにもう一度行こうかなと思っています。距離感も良いし。

そんなこんなでほとんど伊豆高原の話ですが観光してきたよというお話でした!

みなさんは寝坊せずにゆっくりまわってくださいね。

おしまい。

脱線して良い安心感を求めているのだという話

私は本や雑誌を作る仕事をしているもんで、言葉に関しては職業柄意味や流れを見つめることが日常生活の中に多々あります。ところがどっこいこのブログを読んでくださるみなさまはご承知の通り、私は話せば話すほど変な引き出しを開けてしまうというか、あれこれと脱線し、話が長くなる傾向にある人間なのです。卒論を書く時も、かなりそれで先生に指摘されたなぁとしみじみ思い出します。仕事では極限まで無駄を省き、且つ正解となる単語を探したりしていますが、ここのような私だけの広場では自由にどこにでも丸太転がりしても良いという安心感があって(そういえば先日FGOでマルタさんの宝具レベルが4になって☆4配布鯖マルタさん選ぶかどうかめちゃくちゃ悩んだ)推敲も校正もしないし、勢いのままに書く。とにもかくにも、そうすることでやっと、今私は自由だー!!!という気持ちを大いに感じることができるわけです。ああカレー食べたい。

洗濯物が終わるまでの間に、最近あったことを書きますね。

最近は、少なくとも9月中頃から今現在に至るまで、仕事人間になってしまっているという感じです。ツイッターをフォローしていただいている方はたまに朝方トンチキツイートをご覧になっていることもあるかもしれませんが、ひどい時には始発〜8時ごろの帰宅が連発し、「今日は始発で帰れる!早い!」というバグが発生していました。終電で帰れよという話だし、もっと言うなら終電が来る前に帰るべきです。

私の仕事というのは怠ければ仕事が生まれないし、企画を立ち上げれば立ち上げるほど忙しくなるものです。且つ、チームで一冊やるにしても「私はこの企画をこのページ数でやりたいです」とぶんどって個人作業にしていくものが積み重なって一冊になるので、社内で個人作業であることは変わらず、もし自分で本を出すとするなら、それがまるまる一冊自分で作らないといけないんですね。

最近の私はというと、自分が言い出しっぺ(企画発案者、担当)の本を作りながらチームで作る本を並行して2冊くらいやってて、で、その中の1冊は自分がど頭の大企画の担当だったりしたもんで、普通に死んでしまいました。己の限界を知った。

つまりまぁ、やる気があるなら頑張らないといけないし、極論を言うと怠けたければ怠けることもできる環境ということです。私は今のところ今の仕事を楽しいと感じてますし、やるからには成果や給料上げたいので、いろんなものを犠牲にしてごりごり働いています。

犠牲になっているものは何かと言うと

・美容 今一番遠い場所にある。

・部屋 衣替えができなかったので部屋中にあらゆる季節の服が散らばっている。それを中心に本やらなにやら全部おうちに帰れていない

・食事 バランスがいなくなった。素早く食べれる麺類ばかり食べていて、野菜の欠如を感じる。サプリを飲んでごまかしてはいるが……。

・創作 まずはお気軽にできるブログからと思って着手するも、なかなか進まず歯がゆい思い。

逆に死守しているものもあって

・受動的な作品とのふれあい 観劇、テレビやラジオ、音楽、映画の鑑賞、ゲームも

・友人との時間

・睡眠 1日6時間は寝る。朝帰りになっても、できるだけたくさん寝る。

以上。

今現在私がもっともフラストレーション溜まってうがーーーー!!となっているのは、創作ができないことです。仕事でものづくりをやってることがMP足りない状態に繋がっているのかはわからないんですけど、とにかくまぁ〜元気が出なくてですね。

書きたいものややりたいこと、表現したいことはたくさんあるのになんにもできやしない。毎日1日ずつ確実に老けて死に向かっている自分がどんどんゴミになってる気がして止まない。ここにこう書いてしまうことによって近い将来の自分が逃げられなくしたいというか、わたしにとって人間らしさとは、生きるとは何かと考えた時にやっぱり作品を作ることだというところに戻って来るわけなんですよね。

仕事でめいっぱい他人のクリエイティブに触れて、刺激ばかりを受けている自分に嫌気がさしたというか。下手でもいいから何らかの形で昇華させないと意味がない。本当に。誰かの気持ち、私の気持ちは、こうして形にしないと、誰にも伝わらないし、伝える必要がなくても(この逆説こそあまり意味のないことだが)やらなきゃそれは生きているといえないて、バカだから思い込んでしまう。

 

hanamotohodaka.hatenablog.com

以前この中でも似たようなことを話していますが、形がなんであれ表現すること、つくることをやりたいんだっていうことはずっと昔から思っていることで、小6の頃から私の人生の中で唯一ぶれていないことです。多分よほどのことが起きて人生観が変わらない限りはこの呪縛の中で意味もなく他人に迷惑をかけないもやもやにつつまれて自分だけが苦しみながら、精神的に参ってしまうんだろうなと思う(実際のところ演劇しかやってなかった大学時代が一番調子よかったし、演劇は一回一回がすごく重いから、他のことができなくなっても全然納得できた)。一番問題なのは自分が何かしらの圧倒的天才ではないということで、且つプロの境地を間近に見て知ってしまっているということで、凡人が何かをなそうとするには継続的な努力と鍛錬しか道筋はないのに、それにさえ飛び込めてない自分はなんなのゴミなのチリなのプラズマクラスターって感じ。

でもまあ、以前よりずっと「贅沢をしたい話」になっているのでそれはよかったことですが。

こういう話を気の許せる友人にすると、ぼくたち生きづらいねって結論に落ち着くんですけど、マジで毎日自分がいったい何と戦っているのかが意味不明だし、こうやって毎日いろんなことで自問自答をくりかえしている自分がはちゃめちゃに幼稚、子どもに感じて仕方がない。純粋にあほすぎる。インスタでよく見る「同期と飲んだよ♫」とか「友達と海外旅行!」みたいな同級生がちゃんと社会人の大人になっていることがすごすぎて、マジで動揺してしまう。みんなすごい(インスタは、美しい芸能人や推しに癒されたくて若干斜に構えながら始めたけれど、友人たちの小さな幸せから大きな喜びまでいっぱい詰まっててキラキラしているので今は結構好きなSNSです)。

いっそ誰か笑って……と思うとともに、仕事が若干ゆるやかになるであろう来月は絶対もっと自由になろうと思うわけです。あと、仕事についてもさすがに要領が悪すぎというか、もっともっと効率化できるはずなので、トアイアンドエラーしながら頑張ってみる。仕事の時は脱線しない! 人生は有限ですからね!

そんなこんなで、洗濯が終わったので早よ干して寝ます。

あれ!?このブログいまいち脱線要素少なくない!?

あ、はいあれですわたしアンパンマンクリームパンダちゃんの関係がどちゃくそ好きです。

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特に意味のない好物の画像。

次回は夏の終わりの伊豆旅行の記事を更新するよ!

ではまた。

高校時代に家出をした話

先日某ラジオ番組で「母さんの涙」というテーマでメールを募集しておりまして。それに際して色々思い出したこと、そして今だから思うことがあり「まあ、紹介はされんでも、番組関係者の方が呼んでくださればありがたいな」という軽い気持ちで若干長めのメールを送ったところ、まさかのご紹介をいただいてしまいまして。その放送はなんやかんや色々あって嬉しいやら申し訳ないやらだったんですが、ひとまず、一応放送終わったタイミングでブログに投げようと加筆してたものがあるので載せます。ちゃんとまとめておきたかった話でもあるので。今回はそんな思い出話です。

※もし読者の方の中に件のラジオをお聴きだった方がいらっしゃればご理解いただきたいのですが、以下の内容ははてなブログの風土に合わせてかな〜り、数千字加筆したものでもちろんメールそのままではないです。あと、加筆している話は結構重いかもしれないです(スパナが笑えるギリギリのラインだと思った)。メールは、私なりに端折れるところを探して送ったつもりだったんですけどそれでも長かったのは事実で(文章構成力が弱かったということなので実は結構悔しい。非常に巧みに省略いただいてました)なんかもうほんと色々ごめんという感じでした。

以下、本文

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それは思春期ド真ん中、高校1年生の時のこと。
何かと折り合いの悪かった母と私。母は感情的で熱しやすい人で、私はどちらかというと冷淡でドライなタイプ。つまり性格が真逆だったんです。母はいつもわーっと怒鳴り散らして怒るので、それを見て育った私は何を言われてもしら〜っとしてしまうかわいくない人間になってしまって。完全に反面教師してしまってたんだと思うんですけど、こういうタイプが一番火に油を注ぐというか、とにかくまぁ、思春期頃〜大学前半あたりは関係が最悪でした。一つのお家の中で感情論と理詰めタイプがぶち当たるとね。結構大変です。

加えて、母は怒ると物に当たる方でして。幼い頃から何かとものを壊されていたんですよね。初代DSは彼女が逆パカしてお釈迦になったし、鉛筆は折れるし、本棚の中身がばーって床に散らばるし。でもまぁ、私はその様子をいつも黙ってじーっと見ている。怒鳴られても基本的に言い返さずだんまりを決め込んでしまうのです。「なんで何も言わないの!」って余計に怒られるんですけど、冷静じゃない人に冷静に言葉を返してしまうと気を逆撫でするのは感覚でわかるし、そもそも私が何かして、もしくは何かが足りなくて怒られている→制裁に自分の持ち物が破壊されている、という図式が小さい頃から組み上がってしまい若干の納得もあって、とりあえずその瞬間をやり過ごせば終わりがくるな、という思考になってしまっていたんです。根本的には自分が悪いと思う、と。だからその罰を甘んじて受ける、と。とはいえ、自分の大事なものが殺されているようで騒ぎが終わると部屋で一人泣く。そういう繰り返しを経て大人になっていったのでした。(こうやって書いておいて、正義感の強い方に「それは虐待では?」とか言われると納得いかないのが子どもというものであります。家族に関する心ってめちゃくちゃやっかいですよね。ひとはひと、うちはうち、です。私も辛かったけど、母は心だけに抑えきれないほどもっと辛かったんだと思うし、当時の私が耐えて納得しようとしていたからそれでいいんです)

その日は部屋が散らかっていたという理由で、母は寝起きの私に小さめのスパナを投げてきました。……ここ、笑うところです。未だに思い出すとじわじわ来ます。家具とか組み立てるときについてくるやつ。運良くかわせたのでひとまずセーフです。いやでも、当時もさすがに笑ったんですよ。マジで?と。で、そのあとドンガラガッシャーン、と本棚に積んでた本が頭の上に降ってくる。何か最初に一投あって、重いのが後でどしゃどしゃくるのがいつものお決まりのパターンだったんで、即座に布団でなんとか頭守って耐えます。割とね、穴あけパンチとかが当たると痛いんですよ。で、一悶着あって、騒ぎは終了。

結果的に母が追加で散らかしていった部屋が残るわけなんですが、まずこうなってくるといくら部屋が散らかっていることで怒られてても「よし、片付け頑張るぞぉ〜☆」とはならない。いやだってこれ散らかしたの私ちゃうし。普通に散らかってたのが明らかに地震あった後みたいになるわけで、心がついていかないんですよね、そこまで大人じゃないから。色々崩れた下のところで、また大事な何かが壊れているかもしれないし。掘り起こしたくもない。

単純に散らかってるのに怒って追加で散らかしていくのはおかしくない?ということと、いくらなんでも娘にスパナ投げるか普通?とひとりしみじみぶちギレ。これは私の中ではかなりレアな「反抗心」でした。私は友人に恵まれて学校が楽しい子どもだったのでここまでなんとかやってこれていたけれども、家庭内環境的には心がしんどすぎてシンプルに死にたくなることがたくさんありました。母がわーっと怒るのに対応して、傷ついて、すんごい死にたくなってた。自分はなんて害悪なんだろう、死んだらこの家、騒ぎが減るし、母が私の言動に傷つくこともなくなるし、家庭が幸せになるなあっていつも思ってた(もしも自分に子どもがいたら間違ってもこんな想いさせたくないですけどね!!!!!!)。子どもってどうあがいても学校と家庭以外に「自分」を確立させるコミュニティ持つの難しいじゃないですか。でも、自殺とかの無茶をすれば全部終わらせて、この世界から離脱することができるのは無駄に知っている。終わらせられる人間が、かっこよくも見えるかもしれない。

でもこの時は珍しくちゃんと「は!!??????なんなん!!!!ふっざけんなよ!!!」という自分の感情に基づいた勢いがあった。
……出て行こう。
思春期、思想がちょっと過激です。そして珍しく、こっちも冷静じゃなかった。
財布と読みかけの小説だけ握りしめて、携帯電話も置いたまま、静かに家を出ました。連絡取る気ないんですよ。もう断絶なわけだから。このまま行方不明になって死体で発見されてもいいと思ってるんです、この段階では。バカだけど本気でした。そしてやっぱり、根本的なところで自分が全然大事じゃない。
世間は日曜のお昼。マックも本屋もない福岡県の田舎町。漠然と遠くに行きたかったので、まず図書館に向かい、ネットで電車の時刻表を調べました。
目指すはとにかく北。多分南下した方が距離が稼げるところに住んでたらそうしてたと思う。
バイトもしてない高校生、心もとない懐具合、より遠くに行くためには普通電車を乗り継ぐのが最適解だった。
調べたところ、その日のうちに到達できる限界は岡山。まずはそこを目指して乗車券を購入し、見慣れたいつもの通学列車に乗り込みました。

下関を超えるあたりまで、よく分からないんですけど涙が気持ちとは関係なくずーっと出ててちょっと怖かったです。今や18きっぱーなんであのあたりも普通列車で移動したりしますけど、関門海峡超える時、デッドセクションの切り替えとか見たとき、多分死ぬまであの日のことを思い出すんだと思います。雨が降ってて、外がよく見えなくて。岩国超えたあたりでちょっと心に余裕ができて、持ってきた小説に手をつけられるようになった。でも心がずっとざわざわしていて、内容なんて全然入り込めない。指先がどんどん冷たくなっていって、全く読み進められなかった。今振り返ると、なんで小説なんて持ってきたんだろうって思うんですよ。その時の手持ちの荷物って、財布、小説、切符、以上。なんですけど、全ていつか効力が尽きるというか、終わりがあるものなのに、小説だけが、なんだか「終わり」のタイミングを自分で選べて、未来にすがりついてる感じがして未練がましい。当時は年間100冊読む子だったので、なんとなく癖で持ってきちゃったのかもしれないんですけど、家出にエンターテイメントを持ち込むなんて真摯ではないと思うし、読み終えてしまったら、その唯一「続いていく」ものが終わるわけで。心のどこかにある死に向かう恐怖心が、ページをめくらせてくれなかったんじゃないかと。電車が走っていく音の影で、心臓の音が、意味もわからず、ドッドッドッドッと聞こえてました。誰かに何か言われて起こす行動じゃなくて、自分で考えて、自分の判断で起こす行動だったからだろうか。その心が、ゆっくりゆっくり顔を出してきているんだって、身体の様子でわかりました。
……7時間ほど揺られた後。何度か乗り換え、広島駅に到着しました。
長時間ひたすら移動していたので、流石に冷静になってくるんですよね勢いよく飛び出してきちゃったけれども、この先どうするつもりなんだ……と我に返る。この時、完全に、負の感情エネルギーが尽きてしまった。
一回こうなってしまったらま〜、不安な気持ちでいっぱいです。今みたいに乗り鉄でもなんでもないので気持ちの高揚感もないし、ほんとのほんとに知らない街。女子高生、心からの孤独を味わう、です。そしてここは縁もゆかりもない広島。ましてや広島といえば日本でも指折りのこええ街じゃということはなんとなく知っていました(暴言)。外は真っ暗だし、降りても仕方がないので、ひとまずこのまま岡山へ向かいます。偶然にも岡山は、祖父母が住んでいる街でした(だから、その日いける限界が岡山だとわかった時は、大層がっかりしたもんです。決意がぐらんぐらんになる自分が、どこかで想像ついていたんでしょうね)。
完全に心が折れているので、岡山に着いたらひとまず家に一報、連絡を入れよう、と決めました。今振り返ると悪ぶれなくてすんごいださいんですけど、広島岡山間は震えが止まらなかったし、家出というずっとどこかで思い描いていた行動を実際にやるとこんな怖い思いをする、自分は意外と小心者だぞ、と学んだ瞬間でした(友達の家に泊まるとか、そういうかわいいところから始めるべきだった)。
駅に着いたのは日付を超える少し前。公衆電話で自宅に電話をかけるも、留守電につながってしまって、誰も出ない。

おかしい、さすがに誰かいるはずなのに。

念のためもう一度かけると、中学生の弟が出ました。

「はなちゃん?今どこ?」
「岡山」
「は~~、そう。町じゅう大捜索で大変なことになってるよ」

え!!!????

そこで切れる電話。小銭を探すも、もう手持ちがありません。

後から聞いた話では、携帯電話を家に置いて行ったために、消えたことに気づいた後、母が電話帳の友達みんなに、片っ端から連絡を取ったらしかったんですよね。
しかも、地元の友人たちは町じゅうを駆け回って探してくれていたらしい。
これは死ぬほど恥ずかしいし、予想外。

これもどうかと思うんですが、そもそも自分が探してもらえるだなんて思ってないんですよ。心配されてるとは思ってない。まさか他人までもが私のことを探してるとは!ととてもびっくりしたことを覚えています。意外と世間は世知辛くない。

ちょっと違った意味で絶望感マックスで祖父母の家にとぼとぼ歩いていくと、お家がなんだか騒がしい。私が岡山にいるということがわかった両親が、今からそっちに車で行く!と祖父母に電話をかけていたところでした。これを私が家の外から聞いてるんですけど、結構気持ちがめげそうになります。

そこまでしてくれなくていいよ。。。こんなクズ人間のために。。。

からしてみればどうやら「岡山」にいるということだけわかっていて、いてもたってもいられず車でどうにかこっちに向かおうということだったと思うんですが、なんかもうその心意気だけで十分だと思ったし、えらい迷惑かけてしまったなぁとすでに反省の嵐。もう少しクレバーな方法で反抗心をあらわにすればよかった。どたばたしている祖父母の家のチャイムを、今まで鳴ったことがないであろう遅くの意味不明な時間に鳴らして家に上げてもらい、出してもらったお茶漬けをすすりながら自分のアホさ加減に号泣(この日初めての食事でした。空腹であったと気がついたとき、生への執着を圧倒的に自覚しますが、この時ほどお米一粒一粒が美味しく感じたお茶漬けも生涯ありません。今のところ)。心の中におもーい鉛を抱えたまま、翌朝、月曜日。祖父母にお金を借りて朝イチの新幹線で福岡に戻りました。

博多駅まで母が制服を車に積んで迎えにきてくれて(優しい。人間ができている)、そのまま登校することになったのですが、車内の空気の重さたるや。母はいつものように怒るものの、その声にはどこか元気が無く。こちらも色々と積もり積もって起こした行動ですので、嫌な思いましたけれど「多少何か効いたようであれば、この反抗にも意味があった」と、その時の私は思いました。

その日のうちに、着信やメールの履歴を辿って、友人たちに謝りの連絡をしました。岡山にいたことを話すと、友人たちはみんなケラケラ笑っていました。自分たちが探していた場所が見当違いだったのも笑えたのでしょうし、「はなっぽいね」と妙な形で納得されました。何が私っぽいのかは未だによく分からんですが、いい友人ばかりで良かったです。


すると友人のひとりが、驚く一言を電話口で告げたのです。
「探しよる時、おばちゃん、泣きよったばい」

かなり衝撃でした。
なんで?


当時の私には分かりませんでした。

 

そしてちょっと想像します。探しながら泣いてる母の姿を。怒りのあまり泣かせたことは今までにもあったと思うんですが、当時はその事実が漠然と信じられず、そのまま考えるのをやめた覚えがあります。

怒りのあまり泣いたのか。こんなに迷惑をかけて、という悔しさで泣いたのか。
もしくは、突然いなくなった私のことが心配で泣いたとでもいうのだろうか。
どうしてケンカばかりになるんだろうって、そういうことに泣いたのだろうか。
私も大人になったし、きちんと自分のことがとても大事になったので、きっとこういった思いの全部が涙になってこぼれたんだろうな、となんとなく分かります。
でも、思春期の子どもには、少なくとも当時の私にはそれが想像できない。家族が一番めんどくさくて、信用できなかったから。自分がどれだけ大切にされているかだなんて、気づくことができなかったから。

今回、ラジオのメールテーマを聞いてこのエピソードを思い出して、家族とはいえ、大変な迷惑をかけたなあと思い出しながら大反省をしたのです。
あの時母が泣いていたということは、
多分これから先も、知らなかったふりをすると思う。
でも、長い間一緒に暮らしていた家族として、大切に育ててもらったお返しを、今後なんらかの形でできたらいいな、しなきゃだな、と思えるきっかけになったのです。

ちなみにこういうこと以外にも書いたらあかんそうなことも双方にあったし、この家出の後、母との関係はもっと悪くなって一時期すごい大変な思いもしてたんですが、私がちゃんと大人になって、家族に合わせるとか、寄り添うとか、全然できてなかったけど、できないなりにある程度頑張るようになってから、関係は良くなっていったように思います。今は私も実家を出て一人暮らしをしているので、毎日会えるわけでもないし、仲良しと言えるかと。……離れて暮らし始めてから仲良くなっても、遅いんだけど。どうしても人間の性質的なもんで、離れて暮らした方が仲良くできるタイプのこともあるだろう、と考えたりもする。実際にそうだと思う。だからといって、一緒に暮らした、育ててもらった20数年間がどこかでひっくり返るわけでもないだろうし、私は、私という人間は、それが受け入れられる大人になれたというだけで、それがひとつの結果となったのだから。だから、やるんだと思う。どういうことができるのか、これから考えなくちゃいけないんだろうけれど。何かしらの、親孝行というものを。

森崎博之さんのファンクラブツアー(通称うどんツアー)に行ってきた話

初めましての方もそうでない方もこんにち歯ッ! 花本です。

今回は掲題の通りツアー旅行に行ってきたのでその旅行記になります。

芸能人さんが絡むツアーレポなので先に述べておきますが

  • 超個人用に書きなぐったものです。2万9千字あります。
  • 録音などは禁止なので発言はニュアンスでしか覚えてません
  • 「レポ」っていうよりは「旅行記」です
  • 感想というか感情がダダ漏れ

ブログ自体が自分の感情備忘録な性質上しょうがないんですが、上記の点について「どんとこい」と思っていただける男気溢れる方はお読み進め下さい。あと森崎博之さんがどういう方かの説明はしないぞ。現在HBC制作の「森崎博之あぐり王国北海道NEXT」がBS12で毎週日曜日早朝のいささか信じられない時間に放送中です。農家の朝は早いということか?と勘ぐるくらい早い。全国で毎週拝見できる貴重な動くリーダーの映像ですので何卒よろしくお願いします(どの立場)。

 もくじ

導入 

そもそもこのファンクラブツアーは参加希望者が全員行けるわけではなくて、抽選で選ばれた人だけが参加できる仕様のものです。チームナックスでツアー未開催がリーダーだけだったのと、以前から「うどんツアーやりたい!」とご本人が仰っていたこともあり、リーダーのファン、通称「子顔」の皆さんは今年こそ来るんじゃねえかと心待ちにしていて、実際去年の年末に実施の発表があったわけなんですね。年明けくらいに抽選があったように記憶しているんですけれども、それはもう大変な倍率だったそうで、急遽同内容のツアーを2行程増やして、トータルで600〜700人くらいの方が参加できるようになって。それでも希望者全員が行けたわけではないでしょうから、参加できた幸せを心底噛み締めるというもんです。ありがたいなぁ。

私が参加したのはその第1班、5/11(金)〜5/13(日)実施のグループです。何と言っても「サプライズ」が肝のイベントですから、後続のグループのネタバレにならないようにツイッターなどで言えない事が沢山あったので、ちゃんとブログにして記憶を残したいなぁと思い、こうして書き連ねることにしました 。

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はじまるぜ!

初日  空港〜繁多寺

全国各地から、参加者全員が愛媛は松山空港に集合します。みかんジュースが蛇口から出て来る空港ですね。

花本は乗り鉄なため移動手段を極力電車にしがちです。今後この空港を使用する機会は一生のうちにあるのかしら……なんて思ったりしました。

ここで号車ごとに分かれてバスに乗り込むわけなんですが、号車は出発地別。私がいた5号車はお一人で参加している方の多い羽田発のグループでした。

出発自体はお昼過ぎだったのですが、まぁ〜、日差しが刺さる刺さる。いかにも四国!って感じの天候、嫌いじゃないぜ。何よりリーダーは晴れ男さんなので、「さすが!」とも。

出発してすぐ、ポーチ、名札、リーダーからのメッセージカードを受け取りました。

カードは直筆文字が印刷されたもので、「あ〜リーダーの字可愛くて大好きなんですよ……」なんて隣席の方にお話したら「分かります!」との反応。この空間マジで子顔しかおらへんやん激アツ……と思いながらバスガイドさんのお話に耳を傾ける運びとなりました。森崎さんはいつも何か書かれると最後に署名で「りぃだぁ」って入れられるんですけど、どんなフォントでもこんなに可愛い字面なのにご本人の直筆だと尊さメーター振り切れそうになります。加えて常日頃から他人の直筆見るの大好きマンなので、しみじみ見つめてしまうのでした。

最初に向かうは繁多寺です。四国八十八ヶ所50番霊場。ツアーに参加するような人となると「水曜どうでしょう」くらいは嗜んでいる方が多いので理由は説明いらずという感じです。森崎博之と四国に行くのに繁多寺行かずにどこ行くの。知らない人は「四国八十八ヶ所Ⅲ」を見ようね。

移動中、添乗員さんからツアーにおける心得と繁多寺での注意事項を伺いました。心得とは「バスの中に忘れ物をしない」ということ。この言葉、実は意味合いがとても深い。いつどこで何が起こるかわからないから、油断せずにちゃんとそれ相応の装備(カメラ)を持ち歩けよという丁寧な忠告です。

そう、オフィスキューのファンクラブイベントのびっくりポイントなんですけど、タレントさんの写真をファンが自由に撮っていいんです。ネットにアップロードしないというお約束をしっかり守って個人で楽しんでねということなのですが慈愛に満ちすぎでは……といつも思います。新規素材を自ら撮影しに行くストロングスタイル。胸が熱くなりますね。

またツアー中、添乗員さんはこのような表現もよく使っていました。

「詳しく知らないですが、何かがあるらしいと聞いています」

備えよ常に。いやーさかー。

そして繁多寺での注意点とは、お寺さんなので静粛にということでした。「静粛にする」という約束で使用許可が降りたのだそうで、つまり我々は森崎さんとのお初ミーティングの場で大はしゃぎしてはいけんわけです。

指令はこうでした。「静かに盛り上がれ」と。これに対してドッと笑っただけで「請け負った」と応える客も本当にプロだなぁと思います。

繁多寺

バスから下車し砂利道を進み始めると、参加者は口々に「見たことある……」と呟いていました。かなり前の映像にはなりますが、おそらくみなテレビで何回も見ているはずです。かく言う私も「四国」シリーズ大好きなので既視感ゴリゴリでした。画像右側、お寺の中のひらけたところに参加者がずらっと列を連ねて並びまして、主役の登場を今か今かと待ちわびます。

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テレビでよく見たやつです。

そんな時、MC役で参加しているオクラホマの河野さんがお遍路装束でするっと登場。ここで生きてくる「静粛に」というルール。河野さんも人差し指を唇に当てておりますし、こちら側もちゃんと守って ザワ…… くらいでしたでしょうか。

とても待ち望まれていたタレントが入って来たとは思えない雰囲気でご挨拶が始まります。

河野さんといえば特徴的な笑い声なんですけど、それも初っ端から封印。

「皆さんここでリーダーと初めて会うのに大きな声出せないんですね……」と笑ってらっしゃいました。

どこから来たのーなんて話をしばらくした後。いよいよ。

「お呼びいたしましょう、森崎博之さんです!」的な静か〜なコールがかかり。

参加者一同がお寺内を見回し始めたその時。答えとしては「やっぱりそこから」。

「ふぁんたじぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!」

轟く聞き覚えのある声。お遍路装束のリーダーがお堂のあたりから階段を駆け下りて来ました。

果たして静粛とは何だったのか。なんてかわいい46歳。開幕から「好き」が溢れすぎて頭を抱えました。

駆け下りてみんなの前に出て来たところで一度例の「繁多寺」ポーズを取ったのち、参加者の周りをぐるりとダッシュで周り、みんなが撮影しやすいように色んなところでポーズを決めてくれます。

「かわいい……」「かわいい……」と至る所から漏れだすファン一同の声。実際意味がわからないくらい可愛い。

ツアー中、基本的にリーダーがボケ倒し河野さんが叱責するという構図がずっと続くんですけど(たまらん)ここがその最初のポイントでした。

「リーダー、うるさくしたらダメって言われたでしょ。2班3班でもここ使わせてもらいたいんですよ」

なんて怒られながら爆笑するリーダー。ちょっと逆光で眩しそう。森崎さんという方が、しかも繁多寺という場所で大声を使えないという残念すぎる状況には、じわじわ来る面白みがありました。離れたところから様子を見ていた住職さん的風貌の方は、この様子を見てにこにこしてたっぽい。それはそうと、よく来たね!と言わんばかりの満面の笑み!!!大変癒されます。

その後「繁多寺」と書かれた吹き出しボードを持ってのフォトセッション。手書きで「ぃぃぃぃ〜!!」と書き足しているところがとてもとても良い。かわいい(語彙力の欠如)。

……この辺りリーダーに会えたのが嬉しすぎて話してた内容結構吹き飛んでるな。

ツアー楽しもうね!!的な挨拶があった後リーダーと河野さんは退場。後から(初日夜トークショーで)聞いた話ですが、繁多寺での待機場所は御朱印の授与所のあたりだったとか(寺務所かな?)。こっそり覗いた時すでにツアー参加者の方が御朱印をもらいに来てて、「めっちゃいるじゃん!!」ってびっくりしたんだって。森崎さんの御朱印(?)プリント、売るなら買います。頼んだぞオフィスキュー

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おわしますは薬師如来様。

繁多寺では冨貴をお祈りできるとのこと。その人に見合った収入が入ってくるようになるんだそうな。

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後ろから回って鼻の下に指添わせて「えへへへ〜」やってた人がたくさんいたよ。

実は繁多寺、ガイドさん曰く霊場の中でもかなりマイナーなお寺さんで、大型バスが6台も連なって行くようなところじゃないんだそうです。すぐ近くには石手寺という駐車場の広い有名なお寺があって、ガイドさんはずっと不思議そうにしていました。  

森崎さんのこと知らなかったんだとしたら相当謎なツアー御一行さまに見えただろうと思いますし、今後ますますその謎は深まったであろうと想像します(詳しくはこの後すぐ後述します)。

松山城🏯

バスはまっすぐ松山城に向かいまして、みんなでロープウェイを使い本丸広場を目指します。

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乗るぜ。

以前来た時はわんこ連れで来たので裏側の獣道をのさのさと登ったのですが、ロープウェイだとあっという間でした。とはいえ乗降場から本丸まではもうひと頑張り必要で、ずらずらと並んで坂を登ります。本丸に向かう途中、先に登った号車の皆さんが何やらにこにこしながら降りてくるので登りながら色々と察しつつ、首から下げたカメラを握る手に力がこもります。

あまり気にしていなかったのでたいした問題ではなかったんですが、ロープウェイを登る時からこういうアナウンスが流れていたんですね。

「本日の天守への入場は終了いたしました」

そう。我々は今おそらく、森崎博之に会うためだけにこの坂を登っている……!

ガイドさんも困惑するというもんです。だって観光時間終わってんだもの。

広場に出ると、和装にちょんまげカツラの河野さんと、いばらの森でお馴染みのモリ侍が待っているではありませんか!しかもモリ侍、どうやら一般観光客の方のお写真を撮って差し上げている……。何とも言えないそういうところだぞ……!感。

ここで号車ごとでの記念撮影となりました。「(時間が)押してる!」とのスタッフさんからのお言葉を受け、きゃっきゃ言いながらみんなで並びます。私は後方でセンター寄りだったのでモリ侍の近くだったんですが、カツラがあるからより頭がでかい。すごい。

森崎さんからの「5号車は仲良いの〜?」との問いに、全員が声を揃えて「う〜ん」と答えたので今振り返るとこの時から我々5号車のチームワークはバッチリであったのだと感じます(この後めちゃくちゃ仲良くなった)。

この写真はオプション購入となるのですがおそらく全員が購入していました。ここが最初の「ちゃんと声が出せる」グリーティング箇所ということで、河野さんの笑い声に引っ張られてかもしれないですが、写真に写っている全員がめちゃくちゃいい笑顔をしておりまして、こんな大好きな写真ある!?と思うほど、大切な一枚になりました。

写真を撮ったらすぐに移動しないと行けなかったんですが、松山城をバックにリーダーがポーズを撮ってくれたのでプチ撮影会スタート。

「ここまで登って来たのに……目の前に松山城があるのに……(観光できないのね)」とリーダーは若干眉を下げて笑うのですが、おそらくその場にいた全員が松山城観光などどうでも良いことだと思っていたのではないかと感じます。これはそういうツアーなんだ。

撮影会が終了すると、リーダーたちとはまたしばらくお別れです。大変満たされた気持ちでお城を後にする一同なのでした。

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帰りはリフトにしました。風が気持ちよかですたい。

松山城〜琴参閣

急いでバスに乗り込むと、香川に向けて出発進行です。いよかんソフトが大変気になったのですが、我々の号車は「寄り道せずにまっすぐ戻れ」という指示があったので大人しく戻りました。途中ポンジュース自販機があったので、こんなものを買って飲みました。

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どうでしょう班のほうがまだゆったり飲食してたんじゃないか説。

染み入る。

バスは道後温泉や坊ちゃん列車、正岡子規記念館など、有名な観光地を総スルーしながら松山の街を駆け抜けていきます。別に松山に明るいわけではないんですが、ガイドさんが「ここを素通りしております」と丁寧に逐一教えてくださったんですよね。どうやら四国を中心に長年活躍されている、歴戦のガイドさんのようでした。要所要所で「なぜここを見ない」という心の叫びが言葉の端々から滲み出ます。

そう、松山といえば伊予鉄です。車窓から何台も拝むことができました。全部の車両じゃないですが、いよかんカラーがぎゃんかわなんです。バスもこの色なんですよ素晴らしい〜〜

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かわいい!!!!!!!!!!!!

ここからツアーの中では結構長めの移動となるわけなんですが、寝かせてくれない仕掛けがご用意されておりました。

森崎博之のジャンジャンジャンプ! 出張版」です。

みなさんご存知ジャンジャンジャンプ。え?知らない?……何やってるんですか!!!!早くradikoいれてくださいよ!!!北海道はHBCで日曜22時からやってるリーダーのラジオ番組ですよ!*1

全国的なラジオの知名度はさておいて、ツアー参加者内での知名度は知らない人を数えた方が早いくらいの割合なわけです。加えて同じ号車には普段ラジオを聴いてたらめっちゃ名前を聞く有名リスナーさんがごろごろいました。今のご時世だとハガキ職人ならぬメール職人とでもいうのでしょうか。ここまでの道すがら名札を拝見したりして、いちリスナーである花本は静かに興奮していたんですよ!

ラジオは翌日に控えた「森崎リサイタル」の予習とも言える内容で、リーダーが今までに作った全曲を発表順に楽しめるというもの。2012年ジャンボリーで披露された「ひとつのキセキ」のような音源配布されてないものも入っていてすごくレア感がありました(データで欲しい)。本来であれば「オヤシラズのように」で「抜けー!抜けー!オヤシラズー!」とコールして盛り上がったりしたんだと思うんですが、我々が乗っていた号車はちょっとしたアクシデントでそれどころじゃなくなっちゃったということもあり、割とみんな静かに聴いていました。シートベルトちゃんとしててよかったなぁ。

あと、トイレ休憩に際してラジオ内で小学生みたいな下ネタトークがあったんですが、リーダーから「いつもは放送コードを気にして抑えてるんだ」という耳を疑う発言があり冷静に「ほう」と思いました。※先ほど脚注に記したドレスコードはこのラジオのジングル等でも使用されている有名なものです。

初日トークショー&琴参閣で一泊!

琴参閣さんは金毘羅宮近くの温泉宿です。「おにぎりあたためますか」で出てきたことがあったり、映画「UDON」撮影時の定宿だったりと色々由縁がある様子。どうでしょう班が泊まったという説も見かけました。我々の号車は件のアクシデントで到着が遅れてしまっていたので、急いで部屋に荷物を置いて宴会場へ走ります。先述した通り同号車のメンバーはほとんどがお一人様エントリーで、基本的に相部屋です。どうも、同世代の同じ性別の人という組み分け方をしているようで、ほぼ同い年の女性4人部屋となりました。わーい。宴会の席は部屋ごとで抽選だったので、4人でじゃんけんをし、一番勝ち運を使っていない最弱のやつがくじを引こうということになりまして、見事じゃんけん最弱王の名をほしいままにした私は勇んでくじを引きました。まずまずの結果で本当に良かった……!

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初日の夕飯です。炭水化物部門では鯛飯とうどんが殴り合っていましたが海の幸にあふれた贅沢ごはんでした。美味しかったです。なぜ蓋を取ってから撮らないとかツッコミやめてください。本人が一番落ち込んでいます。

ご飯があらかた済んだら、いよいよトークショーの始まりです。先述のラジオのパーソナリティとしてもおなじみのオフィスキューコンテンツ部課長のぼるさんとJTBのイケメンご担当者さんハマシーが前説で出てくるので準備を早々に整えられます。

今回河野さんに率いられ会場に登場したのは……湯けむり殺人さん。

これわかんねぇ人には一生つたわんねぇなぁと思うので登場回が収められた円盤への導線を引く形にてにて解説を終わらせていただきます。いいから黙って見るんだ。

ハナタレナックス 第3滴 -2005傑作選-

ちゃんと桶で「おけ〜!!」ってやってくれるんですよ。はぁかわいい。

メインイベントの一つは大声対決。詳細は明かされないままでしたが、号車対向イベントがあることだけは告知されていました。各バスの代表者一名がステージに上がり、叫んだホーン数を競い合うというもの。優勝した号車にはうどんぴっぴというお菓子が配られるということでしたが、多分あれ「揚げぴっぴ」のことだろうなぁ。

語尾の母音が「あ」の方がスコアが伸びやすいというアドバイスも受けつつ、みんな思い想いのワードを叫んでいました。「一番好きな人の名前を言います!」からの「りーーーーだーーーー!!!」は基本。森崎さんのまぁ〜嬉しそうなこと。リーダーが嬉しそうだとこっちも暖かい気持ちになりますね。お一人、ご夫婦で参加されてて奥さんが代表者をされていた方がいらっしゃったのですが、一番愛する人の名前がリーダーになってしまったので、旦那さんいじられまくってました。おいしい。

みんなで一斉にタイトルを叫んだ時に、語尾が「あ」の形の方が響きが良いから、自分が作った本公演作品のタイトル末尾は「R」なんだ、なんて話も出てました。

この大会が終わった後、リーダーから翌日朝に向かううどん屋さんの発表・解説がありました。 全6店、バスが6台なので、それぞれ別れて割り当てられたうどん屋さんに向かうわけです。朝食後すぐに。実は琴参閣に入る前、バスの中で添乗員さんから翌日の行程説明がありました。

「えーと、明日はみなさん宿で朝食をとられた後、すぐにうどん屋さんに移動します。そこでうどんを食べて、金毘羅宮散策をした後もう一度昼食にうどん、その後はいちご狩りの予定です。明日は厳しい1日となりそうですので、朝食量の調整等ご検討ください」

……だからみんな正式ツアー名称*2使わずうどんツアーって言うんだよなぁ。

話を戻します。リーダーたちは我々がくる前日に香川入りしていて、前日と当日で該当うどん店を全店まわり、解説用の写真を撮って回っていたようでした(もちろん全店でうどんを食べてます)。 そんな撮れたてフォトを背景に、各店のうどんの魅力をリーダーが語ってくれます。さすがプライベートで香川にめちゃくちゃきてると豪語するだけはある。こういっちゃあれですがおたくのそれです。熱さが尋常ではない。うどん愛が炸裂していてめちゃくちゃ可愛かった。あと、うどんを食べる自分の写真をスクリーンに出しながらの解説なので、「目の横に小さいほくろがあるんですよ。かわいいでしょ」とかお茶目コメント入れてくれるのが最高でした。河野さんとのツーショットみて「これいい写真だなー!」とおじさん二人してしみじみしちゃってたのも和みました。

結果、私が参加していた5号車は、翌朝「海侍(かいじ)」さんに伺うことになりました。

ショーの終わり際、予定にあったわけではないんですが、その場の雰囲気で「つぼみ」の 大合唱が始まりました。だって「歌おう!」ってリーダーが言うんだもん!マイクをこっちに向けてくれるリーダーの表情がとってもにこやかで気持ち良さそうで、すごい幸せな時間だったなぁ。

さてその夜。部屋に戻るとお布団がすでに引かれていました。完全に修学旅行ノリになっていた同室メンバーは、配置をちょこっと変更しこんな感じに。

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これは好きな子発表するやつやわ。 

「ねーねー、誰が好きなのー?」

「私は森崎くんかなー」

「そうなんだー! 私はねー……安田先輩♡」

「きゃー!!///」

CUEファンのノリの良さたるや。すーぐエチュード始める。確認ですけどさっき会ったばっかの人ですよ。

「香川で一泊!(布団ガバァ!)」

というどうでしょうのお決まりのやつもやりました。正直、楽しいがすぎる。大浴場で文字通りの裸の付き合いをした後、我々の部屋に何人か集まってカードゲームをやりました。持ってきてた方えらいなぁ。「UNO」のラスイチコールを「ぬぉぉぉ!!」に改変して楽しんだり、一番くじのどうでしょうカルタをやりました。f:id:hanamotohodaka:20180520033602j:image特にカルタは本当に白熱しまして、「クアンカの……」バンッ糸ようじッ!!」的な決まり字覚えてないと取れないレベルにまで発展しました。

私もこのカルタ持ってるんですけど完全に観賞用になっているので、誰かとできる日がくるとは……とめちゃくちゃ感激しました。多分お開きになったのは2時ごろ。前日楽しみすぎて全然眠れなかったので、すんなり寝落ちることができました。

2日目 〜うどん店

おはようございます。アラームはPARAMUSHIRのメインテーマでした。朝から大変にアガります。せーのっ

なんやかんや朝食をしっかり食べ(美味しかったんだもの)バスへと乗り込みます。

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おかずが美味しくてねぇ……うどんが待ってなかったらご飯おかわりしたねえ


集合時間は8時35分です。香川には早朝からやっているうどん屋さんも多数存在するとのことで、うどんに対する心意気が凄まじいなと感じます。

気になったんですけど、こっちで出会う人みんな「うどんは別腹」みたいなことをにこにこしながら言うんでびっくりしました。

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移動中に見た讃岐富士です。立派!

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海侍さんでいただいた「ひやかけ(小)」と「鶏とれんこんの天ぷら」。朝食ちゃんと食べたのにするんと入りました。めっっちゃ美味しかった。ここ海侍さんにはリーダーのサインと、リーダーが描いたモリ侍の絵がありました。

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侍つながり

さて、このあとは琴平に戻って金毘羅宮散策です。実はこれ、私たちがそういうグループだっただけで号車によってはここでうどんを食べた後すぐにうどんを作りに中野うどん学校に向かったようなんですよね。なんというか、すごいうどん馬鹿が行程組んだんじゃないかみたいな雰囲気があって大変ほのぼのします。褒めてますよ。本当です。……本当だっつってんだろ。

金刀比羅宮参拝

こんぴらさん散策は参道の入り口で解散したのち完全に自由行動なので、必ずしも上まで上りきらないといけないわけではないんですが、せっかくなので上ろうということになりました。なやむ(786)から一個引いて御本宮まで785段(本当は786段だけど、「なやむ」になるのを避けるため、途中に下り階段を一段作ってマイナス1しているって話もあるんですよ!面白い!)。かんかん照りだったのでとても汗をかきました。個人的には実に14年ぶりくらいの参拝。すごく懐かしかったです。

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同じ「愛麺家」Tシャツをきた面々でぐんぐん上ります

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緑がとても美しかった

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もう一息!


御本宮まで上りきると、風がすーっと抜けていってとても気持ちが良かったです。お久しぶりです、なんて言いながらお参りして、みんなでおみくじを引きました。

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わんちゃん!かわいい!

だいたいみんな同じようなタイミングで参拝できたので、上りきった同じ号車のメンバーで、集合写真も撮りました。
📷「はいリーダー⭐️」

👪「おい〜〜!!!」パシャリ

語尾の母音も「い」ですからね。みんな元気ににっこりの素晴らしい掛け声だと思いました。にしても、こんな掛け声で写真が撮れる空間にいま自分がいる幸せたるや。

次の集合時間を考えるとあんまり長居もできなかったので、きた道を気をつけてせっせと下っていきます。

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神様が乗る神馬。ため息でそうなほど綺麗でした

ツアーには全然関係ないんですけど地名好き的に気になって仕方なかったことを家に帰ってから調べていたんですけれどもね。

そもそも、こんぴらさんがあるのは「琴平町(ことひらちょう)」という町です。前々から可愛い地名だな〜なんて好きだったんですけど、こんぴらさんの正式名称は「金刀比羅宮(ことひらぐう)」、愛称は「金毘羅(こんぴら)さん」です。微妙に漢字が異なるんですよ。この感じ、九州の「玖珠」と「九重」と「久住」のやつに似てます。こういうややこしや〜なところを紐解くと、歴史の流れが読めて面白いことが多いんだよな〜っと思って調べてたら、さすが歴史ある神社。神仏習合から廃仏毀釈までの濃い話がたくさん出てきたので興味がある方は調べてみてください。

金刀比羅宮 | 由緒 一応公式サイトのリンクをば。やっぱり入り口としてはここからだと思う。

中野うどん学校

自由散策を終えて再集合するのがこの場所です。おそらく香川では有名なアクティビティなんだと思いますが、ツアーの下調べをしなかったのでこの学校がどういうところなのか全然知らなかったんですよね。あ、でもうどん作りが学べるんだろうなあとは思ってました。実際は学校の皮を被ったダンスホールだったんですけど。🕺ポゥ!

6人くらいで1チームになって、みんなでうどん作りを行います。最初に校長を名乗る方から「入学おめでとう」と言われるわけでございまして、そうなると必然的に立派に卒業しなければならなくなるわけでございます。時間の都合もあってか、この後食べるための簡単な作業のものと、今日食べることを想定してないタイプの生地作り体験の2パターン構成になっていました。うどん作りの道は簡単に聞いただけでも奥が深く、季節によって塩分配合量が変わったりするんですね。校長先生の言うことをちゃんと聞きながら、落第しないように作業を進めていきます。

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すでに出来上がった生地を伸ばして切ったやつ。この後食べるよ!

どの辺がダンスホールだったのかと言うと、生地をこねる作業、生地を踏む作業の時にそーれはもうノリノリダンシングな曲がたくさんかかってたんですよ。「A・RA・SHI」とか金爆の「女々しくて」とか「YMCA」とか。当然のようにタンバリンの配布があったのでびびりました。客側も盛り上がるプロ集団ですので、それはもうみなさん弾けてました。ちょうど私がダンシングヒーローにノりながらうどんをふみふみしていた時、それはもう突然に扉がバーーン!しまして学生服姿の河野さんが飛び込んできました(39学園の制服かと思われます)。よく聞こえなかったんですが、なにかおいたをして「森崎先生」に追いかけられてるということらしい。そう、追いかけられてるということは追いかけて入ってくるんです。森崎先生*3が。

も「うーーるさいぞお前らーーー!!!!!」

いや、森崎先生至近距離で見られるのめっちゃ感動します。めっちゃ歯が出てるし、写真撮影用にその状態でいろんな方向向いてくれる。

生徒「目線こっちお願いしまーす!」

も「あ、はい笑」

キャラからうっかりはみ出てしまうご本人のいい人みが実に尊い……😭🙏このほかに、「隣の教室で授業やってたのにうるさいぞ」みたいなことを言っていたような。この後の流れが秀逸で、参加者は床にうどんを残したまま通路を開けて、二人は河野くんを追いかける森崎先生と言う構図のままで全部のうどんを踏んで回るんですよ。森崎先生は右手にメガネのアーム、左手に腰、の姿勢のままちょっとずつ進みます。めっちゃシュール。そのうどんはチームのみならず河野さんとリーダーとの共同作業で作ったことになるので、考えた人天才だなと思いました。

森崎先生といえば「校長先生になりたい」人なので、「羨ましいです〜」なんてへこへこしながらうどん学校の校長先生に絡みに行くんですけど、この校長がまた筆舌に尽くしがたいタイプの本当に独特な方。なんともいえないケミストリーが起きてました。

も「こいつ(河野さん)がハゲハゲってうるさいんですよ!確認してもらっていいですか?」

校長、リーダーの髪の様子をさまざまな角度からまじまじと確認

校長「まだ大丈夫です」(マイクを森崎先生に渡す)

も「校長、絡みにくいです……笑」

ど う い う く だ り ?

ひとしきりトークをした後お二人はまたうどんを踏みながら退場となるわけなんですが、退場曲がAKB48の「会いたかった」。サビ歌詞の「YES!」のところで森崎さんが膝曲げてジャンプするんですけど、それがま〜〜かわいい。鼻血出そう。撮った写真を後から見たらめっちゃ高く飛んでてたまげました。役者さんの身体能力ってすんげえなぁ。

この生地はチームで相談して代表一名が持って帰りました。都内に戻ってから、LINEにて美味しくうどんとして転生された画像を頂戴したのでとてもほっこり。

この後最初に作ったうどんを、チームみんなで釜揚げにして食べました。美味しかった♡

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結構茹でます

最後には卒業記念品として麺棒もらえるんですよ。お家でもうどん作ってみようかな。

 〜いちご狩り

うどん作りを終えてバスに戻ると、松山城での集合写真の配布が始まっていました。ここで初めて写真を見ましたがほんっとにいい写真で、ずっと見てられるというか、にこにこが止まらないといった具合でした。いちご狩り会場に向けて出発すると、これまで見所案内を続けて来たガイドさんも小休止。ここの移動はこの旅唯一と言っても良いすやすやタイムでした。私はというと、その、ずっと、「おっぱい」をね?探していたわけなんですけれども……。ややっ、私が変態的思想をここで突然披露したいわけではなくて。ツアー前に配られた指南書たる旅のしおりみたいなものに書いてあったんですよ。「四国の山はぽこぽこしていておっぱいみたいだから、自分だけのお気に入りおっぱいを見つけてくれ(要約)」と。

ということで、ここでわたしのお気に入りのおっぱい山画像を一挙掲載です。

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生意気な感じが良い

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可愛らしい

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これが例のつるぺたなんですけどこれ山自体どうなってるんだろう

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車窓から見えたことでん。いつか乗りに行くけん待っとけよー!

こんなところに混ぜ込んでしまって高松琴平電気鉄道株式会社様に本当申し訳ない。深くお詫び申し上げます。🙇

小一時間ほど走って、いちご狩り会場である「森のいちご」さんに到着。

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ユニークなキャラクターがおしゃれです

到着するとすぐに農園スタッフさんがバスに乗り込んできて、美味しいイチゴの見分け方を紙芝居レクチャーしてくれます。昼下がりでぼんやりしている頭ににその内容を叩き込んで、いざ、いちご狩りスタートです。狩ってやるぞ〜

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ハウスの中にはいろんな品種のいちごがあって、スタッフさんに教えていただいた内容を参考に探すとどれも本当に甘くて美味しい。朝からずっと何か食べてることなんて忘れちゃうくらいぱくぱくいけてしまいました。

この時、なぜだかわからないんですが私は完全に油断しきっておりまして、装備こそ構えて行ったものの普通にいちごを堪能して終わるのかと思ってたんですよ。そしたらね、急にハウス内騒然としまして。なんとハウス真ん中あたりに脚立を抱えたリーダーと河野さんが!!!「あぐり」のつなぎで現れまして!!!

目の高さで高設栽培されているので、基本的に目の前には葉っぱがあって遠くが見えにくいのです。だから本当にぎりぎりまで気がつかなかった。

脚立に乗った二人を参加者がぐるっと取り囲んだんですけど、拡声器で話す関係上「音の死角」があるんですよね。リーダーが話している内容を河野さんが反対側の人に通訳するという流れがあったんですが、話の内容がいちごや農法に関する専門トークだったのでどうしても途中で通訳が適当になるんです。よくできたコントです。リーダーの話す内容に対して、「ええ〜!」とか「おお〜!」とかオーディエンスの反応がすごく良かったので、それに対しても楽しげでいらっしゃいました。幸せ空間。

リーダーのつなぎが赤で河野さんのが緑色だったので、体型バランスは逆だけどいちごみたいだねって笑ってました。葉っぱごしに見ていたから、余計に二人とも妖精さんみたいに見えましたよ。

中には二人が話してるのに遠くで狩りを続けていた猛者がいたらしく、それに対してはめちゃくちゃ突っ込んでました。面白すぎる。どなたかわからないけどすごい方です。

去り際、リーダーがいちごを食べようとするポージングでサービスショットを撮らせてくれたのですが、アイドル誌の撮影会か何かかと思いました。「かわいい」がなんたるかをわかりきっていてマジであざとい。そこが好き。

5人組グループでひとり可愛い担当がいるのはよくある話だと思うんですが、ナックスの場合それが最年長のリーダーなんだよなぁ。

あと、前日夜のトークショーもそうだったようなのですが、リーダーがファンサービス旺盛すぎてスケジュールがめっちゃ押してるんですよ!!って河野さんに怒られてました。ご本人それ聞いて爆笑してたし、我々も笑ってましたが実際心の中ときめきの嵐ですよ……!なんやねんその素敵エピソードは!

行程上ではこの後栗林公園に行くことになっていたのですが、リーダーご自身が「この後リサイタルのリハに行くから、みんなゆっくり来てね!」なんて言ってしまうもんだから、「公園こないのー?」という話になってしまって。

も「行かない……(´・ω・`)」

……こんときの表情がなんともまぁ可愛かったです。すでに可愛さ飽和して大変なことになってるけど。

それに対しても「だから!!あなたツアーがなんたるかわかってない!!僕は何回もやってるから知ってるんです!!時間が押すとどれだけ大変とか!!そういうの言っていいとか悪いとか!!普通は!!こういうこと!!やらない!!」みたいな内容で河野さんがぷんすかしてて、怒れば怒るほどリーダーがそれはもうげらっげら笑うので超尊かった。尊み秀吉最高検地。

撮った写真を振り返るとね、二人がげらげら笑ってる写真ばっかり収めてるんですよ。やっぱり私は二人の笑顔が大好きです。あと「つなぎ」って身体のラインが結構見えて最高ですね……!?腕やら腰やらお尻やらの写真が出るわ出るわ……(あとから号車LINEでそう言う話が出てたので、こういうの自分だけじゃないよねってホッとしました)。自分自身で撮影ができるからこそ、ですね。

写真を撮り損ねたんですが外にうさぎさんとやぎさんがいて、いちごのヘタをもっしゃもっしゃいっぱい食べてました。あまりに可愛かったのでうさぎさんに食べさせながら「きみ永遠に食べるの?」などと口走ってしまったんですが周りの参加者さんに「それはないでしょ笑」と突っ込まれました。そりゃそうやわ。

栗林公園

お庭の国宝とも称される、「特別名勝」の栗林公園。先述の一件でリーダーが来ないとわかっているので、夕暮れの中とてものんびりした散策となりました。文化財庭園としては日本最大の大きさを誇るとのことで、ガイドさんからは遠回りをすると集合時間に間に合わないかも?というお話もありました。

旧日暮亭が綺麗そうだから行ってみよう、なんて回ったんですけど、ちょうど改装工事をしていて景観は拝めず……残念。もみじも綺麗で、季節ごとに色んな表情を見せてくれる公園なんだろうなと感じました。

とても頭が悪い表現で恐縮なんですが旧日暮亭近くの滝のちょうどいいところに鳥さんがいてですね。「いかにもモデル」「絶対いくらかもらってるでしょ」という面構えに感激して写真ばしゃばしゃ撮りました。あのアメージングバードは一体どういう名前なんだい?

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外国人観光客にまじってめっちゃシャッターきった

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富士山に見立てて造られたといわれる築山「飛来峰」からの眺め。後ろの紫雲山雄大です

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水が綺麗だったので。枯れたことのない湧き水なんだって

見学を終えると、いよいよ森崎さんが待つ丸亀に向かって出発となります(正確には我々の号車は宿泊先は宇多津のビジホだったのでそっちに寄って荷物を置いてからになるんですが)。二日目は、昨日も同じ部屋だったAちゃんとの二人部屋となりました。シングルの方も多くいらっしゃったみたいなんですが、もしもこの日一人部屋だったら、精神を安定させられず、寝るのにすごい時間かかったんじゃないかなと想像します。この後、感情が大洪水を起こして、えらいこっちゃになったからなぁ……。

ね。覚えている限り、書けることを残してみますね。

森崎リサイタル

会場に着くと、昨晩同様部屋ごとに別れて席の抽選が始まります。後方となりましたが、毎年冬にやっている事務所全体でのファンミーティングで言うところの真ん中くらいの位置だったので全然良席。あの会場にいた人はだいたいどこに座ってもちゃんと拝めたんじゃないかなぁ。イベント中会場内度々回ってくれたしね。

前方にステージがドーンとあって、荒々しい文字で「森崎リサイタル」と書かれたボードが吊るされています。いよいよ始まるんだな……このツアーのメインイベントが……!席に着くやいなや、入念にカメラの調整を行いました。なんだかこっちが緊張してドキドキします。

最初はファンミーティングと同じようなスタイルでのフードファイトです。美味しいお料理が続々運ばれてくるんですけど、あんまりゆっくり食べてるとイベントが始まってしまうのでみんなテンポよく食べていきます。ちなみにメイン料理はうどんでした。これで完璧に朝昼晩うどんです。行程を考えたうどん馬鹿の策略にまんまとはまっている。

のぼるさんとハマシーコンビが食事の説明をしてくれたあと、しばらくすると河野さんがマイクを持って壇上に上がってお話が始まりました。つまり、そろそろ来るのです。主役が。

さてどこから来る!?と身構えたところに、暗転からのピンスポ。ライトは後方ドアを照らします。扉が開いて、登場するリーダー。会場内に大きな歓声が響き渡ります。結構近くだったので、ピンスポが眩しくてお顔は全然見えなかったんですが、シルエットだけでももうカッコ良い。あまりに歓声が大きかったからか、リーダー、そのまま一度扉の中に戻ってしまいました。おちゃめ……。ふたたび出て来て、会場内をぐるっと回りながらステージへ。黒いタキシードがピシッと決まっています。

ツアー中、事あるごとに\フーーー!!!/と歓声をあげていた参加者たちは、リーダーが登場しては\フーーー!!!/、河野さんのマイク不具合が治っては\フーーー!!!/、と逐一大盛り上がりしていたんですが、「お前らはなんでもかんでも\フーーー!!!/って言ってておかしい、しかもリアクションがちょっと古い!」とリーダーに指摘され大喜びしていました\フーーー!!!/(どうやら二班の皆さんもこんな感じだったみたいですね笑)。ひといじりあった後、リーダーの掛け声でみんなで乾杯!

さて、ここから始まるは森崎博之ワンマンショーです。様々な企画が続きます。

リーダー論、再演

TEAM NACS 20周年の時に全国を回って行われた「XX(通称:ちょめちょめ)」イベント。各メンバーがそれぞれ責任企画を持っていて誰の回に当たるかは各公演ランダムでしたが、高松公演ではリーダーがご担当だったそうな。

リーダーの企画は「リーダー論」というタイトルでのパワポを使った講演会だったのですが、最初はその再演が行われました。これはかなり嬉しかった。そしてダヴィンチ編集部ありがとう。。。

ご自身のPCを持ち込まれていてスタッフのTJさんが設定を始めるのですが、これがなかなかうまくいかない笑。実は前日の大声大会やうどんプレゼンの時も若干写り込んではいけないものがスクリーンに出てしまっていて、今回もリーダーの私物PCのデスクトップが写り込んでました。「田園風景なのが知れ渡っちゃったじゃないか!」なんておっしゃってましたが、私自身普段デスクトップ見せられないタイプの人間なのでこういう光景ちょっとひやっとしますね。

これ。

のぼるさんも出て来てしばらく格闘したのち、ようやく設定ができました。会場に轟く「TJ!TJ!」というコールに、リーダーと河野さんは大爆笑。つくづく、スタッフさんも愛されている事務所さんです。リーダー論の中身については割愛しますが、プロフィール欄に「娘ひとり」が追加されていたことにみんなにこにこしてました。それはそうと、赤ちゃんがいるご家庭のパパさんをこんな長期出張に連れ出してしまってるんだよなぁ……とも。何かとエピソード伺う度に奥様すごい方だなぁっていつも思います。ご家族での時間を何卒たくさん確保されますように……!と立場上どこにどう願えばいいんだみたいな想いをよく抱えています。我々にできることは、応援。それのみ。

絶叫ーッハミングドン

ハミングドンとは、リーダーが長年ラジオ番組等でやり続けている企画で、リーダーが音程を非重視してハミングしたものに対しなんの曲か当てるというものです。会場中をぐるっと闊歩しながら問題を出し続けていきます。わかった人は挙手して答えるんですが……正直一問も分からんかったです。答えを聞いても「ほんまか?」と思ってしまうレベル。逆に正解した人はなぜ当てられるんだほんとすごい大尊敬です。毎回歌う前にちゃんとキリッと顔を作るところが面白かったのと、個人的には「宙船」をやった後、「応援の気持ちを込めて」って一言だけ添えてたところが、同じくグループで活動しているリーダーの背中って感じがしてかっこよかったです。

リアルもRe:(レス)

もレスとはモバイルファンサイトでリーダーが持っているコーナーのことです。軽いものからしんどそうなものまでいろんな質問・お悩み相談コーナーと化しているんですが、リーダーはそれにだいたい1年遅れくらいで返答をしています。それを申し訳なさそうにしてたんですけど、こちらとしては全然気にしてないしむしろなんて律儀なんだと感涙の極みというもんです。答えてくれるだけでありがたいから、無理ない範囲でゆっくりのんびりやってほしい。

で、今回は1日目に回収した質問用紙から、いくつかその場で答えてくれるよ!という企画です。

まず、

「なんでそんなにかっこいいんですか?」

という問いに、客席指差しながら

「お前たちがいるからだぁぁあー!!!」

と叫んでいたのが可愛かった。その後、「メイクさんとかに綺麗にしてもらってるからだよ」と身近な支えてくれてる人のこともちゃんと足すのがすごく森崎さんらしい。

「俺はお前たちを抱きたいぞー!!」

 というワードもどこかで聞いた覚えがあるんですが、これどこのコーナーだったかなぁ。

あと、共演してみたい俳優さんを問われた時に

「四人います」

と言った後、指をおりながら「安田顕」「戸次重幸」「大泉洋」「音尾琢真」、とメンバーの名前を一人一人挙げていたんですよ。「ほんとだよ。共演したい人って言うと」って笑ってたけど、なんか本当にすごい人だなって。先ほど「リーダー論」の中でご自身が話していたリーダーの形を地で行ってるんですけど、「チームのことを一番愛する境地」に立つとこういうことになるんだなってちょっと震えました。

一班で起きたこのコーナーの大事件といえば「「つぼみ」歌詞解釈確認事件」ではないかと思うんですけど(勝手に事件化して恐縮ですが)、リーダーがこの世に産み落とした名曲中の名曲「つぼみ」の歌詞の解釈がこれであっているのかという問いに「実演しましょう」と質問者を登壇させて椅子を並べてアクションしたんですよね。問題の箇所がこちら。

ねえ 遊園地 観覧車

てっぺん着いたら

近づいて 抱き寄せて静かに

目を閉じさせて

改めて、なんつー破壊力のある歌詞なんだ。。。

質問者さんは、これは二人は横並びで座っていて、てっぺんに着いたら肩を近づけ、頭をこてんとさせてくれということか?と聞いていて、まずそれを実演したんですが(これだけでも結構やべえ)森崎博之大先生の答えはこうでした。

「これは、向かい合ってるんですよ。でね、観覧車っててっぺんまで行くと、一番高いから、外から、誰からも見られない二人だけの状況になるでしょ」

そう言いながら、質問者さんのすぐ目の前に座り直すリーダー。

「だから、てっぺんまで行ったら……」

そう言いながら、リーダーは質問者さんの方へ体を近づけていきます。思わず体が仰け反ってしまう質問者さん。会場を包む悲鳴に近い声と息を呑むような緊張感。その後「わはは!」と笑った後「目を閉じて」何をするかは言わずに「抱きしめる感じ」とコメントし質問者さんと握手してその場は終わるんですけど、なんかその時の迫っていくリーダーの表情が本当に忘れられないんですよ……!形容し難いんですけれど、照れつつも、何かを試しているみたいにもとれる少年的なずるい笑顔。これは生粋のモテ人間のしぐさ……!恐ろしい人……!

終わった後質問者さんは完全に骨抜き状態だったようにお見受けしたんですが、実際自分があの立場だったら死ぬと思いました。ずっっと見つめられてたもの。

その他にも、北海道以外の故郷といえば?と聞かれ「香川だなー」、とか「リーダーのおでこと髪の境目がどうなっているのか気になる」と書いた方に実際に境目を触らせてあげるなど、どの質問もサービス精神爆発な受け答えでこのコーナーは幕となりました。

レアグッズ大抽選会

ファンミーティングでもおなじみの光景となっている抽選時の箱から紙を散らかしまくるアレなんですが、 勢いよく元気にやったものの、なんと一発目で怪我をされてしまった模様。人数がいないんだからやったらダメ!+怪我!?何やってんの!!??という意味合いでまた河野さんたちに叱られてました。しょんぼりしていたリーダー、心配もしたけど子どもみたいで可愛かった。。。当たった人みんなと、しっかり握手してました。

リサイタル

ここまでですでにかなり充実した企画が連続していたんですが、いよいよこの時がやってくるわけです。参加要項の段階で告知されていたメインイベント、リーダーの全11曲リサイタルのお時間。とはいえ、イベント時間の使い方的に途中から察してはいたんですけど、そのうちの8曲はメドレー形式でオケをかけながらざざーっとやりました。それこそサビだけとか。一曲終わるごとに拳を挙げてやりきった!みたいな表情をしてたのが超可愛かった……。ファン心的には全曲フルでやってくれてもええんやでという感じですが、体力的にもそれは大変だろうなぁとか、色々想像してしまいます笑。(でも、いつか本当にフル尺リサイタルやってほしい。ドリーム。)

ギターで弾き語りをします、と言って準備が整うと、早速ジャンボリーに向けた自称新曲である「夏色」を披露してくれました。前奏終わったあたりで河野さんが「ゆず!!!!!」と叫びながら飛び込んできたんですけどね。ギターの練習を移動の車の中でしていたら車内の雰囲気的にも飽きがきちゃって、「夏色」や「グリーングリーン」をやったらみんなで歌えて盛り上がったんだって。

笑いが落ち着いた後、ちゃんと歌ってくれたのは、全3曲でした。

一曲目は、2012年ジャンボリーで披露された「ひとつのキセキ」。震災翌年、みんなそれぞれいろんなものを乗り越えてまた集まることができたねって、そんな絆や奇跡が詰まった曲。(音源化してくれ〜〜)

二曲目は、「つぼみ」。みんなが、何度もなんども聴いている一曲。

三曲目は、「そんなのNACS応援歌」。

なんだかなぁ、自分の見たもの、ちゃんと言葉にできるかな。

リーダーの歌って、本当に心に突き刺さるんです。声質的なところも大きいと思うんですが、まっすぐまっすぐ、魔法みたいに届く。2012年ジャンボリーの副音声で藤尾さんが「不純物がない」みたいなニュアンスのことを言ってたと思うんですけど本当にその通りで、正直音程だとかテクニックだとか、そういうことではないんですよね。歌っていうか、それを通して私たちは心を受け取るから。歌詞の言葉選びが優しくて、力強くて。そんなリーダーがギター1本で私たちにいっぱい気持ちを届けてくれてるのがすごくすごく嬉しかった。途中で間違えたりしながら、慎重に、一生懸命歌うリーダーの姿を見つめていたら、自然と涙が出てきてしまって。

みんな聴き入っているから、会場に響くのはリーダーの歌とギターだけ。「つぼみ」のサビに入る前、リーダーが「一緒に歌って」ってちょっと弱い声で笑いました。あの時の表情が忘れられません。その声を聞いて、はっと自分の存在を思い出したような気がしました。

「そんなのNACS応援歌」はアコースティックバージョンの譜面をわざわざ持ってきてくださったのだと思います。「私この曲にたくさん救われたんだよな」「リーダーが紡いでくれた言葉があったから頑張れたんだよな」と自分にあった出来事を思い出したりしながら、力いっぱい、全力で歌ってくれるリーダーを見つめていました。

ツアーの途中、端々で、リーダーはこんなことを言っていました。

「ギターいっぱい練習したって言っても、こんなもんですわ」

「いやー、曲自体はいい曲作ってると思うんだけどな!歌手がな!」

「自分の歌にがっかりすることがよくある」

これ、もしも本気で言ってるんなら違うぞ、ということをちゃんと記しておきたいんですよね。リーダーご自身が歌ってくれるから届くことが沢山あるわけで、こうやって、どうしようもないほど「ありがとう」という想いが溢れて、止まらなくなってしまう人間もいるわけで。

演奏が終わって笑顔満点のかわいいリーダーに戻った後、「いつもは洋ちゃんがやってることやりたい!」と、投げキッスをしてステージを去って行かれました。

それはもうめちゃくちゃに可愛かったんですけど、残された観客サイドの気持ちとしては

「どえらいもんみたぞ……」「これは夢では……?」「……(言葉にならない)」

が多くを占めていたんじゃないかと。この会自体が私たちに豪速球でぶつけてきた「森崎さんという人の素晴らしさ」という概念ががでかすぎて、キャッチしきれず頭が完全にオーバーヒート。放心状態になってしまいました。

リサイタルが終わった後

我々は宇多津のビジホに帰るべくバスへと乗り込んだわけですが。余韻を引きずりすぎてみんなえらい表情をしています。これまで元気よく返していた車内でのコールアンドレスポンスにもキレがない。添乗員さんの「みなさん、どうしたんですか!?らしくないですよ!」という発言にみんな面白がって笑いはするものの、すぐにさっき見たもの、そして待ち構えている明日の現実に頭が引っ張られてしまうのです。

添乗員さん「明日はいよいよ、ツーショット撮影会ですね!」

……

添乗員さん「ポーズどうするか、寝ないで考えないと!」

……

待って。待ってくれ。本当に待って。……「ツーショット撮影会」。その存在は出発前から知っていました。だって行程表に書いてあったもの。でもね、考えないようにしてたんですよ。考えたらその場で丸太転がりしたくなってしまうくらい大変な思いをするから。

ファンミーティングでハイタッチの1秒間に何を伝え逃げるかでさえかなり頭を悩ますのに、どうやら明日は多少会話が成立するらしい。会話ってことは私の発言に対してレスがあるってことですか?は?死んじゃうのでは?

加えてここまで二日間リーダーと過ごしてきてもう「この人好き」のゲージなんてみんな振り切れてるんですよ。胸いっぱい。さっきあんなもん見せられちゃって用法用量で言うなら致死量を超えてきてるんです。こんなのおかしくならないわけがない。私の場合はもし身体能力が優れていたら10連バク宙くらいはしただろうと思います。どんくさくてよかった。それくらい精神が安定してなかった。

ホテルについて、ここまで仲良く楽しく過ごした号車のメンバーで記念撮影をして。

そのあとあまりに心が落ち着かなかったので同室のAちゃんとちょっと散歩をしました。海が近かったので、そこまで歩こうということにしたんです。

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夜の宇多津駅

Aちゃんとはツーショットどうしよう〜!なんて話もしたけど、それ以外のこともたくさんのお話しました。公演の感想とか、自分の好きなナックスのエピソードとか。話しているうちになんとなく心が落ち着いてきたような気もして笑。Aちゃんに限った話ではないんですが、同じものが好きな人で集まるのって、インターネットが発達したって言ってもまだまだ簡単じゃないと思うんですよ。だから、本当に素敵な機会に巡りせてもらったなって。感謝が尽きません。

ホテルに戻ると、フロント前のフリースペースが何やら騒がしい。同じ号車のみんなが、どうでしょうカルタをやっているところでした。昨日参戦してなかった人もたくさん!気がつくとこのメンバーは本当に仲良くなっていました。明日になったらみんなともお別れなのか、と思うと寂しくなってきてしまいます。

0時過ぎまでみんなで遊んだ後、三々五々部屋に戻っていきました。

そうなるといよいよツーショットという現実に向き合わなくてはならなくなってしまったので、自室に戻ってからはAちゃんとギャーギャー言いながらポージング大相談会です。途中でおかしくなったんでしょうね。「チェキ会に来るアイドルとおたく」のエチュードをして待ち構える側の気持ちをイマジンした覚えがあります。色々討論した結果、「やっぱりハグでは?」という結論に落ち着いたんですけど。Aちゃん、色々ありがとね。超楽しかったです。

3日目 ツーショット撮影会

びっくりするほどよく眠れた朝。外はあいにくの雨模様。瀬戸大橋もどんよりです。朝のワイドショーでは「孤狼の血」の舞台挨拶が特集されていて、音尾さんかっこいい!なんて言いながら準備をしました(ゆっくりしてしまってバス到着が最後でした。申し訳ない)。

会場に到着するとすぐに撮影開始でした。私は前日リサイタル会場に忘れ物をキメてしまい、フロントでピックアップしてから向かったため列の最後の方に。Aちゃんが最後尾でした。

列に並んだ時、先頭の様子はパーテーションで隠れてしまって分からなかったのですが

「よし、始めようか!」

というリーダーの声のあと、

5号車はみんな仲良しです!!!!!

という威勢のいい声が。ここまで我が号車の仲間たちを先頭きってまとめてくれたYちゃんの声でした。全員でのLINEグループを作ったり、集合写真を企画したり。本当にみんなを繋げてくれた存在で、彼女がいなかったら、私たちはここまで仲良くはなれなかったと思います。その愛しい声に、みんなで「イェーイ!!!!」と返して。撮影を終えて出てきたYちゃんが、フラフラしながら幸せそうに泣き笑いするので、みんなでよしよししました。号車一発目なんて緊張する役回りに突っ込んでくれたのに加え、自分のお話タイムを5号車みんなに少し分けてくれたんだね。本当にすごい子です。

次々と写真撮影が続くんですが、列の途中には河野さんがいます。雑談させてもらったり、ツーショットとってもらったりして過ごせるのが本当にありがたい。しかも私とAちゃんは列最後尾だったので、撮影寸前までお話させてもらえました。「2班がきてからもうどん食べ続けるんですか……?」とか、「この後の自由行動の予定は?」とか。「みなさんが香川入り初日に食べてた骨付鳥に行こうと思ってますよ!」とお伝えすると、食べた感想とおススメセレクトを教えてもらえました。朝っぱらからビールを飲もうと決意。わくわく。

そうこうしていると、あっという間に列が進み、いよいよ次という順番に。ブース内から聞こえるスタジオアリスみたいな音がすごく近くに感じます。

河「色々話しながらブースに入って行く方もいらっしゃるんですよ」

それはすごい。時間をフルに使って思いを届けるということか。

いっぱいいっぱい悩んだんですが、最終的に重要視したのは「どんな自分を会わせたいか」でした。この辺に考えたことは機会があればまとめられればと思うんですけど、どうもありのままの自分で向かうと泣いたりおろおろしたりして、ちょっと心配させてしまうような気がしました(もちろんそのままでも全然受け入れてもらえたと思うんですが)。相手は朝から何百人と写真撮ってるわけだし、気持ちよく進めてもらうためにも、ちゃんとした自分でいたいなって。だから覚悟を決めて、ありのままって言うよりある程度自分を作った状態でお会いできればと思ったんです。どこまでいっても、ご本人には全く関係のないところだけどね。

そうと決めてしまったら、その時が来るまでに、心はちゃんと落ち着いてくれました。

「次の方、お待たせしました、どうぞ」

「はい」

見えなかったパーテーションの向こう側、こうなってたのか!っていうのが最初の感想。

そして、照明で明るくなっているカメラの前に、リーダーはすっと立っていました。確かね、いらっしゃいって感じで手を広げてたと思う。

「おはようございます!よろしくお願いします!」と挨拶から入り。

「おはようございます!」みたいな返しがあ……返しが……か……、いや、そんなところに感動している暇はなかったんですよ!!(いやでもリーダーと直接挨拶交わす日が来るとは夢にも思ってなかったのでめっちゃ興奮しました)

ポーズを相談する雰囲気を出さなかったからか、リーダーはすごく自然な感じに肩をぎゅっと抱き寄せてくれて、「はい!」と写真を撮る時のいつものポーズで1枚決めてくれました。えーと、こめかみがぶつかってた。本当にすぐ横に顔があるので大緊張しました。そもそも自分がパーソナルスペースをかなり取るタイプの人間なので、至近距離写真撮影ランキングだとこれまでの生涯振り返っても1位更新なんじゃないかと思います。

📷「もう一枚行きまーす」

も「じゃあ、後ろから……」

後 ろ か ら !?

こちらが動揺する隙も与えず、流れるようにバックハグ。

花「ひぇえ……」

普通に変な声が出た。完全に森崎博之のペースです。多分顔もにやけてやばい。なんならカメラをちゃんと見た記憶がない。私いまリーダーに包まれているんですか……?とその事実だけが頭の中をぐるんぐるんしています。

撮影が済んだ後、後ろを振り返るとばっちり目が合いました。

なるほど、喋るならここやな!?

 

花「ジャンプいつも聴いてます!」

も「ありがとう!」

花「テーマ、簡単な時はメール送りますね笑」

も「(一拍あって)ははは!来てくれてありがとうね!」

 

あーーーーもう、笑顔が暖かすぎて溶けそう。

ここで時間が来てしまったのですが、「っしゃ!ひと笑いとった!」と謎の高揚がありました。今振り返るとこんなところでウィットに富む必要はないんやで……。去り際にぺこっとお礼した時、リーダーはにこにこ手を振ってくれたと思います。亜由美社長にも深々お礼をし、控え室の方に戻りました。

一体どこのタイミングで握られたのか分からないんですけど、話している間、ずっと握手してもらっていたみたいでした。流れが自然すぎて怖い。私は会話の間ずっと目を見てました。キラキラしてて、可愛かった。あとほくろ。ほくろ本当にありましたねぇ……。

私がブースから出たタイミングぴったりの時に、河野さんと5号車メンバーが写真を撮っていました。なんと5号車メンバー、全員の撮影が終わるまで誰一人バスに帰らずに待っていてくれたんです。

私は写っていませんが、その時の写真をファンモバイルのフォトダイアリーに河野さんがアップしてくれたのでかなりテンション上がりました。

またみんなで写真を撮ろうということになったのですが、最後のAちゃんがまだブースの中。最終的にはAちゃんコールも起こったりなんだりして、彼女がブースから出てきた時の歓声ったら凄まじかった。

ま〜みんなハイになってしまっているので写真を撮って控え室でぎゃいぎゃい騒いでいると、

うるさいぞ5号車!!!

とリーダーがパーテーションの出口のところから出てきちゃった。これにはみんな大喜び。

Yちゃんが絶妙なタイミングで「はい、リーダー!!」と掛け声をかけたので、リーダーに向かってみんな揃っての「おいぃぃ〜!」が決まりました。覚えていらっしゃいますでしょうか、金比羅さんの上でやったやつです。その後写真撮る時毎回これだったんです。だからみんな揃うんです。

「ありがとなぁ〜!」って笑うリーダーと、「ありがとう」って思いを込めて笑う私たちと。

「おいお前たちぃー!」\おいぃぃ〜!!/ なんてコールアンドレスポンスがあった後、「また会おうなぁ、気をつけて帰ってなぁ」って言ってもらえたと思います。「したっけー!!」はこちらから叫んで、パーテーションの向こうから「したっけー!」って返って来た笑。

リーダーとはそこでお別れだったけど、みんな笑顔で一緒にバスに戻れたのが幸せでした。

後から他の方のツーショットのレポを色々聞いては、みんなありのままにぶつかっていてかっこいいな〜と思いました!

「大好きです」も「応援してます」もちゃんと直接言えなかったから、そこだけちょっと後悔だったかも。

今後、機会あるのかなあ。

バッグハグとは。👜

自由行動・帰り道

バスに戻ってしまいますと、自由行動の解散場所である高松駅へ出発。我々は高松駅で一旦リリースされた後、各々個人で高松空港に再集合することとなります。つまり、空港行くまでの時間にうどんたくさん食べて来てね!ということです。

駅へ向かうバスの中。さすがにちょっとしんみりムードになりました。添乗員さんのファンクラブツアーにかける熱い想いなどを聞いてちょっと泣きそうになったり。そんな時、LINEに「みんなで「つぼみ」歌いませんか?」とのメッセージが入ったのです。

曲を添乗員さんにかけてもらって、四国の山道をうねうね進みながら、みんなで歌います。

 

少しずつ 少しずつ 出会った頃より

お互いの歩幅が 近付いていけばいいね ……♪

 

なんだか、旅の思い出が、走馬灯みたいに駆け抜けて行くみたいだった。たった二日前に出会った同じ号車のみなさんとの絆を、リーダー、河野さん、添乗員さん、ガイドさん、いろんな人が繋いでくれたんだなぁって。

歌い終わると、次は「仲間のうた」歌おう!なんて話になったのですが添乗員さんから制止が。

添乗員さん「じつはみなさん宛にリーダーからプレゼントを預かっています」

そう言いながら添乗員さんがかけてくれたCDからは、「PARAMUSHIR」のメインテーマが。何度聞いても感情が高鳴る曲です。カテコの例のタイミングではバスの中でも「せーの!」して盛り上がったんですが、メインテーマは終了。果たして、何が続くんだろう?と耳を傾けていると、今度は「幌筵島の唄」が聴こえてきます。この曲泣くんやけど……と引き続き聴いていると、ちょうど歌詞が始まるくらいのところで

「おいぃー」「おいおいぃー」

とリーダーの声が!!!!

「森崎リサイタルが終わった後録音してるぞ」との話なので、けっこうとれたての音声であることがわかります。

しっかり覚えてないですが、「来てくれてありがとう」「別れるのが寂しい」「楽しかった」「元気にまた会おうな」という内容だったと思います。さすがに号泣。

コメントし終えた後最後の大サビのところでリーダーが思い切り歌うので(小宮少尉の音程)泣き笑いしてしまったんですが、本当に森崎さんのことが大好きだなぁって空気が、車内いっぱいに広がりました。さすが、日本一チケットが取れない劇団の演出家さんです。やられました。本当に最後まで、素敵な時間になりました。

高松駅に着いたあとは、各自自分の食べたいうどんを追い求めて散らばっていきました。

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高松駅前にて

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一鶴ほんま好き……

ちなみに、みんな自分の食べたうどんをLINEで報告していましたよ。 

ツアーが終わりかけている以上、二ヶ月後に待っているジャンボリーに意識を切り替えて行くしかなくて、チケットを発券して意識を高めたり、みんながどの回に参加するのかLINEアンケートがあったりしました。楽しみリキーオ。

高松空港に移動した後はお土産やさんを見て回って時間を過ごしました。しばらくするとツーショット写真の配布があったのでみんなで見せ合いっこしてましたが、ほとんどの人が自分とリーダーの写真を数秒以上直視することができない模様でした。私も未だにちゃんとは見れない。

お昼を過ぎると後続の二班の旅が始まります。あいにくの雨天でしたが、二班のみなさんにとっても素敵な旅になりますように、なんて思いながら、高松空港を後にするのでした。 

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また来るね。大切な街になりました

羽田に到着後、乗り継ぎがある人たちが足早に次の飛行機へ向かわなければならなくてきちんとお別れできなかった方もいたようです。到着口に出た後、なんだか名残惜しくて、添乗員さんを囲んで結構長話をしていました。そのうち一人ずつ、一人ずつ別れて行って。私は浜松町で完全に一人になったんですけど、3日間必ず誰かがそばにいたので急に寂しくなりました。いつもはお家大好きなのに、すごく帰りたくなかった。幸いなことに日曜日だったので、夜にはジャンプがあるぞ!とそれだけを支えになんとか帰宅できたのですが……。

3日間が本当に魔法みたいに楽しかったから、家に帰ると旅が終わってしまうんだよなって、魔法が解けるみたいで、とてつもなく寂しかったのです。

おわりに

ほんと、これに尽きると思います。翌月曜日からのロスがものすご〜く怖かったのですが実は意外と大丈夫で。というのも、5号車のLINEがすごく盛り上がっていて、一週間経った今も活発に動いているんですよね。昨日も起きたら未読が3桁で、開けて見たらうどんのスタンプがいっぱいでめちゃくちゃほのぼのしました。

みんながリーダーのこと大好きで。そんなみんなのことが好きで。こんな出会いってあるんだなあって、心の底から驚いたんです。

ツアー旅行って、普段はあまり参加しません。ほとんど初めてに近かったんじゃないかと思います。

こんなにうどんばっかり食べる経験も初めてでした。そう、きっとこのツアーのどこかで関わっている「うどん馬鹿の行程」を考えた人にもお礼を言いたい。

ツアーに関わった人、出会った全ての人に感謝だなって思いました。それくらい参加させてもらえたことが心の底からありがたかった。あと、

これみんなそうだったでしょと思う。リーダーや河野さんに対する「大好き」がとてもとても増しました!スタッフさんも、みんな好き!

あんまりまとめにもならないんですが、こんなアホみたいな文字数を書いてしまうほど、本当に素晴らしい時間を過ごさせていただきました。3日間最高でした。

出会ったご縁を大切に。またみんなに元気に会えるように日々の暮らしを頑張っていこうと思います。同じ歌、口ずさんで、ね!

 

おまけ

ツアー中母から「ちなみに旅費はいくらかかったんだ?」とのLINEがあったんですが、「秒毎で考えると実質タダだった」と返しておきました。さぁ、今日もバリバリ働くぞー。 えいえいおー! 



*1:男子はフルチン、女子はトップレスがドレスコードです。

*2:大きな声で楽しもう!森崎博之と行く絶叫ーッ!感動ーッ!四国ーッ!

*3:わかんない人はドラバラ鈴井の巣の「マッスルボディは傷つかない」をチェックしてね!

働きたくなくて泣いたことがあるという話

大学時代、就職活動にとても長い時間を要したことを深く覚えている。

私たちの世代は、ちょうど経団連が何を血迷ったのか就職活動解禁日を後ろ倒しで調整していた頃で、長くかかった私は卒論のラストスパートとどんかぶりして、締め切り前の72時間一睡もせず仕上げるハメになり大変しんどい思いをした。学生の本分とはなんだったんだ。本当に。

とは言え、私の学生生活が学業メインであったかというとそうではなかった。4年間、就活の時間以外は全部演劇をしていた。

演劇の稽古をするために片道2時間かけて毎日通っていたと言っても過言ではなかった。

昔から絵を描いたり小説を書いたりと、一人で趣味として創作をやっていたものだが、演劇に出会ってからというもの、チームで1つの作品を作っている楽しさに触れ、とてつもなくのめり込んだ。役者として芝居をするのも、スタッフワークをするのも楽しかった。

今まで生きてきた中で、一番好きなことかもしれないと思った。

 

大学演劇部に所属していたので、時が来ると引退することになる。就職活動や卒論に集中するためだ。

すっかり「作品を作ること」が生きがいになってしまっているように感じて、就職活動もそれを重要視して企業を選んだ。大変だ、辛いぞ、なんて話を聞いてもどうでもよかった。私は作ることで食べていきたいんだ、と非常に漠然とした想いだけが突っ走っていた。定時があるような職業はほぼ受けておらず、今振り返るとテレビ関連ばかり受けていたように思う。元々テレビっ子だったので興味があったのと、その他出版や商業演劇のようなジャンルはESで弾かれ、テレビしか通らなかったとも言える。

「作る」って言ったって、色々あるのにね。

地元福岡から、LCCを使って何度も東京に通った。夏、秋、冬。内定ゼロのまま季節がいくつも無情に過ぎた。

周囲が就活を終える中ひたすらに続けているのは流石に気が滅入ったし、親にも心配をかけていた。就職浪人や、専門学校等に再入学することも相談していた。

若干諦めの境地に入ってしまっていた年末の頃、視野を広げて受けていた都内のCM制作会社に内定を貰えることになる。

ぶっちゃけた話、毎日将来のことで悩むことに疲れていて、もうなんでもいいやと思っていた。就活が終わったのが嬉しくて、内定の電話を受けながら少し泣いた。

しかし、そんな思いでやっとこさ入った会社だが、入社して半年が過ぎたあたりから心が折れてしまう。仕事自体は刺激的で楽しかったように思う。最先端の映像作品に触れられたし、下っ端の自分が何かできたわけではないけれど、有名なカメラマンさん、演出家さんと仕事ができて嬉しかった。へこたれた理由は振り返ると沢山あるが、一番の理由は職場の人間関係だったと思う。飛び交う怒号とか暴力とか。そういうのが横行してる業界だって聞いてても、納得できなかった自分がいた。36時間連続労働だとか、帰れない日もあったけど、同期や先輩に比べたら安定した暮らしを送れていた方だし、突然の休日出勤で演劇のチケットが何枚も紙くずになったけど、それでも本当に行きたい公演には行けていたから、大丈夫なつもりだった。でも、他にも色々重なって結果的に体調を崩し、働くことが難しくなってしまった。

会社に迷惑もかけたくなかったし、元いた場所に戻ることも怖くてできないと思った。入社して一年経った春、職場関係の連絡先を一旦全部消去して、全部綺麗さっぱりやめる選択をした。

結局のところ、私は「作る仕事」に向いてないのかもしれない。

できないのかもしれない。

退職した事実がそれを決定づけているように感じて、目の前が暗がりになった気がした。

縁もゆかりもない東京で、貯金を崩しながら生きる。福岡に戻るためのお金もなかった。ギリギリの中スキルも何にも持ってない若者が再就職できる場所を探した。本当に厳しくなったらバイトでもなんでもやろうと思った。

自分にできそうな仕事ならなんだって取り組みたい。ITも、人材系も、よく分からないけれど、自分にできるんだったら。

元気に働ける証明が欲しい。そのために頑張らせてほしい。

エントリーだけなら80社近く出しただろうか。実際に面接まで行ったのが10社ほど。

フタを開けると、出版社やゲーム制作会社、芸能事務所など、「定時がない」でお馴染みな空気のところしか先に進まなかった。一度似たようなジャンルで挫折した人間としては、選ぶに選びづらい仕事ではあった。

そんな中、大学時代からよくしてくださっている演劇部の先輩が、空いている内勤のポジションがあるから働かないか、と声をかけてくださった。

IT企業で、お話を伺うと沢山勉強が必要そうだったが、有難い話だな、と思い考えさせていただきます、とその日は帰った。

昔から歩くと考え事が捗るからと、無職期間中、毎日12キロの散歩をしていた。その日の帰りも歩いたのだが、そういえば以前新卒で就活がなかなかうまくいかなかった時、その先輩と電話をしていて、大泣きしたことがあったなと思い出した。

「就職決まらないんだよね」

「ジャンルを絞らず色んなところも受けてみるべきだよ」

「応援してるから頑張れ」

先輩がとても真面目に真っ当なアドバイスをくれるのに、電話先で

「ゔぇぇぇんはだらぎだぐないでず、はだらぎだぐないよぉぉぉ〜〜」

とアホみたいな慟哭を披露してしまった。

正確には働きたくないんじゃなくて、「作る」仕事以外につくのが嫌だというニュアンスだったんだけれど。

今考えるとすごく若いなと思う。

そして、創作をする人はみんな等しく呪われていて、割り切れるやつと割り切れないやつでは、人生が全然変わるんだろうなと思う。

人にも恵まれていたから、演劇がとても楽しかった。作品を作っている時間が幸せで大好きだった。このまま時間が止まればいいのにと何度も思った。そのモラトリアムの思い出が私を現実に押し出してくれない。

じゃあ働かずに演劇やるのか?となると、これはかなり難しい。演劇で食っていくことが難しいのはもちろんだが、その前段階で、これまで大学演劇部という誰でもウェルカムなぬくぬくなところにしかいなかった人間が、劇団等のオーディションを受けまくるのも想像できなかったし、役者がやりたいのかと言われるとそこまで思い切れない「まとも」な自分がいるのもちゃんと知っていた。結局のところ、そこに立つための熱意も覚悟も欠けているって、自分で分かっていたのだ。

 

夕暮れの帰りみち、その日のことを思い出して少し笑った。

「ちゃんと働くの、泣くほど嫌だったんだなあ」

なんてクズな発言なんだろう。

それと同時に、こうも思った。

またへこたれてもいいから、ちゃんと「作る」仕事にしないと、きっとまた後悔する、と。

そんな過去の自分がきっかけで、気持ちの切り替えがようやくできた。

覚悟を持って作る仕事を目指そう。せっかく今興味を持っていただいている企業さんに、あわよくば入れるようにしよう。

 

正しい道なんて1つも分からなかったし、この先も分かる気はしないが、最終的には運良く出版社から内定をもらった(本当にまぐれか何かだと思うけれど……)。

転職してからはあっという間で、確かに大変なこともあるけれど、毎日楽しく仕事ができている。頑張ればやりたいことがちゃんとできるという実感がある。

問題なく進めば、もうすぐ担当一冊めの本が出る予定。

近い将来、自分が何をして暮らしているかは分からないけれど、少なくとも自分の本当にやりたいこと、その気持ちに嘘なく暮らせていれば良いなと思う。

日劇ラストショウが私にくれた、ジブリ映画との新たなる出会い

ご無沙汰です。花本です。

今日は1ヶ月前に見た映画の話をします。

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日劇ラストショウに行ってきた

 

ちょうど1ヶ月前の2月4日、日本の映画シーンを最前線で支え続けた有楽町の映画専用劇場「日劇」が、85年という長い歴史に幕を下ろしました。

日劇の歴史を語るわけではない(上に有名な話なので詳細気になる方は調べて欲しい)のですが、ざっっくりと説明します。日劇は、日本の映画人にとって最も大切な、重要視される映画館の一つでした。封切りの日に客の入りを見るんですね。その人数が全国の配給数にも影響を及ぼす、指針となっていたわけです。一大事です。

有楽町・日比谷の辺りは、今も昔も名実ともに日本のショー・エンターテインメントの中心だなあと感じますし、私もあのエリアに降り立つ時、必ずそういった類の鑑賞目的なので、タイムスリップしてきたみたいなネオンに囲まれながら、少し浮き足立ったりすることもあります。ブラタモリなんか見てても感じましたけれども、小林さん、あなたのおかげで今がある。すごいですね。グラシアス。

 

さてそんな日劇ですが、最後の数日間に行なっていたさよならイベントがそれはもう凄まじかった。

複数作品一緒に見にいった友人のブログが詳しいので、上映作についてはこちらも参照するなどして欲しいのですが

 

【日劇ラストショウ】『映画クレヨンしんちゃん』精鋭オタクの集う夜 - 情熱を以て殴れ

 

ゴジラシリーズ、バックトゥザ・フューチャーオールナイト上映、クレしんドラえもんのオールナイト、君の名は。AKIRAShall we dance?、などなど東宝配給のド名作が連日フィルム上映されたわけです。

デジタル移行の関係で数年前に劇場からフィルム上映機材消えてるのに!大復活!

そしてまたラインナップがオタク心に刺さる刺さるゥ!ひぇ〜っ!オラわくわくすっど!!

私はこのイベント期間中に、「AKIRA」と、「紅の豚」そしてオーラス上映となった「もののけ姫」を鑑賞しました。

AKIRAについて触れる予定はないですが、恥ずかしながら今回が初鑑賞であり衝撃も凄まじく、且つあの作品が30年も前に作られたことに非常におっどろいたことをここに記しておきます。いつか原作も読みます。月曜から夜ふかしが先によぎってしまう切なさ。

 

私とジブリ映画の距離

 

距離という言い方が近いのかどうか分かりませんが、ジブリ映画に関しては育てられたと言っても過言ではない存在かと思います。もはやもう一人のママ。

今回のブログは思い出を振り返っての今回の映画の感想、という構成での自分語り100%でお届けする予定ですので、ずっとこの調子で行きます。

ついて来られるやつだけついてこい。

 

今のご時世、小さな子供を家に置き去りにして保護者が外に出て行くことは大変によろしくないみたいなのですが、私が子どもの頃はいたって普通のことでした。買い物行ってくるね、とか、仕事してくるね、とか。当時は珍しいお話ではなく、そうなった時子どもたちが何をして過ごすかというと、映像作品を鑑賞するわけですね。

我が家はとりわけジブリ作品が充実していました。金曜ロードショーで放映されるたびにVHSに録画してストックも増やしていましたし。

 

特に「紅の豚」は、回数だけでいうなら一番見ていると思います。幼い頃一番大好きだった作品がこれです。大人になった今考えると激シブです。もちろん未就学児にあの作品の本質的な部分が伝わっていたかというのは甚だ疑問ではあるのですが……なんてったってアダルティ。

何が幼少期の私と、二つ下の弟の心を掴んで留守番中に何度も繰り返し視聴するにいたらしめたんだろうと考察しますと、間違いなくポルコの飛行艇が紅色だったからだと思います。

ちょうど我が家の居間には、ポルコのサボイアS.21試作戦闘飛行艇によく似た、真っ赤な色をしたソファがありました。

そのソファには青白いシーツがかかっていて、シーツは赤色を邪魔するものでありましたので、よく我々によって剥がれていました。また、そのソファを2人して推して動かすものだから、そのたび母に叱られていたような気がします。

「真っ白なシーツ、美しい女たち」

ポルコがアジトを発つ際に飛行艇を押しながら呟くこのセリフは、私たち姉弟の口癖でした。正確には、幼少期の弟は私を尊敬してやまない、なんでも真似をするコピー人間だったので、この口癖を弟は一緒になって真似しつつ、よいこらせとソファを押していました。

ごっこ遊びは、決まって作品を再生しながら行われます。今も実家にありますが、我が家ではむかしなつかしレーザーディスクを使って鑑賞していたものですから、小さい手を使ってどちらがA面やらB面やら言いながら、とにかく再生させるわけです。

物語が前半ならば私たち2人はどちらもポルコだったし、後半ならば弟がポルコで、私はフィオでした。

「タブを使って!」

「タブゥ!?」

「新しくつけたやつ!」

私たちはソファの上でガタガタと飛び跳ねながら、ない翼でなんとか離陸しようと試みるわけです。だって、確かにソファの下にはミラノの川の水が迫ってきていて、どうにかしないといけないのですから。

実際のところ現実世界ではソファがミシミシいう程度で何が起こるわけでもないのですが、そのあと2人があまりにも綺麗に空を飛ぶものだから、テレビに向かって、それはもうやりきった表情で一緒に親指を立ててしまうわけですね。

私の記憶しているごっこ遊びは主にこの辺りを繰り返し行う内容であったと思います。良かったです、クライマックスの殴り合いとかを再現するタイプの姉弟じゃなくて。

とにもかくにも、私はこの作品を見るたびに、幼少期の体験を必ず思い出すのです。

 

……というかそんな思い出数え切れないほどあります。うどんを茹でる人を見かけては今でも山田くんのおかあさんステップをして背後から近づいてしまうし、バケツを頭にかぶって庭を駆け回ったし、弟と電車のロングシートにのっては、姿を変えられた坊と湯バードよろしく窓の外を見ながら謎のビートを刻んでしまうし、あんまんを食べるときはリンさんに貰ったと妄想しながら食べるし、路地で猫を見かけた際には時間があれば追いかけるし……ってあっれこれいよいよやべえやつかもしんねえぞ。でもこういう人日本中にたくさんおるんやろ!?おってくれ!!

 

ちなみに、もののけ姫に関しても同じくらいの熱量で幼い頃の思い出があります。ひいさまに影響されて布と枝とおはじきで何やら怪しげな占いに取り組んでいましたし、サンになりきって友人宅のソファから飛び降りた際には、左肩を脱臼骨折しました。
おてんばかよ。

 

そういった若干アクトが伴う見方が染み付いてしまっているのが関係してか、今回の「紅の豚」に関しては「フェラーリンと同じタイミングでポップコーンを食べるぞい!」と意気込み日劇のスクリーンへと乗り込んだのでした。

 

映画館で初めて見た、二作品。

 

一ヶ月も前の体験なのですが、未だに感覚が忘れられないのです。

あの時間が今も心に刻まれていて、どれだけの衝撃であったのかを思い知らされます。

最も強く感じたのは、「ああ、やっぱり映画館で見るために作られた映画なんだ」ということ。

音が、景色が、思いが、全部全部、ブラウン管を通して見ていたVHSのそれとは違いました。

何を当たり前のことを、といった話なのですが、「紅の豚」も「もののけ姫」も、それはそれは何度も、死ぬほど見ている作品でしたから、次の展開も、誰が何を話すのかも、全部わかった状態で見ているはずなのです。

でも、全く違った。

1000人規模の人々と一緒に見る「紅の豚」は初めてでした。あ、みんなここで笑うんだ、なんて新たな発見もありました。ジーナの船が出た後翼がポルコの頭を打つシーンが私はあの作品で最も好きで、いつも見るときは「来るぞ来るぞ〜」なんて身構えてしまうのですがそんなことできないくらい新しいものとして作品にのめりこめた時間でした。

エンディングの「時には昔の話を」は素晴らしいね、特にあの歌詞が好きだね、なんて友人と話しながら映画館を後にする、なんて体験も今までなかった。映画というものは、見終わった後の帰り道が好きなんです。ああ素敵だな、嬉しいな、と思いました。

日劇の幕を飾った「もののけ姫」。私もその1人でしたが、オープニングでアシタカせっきが流れた瞬間、涙を拭う人が大勢いました。

ジコ坊の「バカには勝てん」があんなに響いたのはこれまでの体験で初めてだったし

アシタカとサンのその後を思うと、毎度胸が痛くなるのですが(なんでこんな救いのない脚本なんや!と毎回思いますし、私はただ生き残ったすべての命が幸せな道を歩んでいますようにと祈るばかりですが現実はそう甘くないのでそうもいかない気がする。現実じゃないけど)そういった心と身体人間の全部オリンパス(?)を全てを包み込む自然を描いた映像美と音楽がこれでもかと秒速即完チケットを手にして集まった熱意ある人間たちをぶん殴っていくわけです。号泣しながらコダマをみてエンドロールの米良パワーの間もずっと泣いてて、大変に干からびました。

 

とりあえずあの時の感動を忘れないようにしたくて、こう、ない語彙でまとめ上げたわけですが

こうして定期的に過去の名作を振り返っていただける機会があると、比較的後ろの方の時代に生まれてしまった我々としては大変嬉しいことだなあと深く感じ入ったわけです。

映画って、いいものですね。改めて。大好きで何度も何度も見る作品があれば、大好きすぎて距離を置かざるをえなかったり、あまりに心が締め付けられるから怖くてもう二度と見られないかもしれない、でも心の底から大事に感じている作品ってのもあります。そのほとんどが、出会いが映画館という場所だけれども、なんだかそう思うと映画館って場所は人々のあらゆる感情を乗せた舟のような気がしますね。

 

兎にも角にも、大変に良きイベントでした。

日劇が繋いでくれた新しい出会いに大感謝です。

ありがとう、そしてお疲れ様でした。

日比谷にできる新しいシネマコンプレックスにも、足を運んで見たいと思います!

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ブログ以外のあれこれはGendarme△で。花本ほだかの創作置き場です。