ほだかさんそう

花本ほだかのはてな小屋。山小屋の「山荘」と「ほだかさん想」でかけている。

夜を越えられないという話

みなさんこんばんは。花本です。すっかり夏の気候になってきましたね。今回は、「夜」というものについて悶々と感じていることを書きなぐっていこうぜ!というお話です(夜を越える、という表現に関してはスピードワゴンの小沢さんにインスパイアされている気がします)。

f:id:hanamotohodaka:20170611052843j:plain

夜は「眠り」の時間であるはず

普通の人にとってはね。私はと言いますと学生時代から夜行性でしたので、夜は活動的とまでは言わずとも、もっとも意識がはっきりしている時間帯であるなぁという風に感じます。踏み込んだ話をしますと、高校時代なんて不眠症でして。一応日付超えるくらいに布団に潜り込むんで寝ようとするんですけれども、朝方4時や5時くらいまで眠れないなんてことがザラ。布団の中でただ時が過ぎるのを待ち続けます(寝る気はある)。朝課外もあるので6時半には家を出るんですけれども、その頃になってやっと意識が朦朧としだす具合でおりまして。日中の授業は爆睡し、先生方には心配されるか叱責されるかのどちらかで、よく英語の先生に脳天を辞書でぶち抜かれておりました。高校卒業後不眠症は改善の方向に向かったのですが、夜行性なのはそのままで、仕事も夜頑張らないといけない業界に飛び込んでいます。とにかく、根っから夜は眠れなくなってしまう体質なわけです。もともと。眠れなさすぎてお薬の力を借りることもしばしば。こればっかりは日中のパフォーマンスに影響が出てしまうからしょうがないもんね。

昼寝が命取り

私みたいな生活リズムで生きている人にとって、お休みで時間がある日の昼間、ちと眠いなぁと思って昼寝をしたら、それが命取りだったりしませんか。お昼に寝ちゃっている分、夜に全然眠れないんですよね……。寝るためのコツとかに、呼吸法やら画面を見ないやら書いてあるんでちゃんと避けるんですけど、あるとき気付くんですよね。

「いや、もうそういうの関係ない領域まで来ちゃってるんじゃないか……?」

と。呼吸を整えようと、ホットミルクを飲もうと、ラベンダーポプリを枕元に置こうと、ブルーライトから遠ざかろうと、無理なもんは無理というか、眠れないのがわかってしまうと、「よし、今日はもう起きよう。オールしよ」ということになってしまう。瞳を閉じて寝転んでいるだけでも休息効果がある、という文章を読んだこともあるのですが、確かに休息効果は欲しいが忙しい現代社会人としては、この夜は覚醒して過ごす!と決めてしまったら有効的に時間を使いたいと思うのも仕方のないことなんじゃないかと思うんですよ。腹をくくって録画しているテレビを見たりゲームをしたりとかね。そうしていると、眠れなくてイライラしていた夜の時間帯がだんだん好きになってくるというか、安心できる時間帯になっていくような感覚を覚えるんです。

夜明けが嫌いになっていく

太陽というのは時間が来たら必ずのぼって来てくれるもので、暖かな日差しが世界を包み込み、ある人には今日も1日頑張るぞ!という活力を与え、ある人には絶望の夜からの脱却という救いの手を差し伸べるでしょう。でも個人的には、なんかもうその日差しが残酷というか。「今日も1日スタートだよ(きらきら)元気に頑張って行こうね(満面の笑み)」感がしんどい!!!!!くるな!!!いや来てもええねんけどもうちょっと遅くならないですか!!!みたいな気持ちに苛まれることが多いんですよね。

「夜」の持つ特別感と魅力

そもそも「夜」のことをどんどん好きになってしまっているんだと思うんです。付き合いも長いし。自分と向き合ったりするのもみなさん大抵夜だと思いますし、子供の頃、初めて宇宙の真理や生命の神秘、人類史の深みについて思いを馳せたりしたのもそれは夜の出来事だったと思います。SNSでちょっと過激な自分語りをしてしまっても「まぁ夜中やしな」って許してもらえる雰囲気があるし、カムパネルラとジョバンニの旅だって、*1ピーターパンだって子供たちを連れ出すのは夜じゃないですか。なんかもうそういう「夜」が持ってるずるすぎる特別感が愛おしくて仕方がないんです。あと夜は、空を見上げると月と星があるじゃないですか。特に星に関しては「あの光は何億年も前の光なのか……」ってロマンチックにもほどがある。あと星座の神話とかね。ここが誰もいない柔道場なら端から端まで丸太転がりをしたいくらいの良さみ(語彙力の欠如)がある。ずるい!!!夜はずるい!!!!最高か!!!

そして、夜って基本的には冒頭に述べた通り普通はみんな寝てるはずの時間なんですよね。そんな時間にぱっちり覚醒していて、ちっちゃな頭の中で色んな考えを巡らせているうちに、もしかしてこの広い世界の中で僕私はひとりぼっちなんだろうか……?みたいな気持ちにさせてくれる魔力があるじゃないですか。先ほどから何度も自分と向き合うみたいなワードが出て来ているんですけれども、夜眠る時って、家族と川の字で寝っころがっていたとしても、お泊まり保育だったとしても、自分のベッドじゃなくて田舎のばーちゃんちだったとしても、本質的にはいつだって一人で、誰にも邪魔されず考えごとができる場所として有意義すぎる空間なんだと思うんですよね。

眠ることができると、今度は夢の世界へ誘われてしまう

ところでみなさんは、夢をよく見ますか?正確には覚えているかどうかの問題だと思うのですが……。私はよく見ます。全く覚えてないなあくらいの熟睡を実感できることは、周期的なものやその日の疲れなどもあるでしょうが少ないです。またその夢が毎日面白かったりするんですよ……。基本的に日常で見られないことが起こっているのだから面白いに決まっているのですが、集中してしまっているのか、起きてからも内容を引きずることが結構多いんですよね。休息というよりも映画を見た後みたいな、エキサイトした気持ちで目が醒めることが多いです。そしてまた新しい1日が始まり、夜になり……と続いていくわけですね。

今日は簡単に繋がるが、明日はいつまでもやってこない

この案件について、私が感じていることをそのまま伝わる書き方ができるような気がしていないのですが、一番書きたいことなので、とりあえず書きます。

多分夜型人間の方って、うっかり油断すると簡単に昼夜が逆転すると思うんですね。私も常日頃から、できるだけ逆転せず規則的な起床就寝時間にできるように、早く寝すぎない、たくさん寝ない、遅く起きない、など日中のパフォーマンス力を高めるために、個人的なことですが、自分の体質と向き合って計算しながら暮らしています。しかし、先述した通り寝ている間も夢を見て楽しんでしまったり、眠れない夜を受け止めて自分のやりたいことをやっていたりすると、「午前0時という時間を越える」だとか、「太陽がのぼる」だとか、なにを持ってして「明日」が自分のところにやって来ているのかがよくわからなくなるんです。もちろん制度上は分かっているんですけども。スマホの待ち受け見ちゃえば、間違いなく日付と時間がのっていますしね。スケジュール帳にメモをした明日に向かって毎日進んでいくんですけれども、実際は「今日」がずっと延々と続いていて、終わりがないんだなって思うんです。そこに上質な眠りがあったかどうかは関係なく。「昨日」が「さっき」になっていく感覚といえば分かりやすいでしょうかね……。「夜」を渡り歩きすぎるとこういう微妙な弊害が起こるんだなって実感しているところです。おそらく人によっては全く気にならないことでしょうし、悪いところなんて、気持ちの整理がつけにくいくらいではあるんですけれど。予想していたよりも早く、待ち合わせの時間やテストの時間がやってくるようになった気がします。

そんなこんなで。最近夜明けを迎えるたびにがっかりしてしまうんです。また今日も夜のうちに眠ることができなかったか、とか、新しい希望の朝がやってきちまったかぁ……とか笑 朝日に照らされた風景はとても綺麗で、うっとりするものではあるんですけど、「また今日が1日繋がったんだな」と、そうしみじみ感じてしまっているのもまた事実であるのです。

そう考えると、やはり夜は「眠り」の時間であるべきであり。それが前向きに暮らしていくことに有効的な行為であると考えられるのですが。やっぱり夜が持っている魅力や魔力はとんでもないものでして、これから先も夜になるたび自分と向き合って、小さい頭でもんもんと考えながら暮らしていくんだろうなぁ、と思うのです。

 

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました!

(眠れなくて書きなぐってしまった3538字)

*1:全然関係ないけどCATSだと鉄道猫が個人的にとても好き

愛ゆえに推したい!ZARDのおすすめ曲15選

みなさまこんにちは。花本です。

本日2017年5月27日は、ZARD坂井泉水さんの10回忌に当たります。もう10年も経つのか……と思うと同時に、私のファン歴も結構長いことになってるんだなぁとしみじみしました。ということで、今回は永遠に愛され続けるZARDの楽曲の中でもとりわけ好きな曲、全力で推したい曲を15曲セレクトしました!ちなみに

  • 超個人的セレクトです。ご留意を。推しというよりはどういうところが好きかに近いお話です。
  • 筆者のZARDとの出会いはコナンでした。
  • 筆者はZARD(今年26年目)より年下です。タイアップやランキングなどの流行感覚がちょっとずれているかもしれません。

それでは、Ready,Go!

1.眠れない夜を抱いて(1992年)

まだ少女の頃の 

あどけない笑顔に戻って 

in my dream mystery

デビュー2年目に発売された4thシングル。作曲は織田哲郎さん。初期の作品は少女性を感じる詞が多くて大好きなんですが、その真骨頂だと思います。この曲が織りなす夜の、どこかに行ってしまいそうな感じや愛を求める孤独感がたまらないです。テレビ(Mステ)初出演な曲、ということでも思い出深いです。

眠れない夜を抱いて

眠れない夜を抱いて

2.好きなように踊りたいの(1992年)

留守電にはあなたの不機嫌な声が 

せっかくだけど 他で間に合わせてよ

3rdアルバム「HOLD ME」に入っている一曲なんですが……歌もそうなんだけれど詞がもう、とにかくはちゃめちゃに可愛い。Aメロから女の子らしさフルスロットルのとんでもない爆発力を持った一曲。曲調自体を例えるなら「乙女のポリシー」路線のポップスだと思います。MV的な歌唱映像が残ってるんですが……天使が、おる。

好きなように踊りたいの

好きなように踊りたいの

  • ZARD
  • ポップ
  • ¥250

3.マイ フレンド(1996年)

どんなに不安がいっぱいでも

真っすぐ自分の道を信じて

SLAM DUNK』のテーマ曲として有名。ド名曲。「負けないで」揺れる想い」の系譜をひしひし感じる一曲ですね。この曲は聴いているとやっぱり元気がもらえます。頑張らなきゃいけないけど、背伸びをしすぎるのもらしくない。不安な思いを抱えている時に、大丈夫だよ!いけるよ!って優しく、そしてがっつり背中を押してくれる一曲だと思います。泉水さんがよく歌詞に用いる「変わらないでいて」というメッセージが強く出ているところも好きなところです。

マイ フレンド

マイ フレンド

4.君に逢いたくなったら…(1997年)

「大丈夫だよ」という君の言葉が

一番大丈夫じゃない♡

この曲もそれはもうかんわいいんですよ歌詞が!!歌も可愛いけども!!ハートマークがついてて!!きゅんきゅんする!!作曲織田さん編曲葉山さんという黄金布陣もさることながら、結婚の幸せ感や戸惑いをまっすぐ表現した歌詞が素晴らしくて大好きです。MVのお茶目な姿をみては多幸感でいっぱいになります。

君に逢いたくなったら・・・

君に逢いたくなったら・・・

  • ZARD
  • ポップ
  • ¥250

5.My Baby Grand〜ぬくもりが欲しくて〜(1997年)

記憶喪失に いっそなればいいと

立ち直るまで ずい分 長い時間がかかった

「ドキっとする歌詞だな」という第一印象を強く鮮烈に覚えている一曲。それくらい、一節一節から様々な思いが読み取れる曲です。「ベイビーグランド」とは、泉水さんがレコーディングの際に音程確認のために用いていたお気に入りのトイピアノの愛称だったそうで、その話を読んだ後、当時の背景を含め、改めて詞の深さに思いを馳せてしまいました。

My Baby Grand~ぬくもりが欲しくて~

My Baby Grand~ぬくもりが欲しくて~

6.少女の頃に戻ったみたいに(1998年)

あなただけは 私を やさしい人にしてくれる

とても 大好きよ とても 大好きよ

とにかく好きです……。一番好きかもしれないですね。劇場版名探偵コナン14番目の標的』の主題歌となっていて、人気が高い曲です(ちなみに、その頃TVアニメでOPになっていた「運命のルーレット廻して」のカップリング曲としてリリースされました)。大野愛果さんのZARD提供楽曲一作目。人を愛するという行為に対しての不安定さと、それに対するまっすぐな思いが交錯した、絶妙なバランス感覚が魅力のラブソングだと思っています。

少女の頃に戻ったみたいに

少女の頃に戻ったみたいに

  • ZARD
  • ポップ
  • ¥250

7.GOOD DAY(1998年)

Good day 自分の弱さ 忘れたいから

人はまた恋に落ちていく

タイトルだけ見ると前向きな明るい曲なのかな?と思うんですけど、こういう曲にこの詞とこのタイトル持ってきます…!?というすごい曲。サビの激情的な表現に心を揺さぶられます。27thシングル。

Good Day

Good Day

  • ZARD
  • ポップ
  • ¥250

8.MIND GAMES(1999年)

明日の結果が気になるのも分かるけど

君との信頼だけは 失くしたくないね

28thシングル。この曲、オリコン1位とってるのにベストアルバム一枚にしか収録されていないのでCDで聴こうと思うとなかなかレア感があるんですよね……。明るいロックサウンドも好きなんですけど、歌詞が結構抽象的且つファンタジーなので想像の余地が大きいところも面白いです。

MIND GAMES

MIND GAMES

9.世界はきっと未来の中(1999年)

信号が青に変わった瞬間

強気が吹きとんだ

「GOOD DAY」「MIND GAMES」に続く29枚目のシングル(偶然好きが続いた)。とても凛としたかっこいい曲です。強気に、好きに向かって突き進んでいく姿勢に惚れ惚れします……!こんなパワフルに恋愛したいな!と思わせてくれる一曲です。

10.さわやかな君の気持ち(2002年)

矛盾とエゴと良心の呵責

何故 夢のように ほどけていくの?

8×4のCMソングだったこともあって、イントロからアウトロまでとってもさわやか……な曲調なんですけど、歌詞の内容はどちらかというと切なさでいっぱい!「どうしてこうなってしまったの?あの時こうしていればよかったの?でも……」という迷いと取り戻せない過去に対する思いが溢れて、胸をちくちく攻めてきます。それでも前に進んでいかなくちゃいけない時の繊細な心情描写にグッときます。

さわやかな君の気持ち

さわやかな君の気持ち

11明日を夢見て(2003年)

明日を夢見て 強がっては

夢の入り口に やっとせっかく立ったのに

私とZARDの出会いの曲。コナンのエンディングだったんですよね。イントロのストリングスからとても好き。作曲は大野さん。超個人的な話ですが生まれて初めてイヤホンで聴いた楽曲がこの曲で、「夢のように」という1フレーズ目が聴こえてきた瞬間にボロ泣きした覚えがあります笑 思春期の頃によく聴いていたんですが、この曲が持ってる「生きること」「誰かを愛すること」に対する答えにならない回答がかなり自分の中で腑に落ちて安心できたからだと思います。大好きな曲です。

明日を夢見て

明日を夢見て

  • ZARD
  • ポップ
  • ¥250

12.瞳閉じて(2003年)

瞳閉じて 二人つながってる事を

私に 伝えてほしい

この曲はツアーDVDから好きになった曲です。ギター一本での「もっと近くで君の横顔見ていたい」→「明日を夢見て」からのピアノがインして「瞳閉じて」っていう構成が芸術的すぎて初めて見た時震えました。サビラスト「明るい」のロングトーンはCDで聴いても、DVDで見ても、時が止まるような、空気を撼わす感動があるなと思います。テンポがどんどん上がっていって、気持ちも一緒に高揚させてくれる一曲。

瞳閉じて

瞳閉じて

  • ZARD
  • ポップ
  • ¥250

13.pray(2004年)

心地よかった

コーヒーとバーガーで何時間も

いつもいつも この席だったよね

ツアーDVDきっかけその2。この曲はアンコールでの披露でした。過去の幸せな日々の出来事を、優しく、そして鮮烈に思い出していく詞がとても切ない一曲です。それでも、過去に囚われ続けることなく、きちんと確実に前に一歩踏み出そうとしてくれるところが、らしいなぁと感じて大好きな曲です。

Pray

Pray

  • ZARD
  • ポップ
  • ¥250

14.止まっていた時計が今動き出した(2004年)

許せなかった幼い日

どうかせめて前途ある未来に…

当時GARNET CROWだったゆりっぺこと中村由利さんが作曲した10thアルバムの表題曲。ツアーでも披露されていましたが、この曲のイントロがかかった瞬間、会場が真紅の照明に染まるのが印象的です。サウンドがとにかくかっこいいんですが、それにぴったりというか、

「此処には 過去も未来もない 今しかない」

など、歌詞もかなり情熱溢れるものになっています。 聴いていて血が滾る感じがします。

止まっていた時計が今動き出した

止まっていた時計が今動き出した

  • ZARD
  • ポップ
  • ¥250

15.夏を待つセイル(帆)のように(2005年)

わかりあえてた君とも

いつか温度差があったね

それでも 苦しいのは

一瞬だけだもんね

劇場版名探偵コナン水平線上の陰謀」の主題歌です。タイアップ用に作られている楽曲ということもあって、子どもが口ずさめるようなキャッチーさとあたたかさで溢れているところが魅力です。泉水さんの詞は、人との関わり方についていつも繊細な言葉選びをされますが、この曲は特に語尾に「ね」を置くフレーズを使って、相手との距離感を表現しているところが巧みで、絶妙で、たまらなく好きです。

夏を待つセイル(帆)のように

夏を待つセイル(帆)のように

 

 

以上、15曲でした。正直15は自分で設定しといてなんですが枠が少なすぎてしんどかった……。ウンウン唸りながら選びました。。。(「永遠」とかが選外になった時かなりめげそうになった)

ということで「おすすめの曲は分かったけど、どこから聴いたらいいの?」という方へ。これがおすすめのアルバムDA!

 

ZARD Forever Best~25th Anniversary~

ZARD Forever Best~25th Anniversary~

 

 やっぱりこれでしょう……現段階でどこから入れば?という方にはやはり昨年発売されたベストアルバムが良いだろうと思います!このアルバムの素敵なところは「突然」や「DAN DAN心魅かれてく」といった提供曲のセルフカバーや、「遠い星を数えて」「眠り」といった名作カップリングもしっかり収録しているところだと思います。さすが、4枚組はダテじゃないぜ!上記紹介楽曲の、1・3・4・5・6・7・11・15曲目が収録されています。泣く泣く選外になった名曲も盛りだくさんです。

 

最後に。毎年この日と2月のお誕生日は1日ZARDを聴いています。知れば知るほど本当にその存在が愛しくて、大好きとありがとうの気持ちでいっぱいです。寂しさは消えてくれないけれど、それ以上に、泉水さんが遺してくださった作品に満ちるあたたかな愛が、なんでもない私の人生を日々励ましてくれたり、支えてくれたりしていて、頑張る原動力になっているのです。それって、幸せなことだよな、と思います。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

ZARD、ずーっと大好き!!!!

 

 

 

下ネタにおける男女の感覚差について考えた話

みなさんこんにちは。こちら花本です。

今回は下ネタの話をします。苦手意識がある人は帰りましょう。特にえっちな話題ってこともないと思いますが一応。あと注意書きとしてはあくまで日本に住む私の周囲の話であって、あんまり広い視野で書かれた文章ではないよってところですかね。

お話したいのは、どうしてこうも男と女で下ネタに対して認識だとか、許容感が変わってくるんだろうなっていう疑問の提示です。本質的な部分で答えは出ませんし、ただただ当たり前の話をします。それでも良いとおっしゃるお時間に余裕のある紳士淑女の皆様は、このまま妄言まがいにお付き合いくださいませ。

f:id:hanamotohodaka:20170507065947p:plain

(話の内容にはあまり関係ない春らしい絵を描きましたので貼っておきます)

事の発端は、春になっていよいよ花粉が本気を出してきたことに遡ります。鼻水がそれはもうだらんだらん出てくるので、私の部屋のゴミ箱はぐしゃぐしゃに丸まったティッシュでいっぱいです。私はそれを見て、「ハハハ、なんだか思春期の男の子の部屋みたいだなぁ」と思ったんですよね。私は思考回路とツイッターが結構近い位置でつながっているので、思った時にスマホなりPCなり触っていたらもしかしたら呟いたかもしれないんですけど、その時はそうしなかった。そんなに火力があるネタってわけでもないんですが、なんだか、言っちゃダメな気がしたんですよね。同時に、女性としてどうなんだろうな、と思ったわけです。そのなんとなく言っちゃいけない気持ちになった、「なんとなく」の部分は具体的にまとめるとどういう回路からきてるんだっけかな?という部分を、書きながら見つけていけたらと思って、こうしてブログを書き始めた次第です。

下ネタに強い女性、弱い女性

私のTLには、男女どちらが多いんだろうなとざっくりアンケートをとってみたところ、こんな結果になりました。(普段いる本垢のほうね)

ここに票を入れてくださった皆さんというのは、私のツイートをアクティブに観測してくださっているフォロワーさんであろうと考えられますし、気になっているのはそういう人たちの割合なので結果としては若干女性が多いと言って良いでしょう。

私の中では、下ネタツイートに関してこのアカウントで喋っていいぞというやんわりとした基準があります。(RTも含める)まとめると、

  • 「おっぱい」とか「おしり」みたいなクレヨンしんちゃんとか少年マンガに出てくるような表現のレベルのもの
  • ピクシブなど他の投稿媒体でもR18タグじゃなくて大丈夫そうな内容のもの
  • 直接的な表現が使われていても、あくまで論調的に使わざるを得ないだろうと考えられるもの
  • TVでも深夜帯なら大丈夫そうなネタ(ラジオの深夜帯はもうちょっと過激な気がするので微妙)

みたいな感じですかね。一応オープンなアカウントですし、例えば中学生くらいの人がワールドワイドウェブを放浪する中で万が一私のアカウントにたどり着いてしまっても、そう悪影響みたいなものは及ばないだろうみたいな考えがあります。というか、どちらかというとこの施策はフォロワーさんの中にいらっしゃるであろう「下ネタに弱い女子」とか、「そこまでオープンマインドして良いものか悩むフォロワーさん」のためにやっているというのが正しいのかなという印象です。

私のフォロワーさん、特に女性について分類すると

  • 下ネタになんら抵抗ないタイプ(多分私もここ)
  • 腐女子(抵抗ある人は少ないでしょう)
  • 下ネタについて自分から呟いたり拡散はしないがいいねはくれたりするブランディングタイプ
  • 下ネタとか苦手そうな清純派タイプ
  • 下ネタに関して呟きも反応もなく、大丈夫なのか苦手なのかわからない未知数タイプ

 以上のような感じだと思ってます。

上記の施策対象になっているのは、アンダーラインを引いたところに該当するみなさんのことでして。ちなみに私個人といたしましては、女性の全裸イラストがどーん!したり怪しいGIFがわーい!してるTLで日々過ごしているのでなんかもう慣れてしまっております。そういうのをほいほいRTするツイッタラーさんもいて、好き好んで見ているというよりは、スルーできる力を持ち合わせているという話なんですけれども。でも、誰もがそういう力を持っているわけではないし、そもそもスルースキルを養っていないから下ネタに苦手意識があるんだろうとも思いますし、そういう方がショックを受けないためにも、ある程度取捨選択していく必要があるだろうなぁというのが個人的な見解なわけです。ツイッターなんて好き勝手つぶやく場所で、そういうのが嫌ならリムーブなりブロックなりすればええやん!というのも正しい解釈の一つではあると思うんですが、一応、超個人的なアカウント運営規則として、私の場合はそれを定めているわけなんですね。過激な発言でフォロワー自体を厳選する形ではなくて、過激な発言なんて普段はしないし、普通に、より多くの人と交流したい平和なアカウントなんだよなと思って。つまり、どれだけ面白い話であっても、そういったラインでひっかかってしまったら拡散はやめておこう、と歯止めがかかるわけなんです。

下ネタにおける男女差

そもそも、普段女同士で集まって下ネタトークするか?という件に関してなんですが、少なくとも積極的にはしないんじゃないかなという印象です。そういう話題になれば(できる相手なら)すると思うんですけど、例えば制服をきているような学生時代の時にそういう話をしたかと考えると、あまりしない人が多いような気がするんです。どこがソースだったか忘れましたが、女性のそういう話は生々しい体験談が多いとも聞きます。なんとも世間話的です。

対して男性に関してなんですが、言わずもがなそういう話題でエキサイトしがちな生き物といいますか、相対的に見て興味が全くない方が少ないと言えるんじゃないかと思います。好きという感情の前に欲が出る人も女性よりは多いでしょう。もちろんSNSでそういう話はしないと決めている男性もいらっしゃるとは思うんですが、友人などと話す中でそういう話題が気軽に出てくることはあっただろうと想像できますし、何より「抵抗感」が女性と異なるような気がします。スルースキルというのは、シャワーがあってこそ身につくものなような気がするので、そういった場数や年季が女性とは違うような気がするんですよね。それこそ、女性は交友関係を築く上でそういった話題をするコミニュニティとしないコミュニティを選択することが容易ですが、男性の場合はしないコミュニティだけに属するというのは簡単なことなんだろうか?と思うわけです。

加えて、下ネタの話は異性相手の方がしやすいんだよな、という状況も有り得るのではないかと思います。

平等ではないスキャンダルイメージ

こういう話題なので具体的なグループ名はあげなくてもいいかなと思いますし、それこそ皆さんのご贔屓の中にそういう方々がいらっしゃればそれに当てはめていただきたいんですけど、男性のみのグループ(アイドルとかバンドとかそういうやつ)の魅力の中の一つで、「中学生みたいな下ネタトークに大盛り上がりするところ」みたいなところってあったりしませんか。

それが表している魅力はなんたるかですが、仲の良さの表れであったり、少年らしさであったり、可愛らしさみたいな部分につながっているものだと思います。つまり、男性が放つ下ネタトークは、時に異性から見た時に魅力として効果を発揮する場合があるんですよね。(「ただしイケメンに限る」の一例であることは言うまでもないんですが)

対して女性のグループにそうであって欲しいかと考えた時に、セクシー女優のお姉さま方がそういう話題できゃっきゃしてるのはある程度需要があるかと思うのですが、大体の女性グループに対しては「清純」を求めるところではないかと思います。それこそ、近年では「恋愛禁止」のアイドルグループもあるわけで、そういう展開に絶対ならないと決めつけられない以上、交際することさえ許されない環境下で彼女たちは頑張り続けていくことになるんですよね。

ここではアイドルを例にとって話を続けますが、アイドルという職業自体の内容については男女差はあまりないように感じます。キラキラし続けることでお金を稼いでいる。基本的には好かれることが仕事です。故に特定の相手がいるのはあまりよろしくないわけです。しかし、そういったスキャンダラスなイメージがあった時に、男性と女性ではあまりに影響が違いすぎるのではないか?と思うわけです。「チャラ男」的なキャラクターで人気を博す男性タレントもいますし、何かあった時に「男だからしょうがないよね」と処理されるのに対し、女性タレントの場合は大炎上しがちというか。正直芸能人が誰と付き合おうと誰と不倫しようとどうでもよいタイプで、好きにしてくれ、そういうニュースは後回しにして朝の時間くらい大事なニュースだけやってくれ、とか思ってしまう人間なのですが、平等ではないなぁ、と時に感じているわけです。恋愛なんて病気と一緒で、好きになっちゃったもんはしょうがなかったりしますからね。女性の場合も「しょうがないじゃんね」と思うんですよね。ケースバイケースですけど。

プリンセスや大和撫子は下ネタなんて言わないんじゃないか説

私はジェンダー論にも心理学にも明るくないので、そこまで込み入った話にしたくはないなぁと思いながら書いてるんですが、思ったことをだらだらと続けますとね。シンデレラコンプレックスみたいな話で、下ネタに苦手意識を持っている女性は「男性によって運命を決められるもの」的な風潮にまだ支配されていて、「いい男を狩りに行くぞ!」というよりは、「いい男に選ばれたい」「そのためにいい女でありたい」「だから清純でありたい」みたいな思考回路になっている可能性もあるなあと思ったんです。深層心理がそういう話題を避けているというか。

「清純そう」「大和撫子っぽい」みたいなイメージを周囲から持たれる女性がいかにしてそのような性格になったかを考えると、それはもう周囲からの教育と自意識の賜物で、女の子らしくおしとやかに生きていけるのはある種自分の才能であり、周囲からもそう求められているぞ、という気づきが今までの人生の中であった人なんじゃないかと想像しています。そして、基本的にはそういう生き方が美しいとされていて、女性の「ガサツ」「男っぽい」という性格が、さもマイナスイメージのように捉えられてしまうのは、ここの界隈と比較されてしまうからなんですよね。男らしいのも個性なんですけど。

とはいえ、やっぱり許す許されないは発言者の見た目がものをいうと思う

 ここまで長々書いてきてのそんな結論!?みたいなオチなんですけど、やっぱり下ネタに関しては発言するハードルが女性の方が高い。でも、それが綺麗なお姉さんだったり、可愛い子が発言したものだと、爆発的に好意を寄せられる場合だってあるじゃないですか。男性側の発言でも、先ほどアイドルを例に出して「ただしイケメンに限る」と表現しましたが、女性側から見て、一定の水準を超えてくる人間から発せられる下ネタトークであればある種魅力的にも感じられるでしょうが、自分がそれを公の場で発して大丈夫な人間かどうかは一度検討した方が良いと言えるでしょう(これはインターネット上の自分と現実での自分をリンクさせてしまっている方に対してのお話です。完全に切り分けができている方にとっては、あまり関係がないかもしれません)。男女どちらにも言えるのは、異性にモテたい、且つルックスというわかりやすいアドバンテージがないのであればあんまりそういうことを言わない方が無難なんじゃないかということ。モテるとかモテないとか意識していない人に関しては、好きにされてよろしいと思います。正直私がこうやって平然と下ネタに関してのブログが書けるのも、特に異性からモテたいと思っていないためな気がします。

おわりに

ここまで内容のない話にお付き合いいただいて恐縮です。まとめるまでもないんですが、今回考えて改めて感じたことは

  • 下ネタって言ってしまうのは簡単だけど万人に受け入れやすい表現方法をとるにはセンスもいるしリスキーだよね
  • 男女ともにモテたいならあんまり言うべきじゃないよね
  • 下ネタ許容度って人によってだいぶ違うから気を使うよね
  • ここまで下ネタについて真剣に考える私ってバカかもしれないなぁ

ってところだと思います。冒頭に感じた「なんとなく」を言語で表現するならば、「私のTLにはこういうネタを受け付けられないタイプの方もいらっしゃるかもしれないし、直接的な表現すぎて優れたものとは言えないわ。やめとこ」って感情だったのだと思います。真面目に書いたら大草原です。でも、人間同士のコミュニケーションにおいて大事なのは共感力だったり相手に対する思いやりだったりすると思うので、気をつけていった方が得策だと思うよ!という注意喚起のお話でした。

下ネタについて書いていたらコミュニケーションの話になっちゃたよ。おわり。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

 

垢分けの美学の話

インフルエンザの学級閉鎖と真夏日が同居するカオスな春、皆様いかがお過ごしですか。花本です。

二週に一度の更新ペースを早速守れずおりますが、あくまで目安ということにいたしましょう。目標を下方修正する時いつも、放課後ティータイムの例の楽曲が私の頭をよぎります。私は唯ちゃんが好きです。うんたん。

 

さて、今回のお話は垢分けの美学とはなんたるかについてぼやぼやと日々考えていたことのまとめです。垢分けとは、「アカウントを分けること」の意でありますが、主にTwitterでのお話になるかと存じます。私のメイン生息地がTwitterなので。

f:id:hanamotohodaka:20170426024620p:image

例えばメインのアカウントの他に、鍵をかけて実際のお知り合いだけを集めたアカウントを作ったり、仲の良い、信頼を置ける人だけ相互フォローにしたアカウントがあったりという人は私の周囲にも多いような気がします。

特定の人物に見られてはいけないこと、人間関係的な意味でほんのりバイオレンスな内容を呟く時に有用だったりしますよね。

代表的な例としては、学生時代は自由奔放にTwitterランドを楽しんでいたけれど、就職活動を機にガチャリと鍵をかけて、万が一受験企業の関係者に見つかってしまっても大丈夫なように体裁を整えるなどでしょうか。

加えて、誰からも見られるオープンアカウントはセキュリティの観点でもかなり危ういものがあります。今はもう死語だと囁かれている「〇〇なう」ですが、使い方によっては第三者が場所や状況を特定できてしまったりもするんですよね。より時差がなく、よりリアリティのあるツイートをお届けするためには、そういった鍵アカウントを運用する方が得策であると言えるでしょう。「誰がワシのことなんか特定すんねん」と思ったそこのアナタも!一応気にはかけておかないといけないと思うんですよ。世の中想像以上におかしな人がたくさんいるんですぞ。春だしね。

 

さて、今回お話したい垢分けについての話は、上記のような鍵アカウント運用のお話ではなく(違うんかい)、単純にオープンアカウントをいくつも持っている人に関するお話です。

規制垢や爆撃垢など、ツイ廃と言われる皆さんが普段使うような、本垢単体では収まりきれなくなった部分の補完を担うアカウントとか、意識の高いbioとキラキラした日常生活を振りまき取引で儲けちゃいましょうぜと沢山のアカウントを使って誘って来る謎のギラギラ系あんちゃんとかそういうことではなくて、「趣味嗜好」や「活動」ごとにいくつものアカウントを分けている人たちの存在について悶々と考えたことをまとめていきたいと思います。

 

様々な垢分け

趣味嗜好や活動ごとに、と述べましたが、まずは趣味嗜好の方からまとめていきましょう。

簡単にいうと、その内容のみに特化したアカウントを作成運用するということです。

例えば、ジャニーズ好きの人がジャニーズの話だけするアカウントであったり、アニメが好きな人がアニメの話だけするアカウントなどがそれに当たると言えるでしょう。所謂、おたくアカウントですね。ここから先、さらに細分化することもあって、ジャニーズでも嵐の話しかしないだとか、アニメの中でも名探偵コナンの話しかしないみたいなアカウントも存在するわけです。

次に活動ごとにという分け方ですが、これは何かを作る人に多いような気がしていて、絵を描く人や曲を作る人などが自分のプライベートアカウントとは別に、表現発信、及び交流用に別のアカウントを取得しているケースです。

他にアカウントを分けるケースとしては、グッズやチケットの譲渡、交換先を見つけるためだけのアカウントなどもそれにあたるでしょうか。相互フォローにならないとDMを送れない設定にしている人にとっては、有用なアカウントであると言えるでしょう。

 

なぜアカウントを分けるのか

アカウントを分けるメリットを一応まとめておくと、

  • フォロー、フォロワーの発信交流内容をより集中したものにできるので、TLの話題がそれ一色
  • 仲間や同士が見つかりやすい
  • 関係ない話題をしなくて良い分、仲間や同士と繋がりやすい
  • 譲渡や交換、実際のオフ会など交流関係に持ち込みやすい

みたいなところでしょうか。他にも色々ありそう。

Twitterに関しては個人的設定でいじれるようになりましたが、以前はDM(送信者と受信者のみでやりとりできるメッセージ機能)を送るには相手と相互フォローやら友達にならないといけない設定もあって、雑多な内容を呟く個人アカウントとしては、わざわざこの取引だけのためにTLに私のツイート垂れ流すのって忍びないな……とか思ったりしたもんです。取引終了と同時に相互フォロー解除、という感じでもいいんですけど、そこから仲良く交流していけるケースだってあると思うんですよね。そういう時アカウントを分けていると大変便利だと思います。

断固としてアカウントを分けない人たち

対して、こういう皆さんも現れてくる、と。

私が今回語りたい本質はだいたいこの人たちの存在についてなんですよね。強い。黄金バットくらい強い。

何がそう強いのかと言いますと、「私という人格はいくつもの好きが重なってできているものであるからして、そう安安と分類など行ってなるものか」という屈強な精神の元、あれもこれも全部、同じアカウントで垂れ流してやんよ!というそのマインドです。

加えて、あわよくば、Aについての私をフォローしてくれている人に、私が好きなBとかCも布教しちゃおう!!みたいな感じなんですよね。

私、そういう推しが強い人好きです。

分割化される個、できない個

そもそも、日々SNSで推したり推されたりしていく中で、何につけても単推しな人間っていないと思うんですよ。当たり前だけど。

和食アカウントの人も洋食や中華を全く嗜まないかといったら違うし、本当はご飯を食べること自体が好きで、中でも和食なのかもしれないですよね。というかそういう場合が多いと思います。

それ専用のアカウントを作ることで得られる交流のしやすさっていうのはもちろんあるんですけれども、アカウントを分けてしまうと個人が分断されてしまう気がするというか、普段の私と出張中の私ができてしまって、普段の私を完全に分割化しきった時に、「あれ?私の居場所ってどこだったんだっけ?」と不器用な思考に陥ることだってあるように感じるんですよね。そうならないために個人の総合的な、「本垢」を運営し続ける人もいるし、分割化された世界で個を発揮していく人たちだっているんだよなあ、としみじみ考えてしまうのです。というか全部分けちゃう人なんて多分いないんですけど。何個アカウントもつねんと。

垢分けは美学

 こんな風に考えていくと、垢分けってもう美学の領域だなって思ってしまうんです。

強制するものでもされるものでもないし、心理的にできる人とできない人がいる。

私という「個」を分割化していくことにかなり抵抗がある人だっているんじゃないかと思うんですよね。だって、その分割化されゆく思いが、全部ひとかたまりになって初めて「個」になるのだと思うから。

なんだかそんな風に考えていくと、不思議な不思議なTwitterランドがもっと面白く見えてくる気がするんです。

 

 

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

 

 

 

神話溢れる冬の秩父へ日帰り旅行に行った話

 こんにちは、花本です。今後も二週にいっぺんくらいを目安に更新していきたいと思っておりますのでどうぞよろしくお願いします。

 さて今回のテーマはと言いますと、表題の通り秩父旅行記です。行ったのは1月某日。お友達Hちゃんとの女二人旅となりました。又吉先生が「秩父は物語です」とおっしゃる広告にホイホイされて、これといってプランを立てず、行き当たりばったりのぶらり旅をしてきました(西武沿線にお住いの方は割と馴染み深い広告なのかもしれません。又吉さんの雰囲気が抜群によろしいPRで私はとても好きです)。順番に書いてまいりますので、お茶でも飲みながらごゆるりとお付き合いください。それでは、スタート!

 

AM10:30 西武秩父駅集合

 Hちゃんとは現地集合しました。秩父まではレッドアロー号なんかに乗ってしまえば池袋から最短78分、乗車券772円+特急指定席券700円=1472円で行けちゃいます(ICカードで計算)。本数も1時間に1〜2本あるので、使い勝手がよろしいですよね。

www.seiburailway.jp

飯能駅を超えてしばらく進んだあたりで「トンネルをくぐるとそこは雪国でした」みたいな光景に出くわし、「さすがに雪はないやろ〜」となめてかかっていた私は面食らいました。(関東とはいえ冬の山間地。それなりの装備で行こう!)

西武秩父駅に着くと在来線ホームには「あの花」ラッピングの電車が。

f:id:hanamotohodaka:20170324065159j:imagef:id:hanamotohodaka:20170324065231j:image

 私もHちゃんも「あの花」については履修済みということで、「めんまかわいい」「じんたんかわいい」などとはしゃぎながらお写真を撮らせていただきました。多分ファンの方はみんなこうやっていることでしょう。

 まず駅のすぐそばにある観光協会に向かいまして、こんなガイドを入手します。

 

f:id:hanamotohodaka:20170329185526j:image

 

推しが強い。そして秩父はおたくに優しい。地図やチラシを眺めつつ、この先どうする?という計画をぼんやりとおさえていきます。お互いにここには行きたい!という場所を提案し、上手いこと回れるように算段していく寸法です。Hちゃんとの相談の結果、

  • 三峯神社
  • 三十槌の氷柱(みそつちのつらら)

の二つは必ず行きましょう!ということになりました。

 上記の二つは方向が同じで、西武秩父の駅前からバス移動ということになります。(現地でレンタカーを借りようかとも思っていたのですが、路面凍結の関係で大型車になってしまうためコスパが悪いと判断しやめました。でも、個人的には車が一番回りやすいのかなと思います)バスの時間までは駅周辺を探索!ということで、歩いて秩父神社へと向かいました。

  その途中、秩父鉄道御花畑駅に寄り道。副駅名は芝桜駅と言いまして、芝桜の丘で知られる羊山公園まで歩いて20分なんだとか。うまいこと秩父鉄道に乗れないかな〜とも画策していたので、その下見に参りました。(秩父鉄道については旅の後半で無事乗車できたのでそのときに触れますね)駅に隣接されているお店で、B級グルメ「みそポテト」を食べました。

f:id:hanamotohodaka:20170326204315j:plain

f:id:hanamotohodaka:20170326204327j:plain

お味噌は甘く、お芋はほくほくしていて昔ながらのおやつ、といった感じでした。ノスタルジックテイスティング。地元の高校演劇部が公演のフライヤを貼っていて、スタイリッシュでおしゃれだったことが印象に残っています。

 

秩父神社

 大きな道路をぐるっと回って、歩くこと10分〜20分。最初の目的地、秩父神社に到着です。

f:id:hanamotohodaka:20170326204344j:plain

f:id:hanamotohodaka:20170326204357j:plain

f:id:hanamotohodaka:20170326204412j:plain

f:id:hanamotohodaka:20170326204433j:plain

 

 御由緒などは公式HP(秩父神社)が詳しいです(丸投げでごめんなさい)。12月の「秩父夜祭」は京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに日本三大曳祭に数えられるそうですね……!行ってみたい。

 個人的には、神社をぐるっと一周しまして、絵馬を拝見しておりました。『あの花』『ここ叫』のイラストがたくさんあって、思わず見入ってしまったんですよね……。『ここ叫』に関しては神社が純ちゃんのイラスト入りの公式絵馬をご用意されていたので、その絵馬も沢山ありました。

 

商店街

 秩父神社からはまっすぐアーケードが続いており、そこもお散歩してみることに。

f:id:hanamotohodaka:20170326204444j:plain

f:id:hanamotohodaka:20170326204530j:plain

 秩父は想像以上に『あの花』『ここ叫』推しの街でした。町中のいたるところでめんまや順ちゃんに会えます。

 ところで、私は福岡のローカル番組『ゴリパラ見聞録』のファン、すなわちゴリパラキッズであるのですが、秩父は以前番組で訪れたことのある街であり(それこそ依頼は「あの花」の聖地巡礼というものでした)キッズとしては彼らの軌跡も追っていきたいところ。そんなことを話していると……

f:id:hanamotohodaka:20170326204500j:plain

出た!「パリー」!!!ゴリパラで御一行がランチをしていたお店です。外からは営業中なのかさえ分かりかねるその雰囲気に飲まれます。明かりがついているような気がする……音や美味しそうな匂いがする気がする……どうなんだろう、やってるのかな。なんておどおどしていたら、中からお客さんと思しきおじさんが一人出てきました。どうやら、やってるっぽい。意を決して「やってます……?」と入ってみると、ご主人ではなく、常連っぽい雰囲気のおじさんたちが「やってるやってる!」と明るく迎え入れてくれました。ご主人はどうやらその常連さんたちのお料理を作るために調理場にこもっていたようで、そのお客さんたちのお料理が出てきたときに我々の存在に気づいてもらった感じでした。なんとも微笑ましい。

f:id:hanamotohodaka:20170326204523j:plain

注文したのはオムライス。ご覧の通り色々とのってます。素敵。一口食べて、その美味しさにびっくりしました。思わずはっとする美味しさ。他にもいろんなメニューがあり、単純に他のものも食べてみたくなったので、また来たいと思いました。

f:id:hanamotohodaka:20170326204516j:plain

お店でねこ様に会いました。なんてフォトジェニックなんだ。

 

 西武秩父駅まで戻ってきたところで、まだ時間があるということで駅前のミスドでティーブレイク。さっきご飯食べたばかりだったのに、コーヒーとドーナツのセット価格が大変お得だったのでホイホイされてドーナツも食べてしまいました。デザート扱いにします。ポンデリングなので小麦粉感が強いけどね。

このティーブレイクの時に、三峯神社行き路線に温泉と名がつくバス停を確認。温泉に行きたい波動で満たされた我々は、どうにかこうにかして完全に行く気になりました。

 

バス乗車

  我々はバスが出る数分前にミスドを後にしましたが、既にバス停にはちょっとした列が形成されていました。土日だと結構並びそうな印象ですので、ご乗車予定の方は少し早めに向かわれた方が良いかもしれませんね。

バスに揺られること1時間。山道をぐんぐんと、それはもうぐんぐんと登って行きます。(酔いやすい方は酔い止めを飲んでおくと良いでしょう)

f:id:hanamotohodaka:20170326204600j:plain

雪も深くなってきて、途中見かけたダムは、氷を張っていました。

舗装された道の終点、山を登りきると、神社の駐車場に到着です。

f:id:hanamotohodaka:20170326204610j:plain

うん!山間!!

 雪がちらついていて、と に か く寒かった!!!マフラーと手袋は準備してたんですが、「うおー!さみー!」と凍えながらさらに緩やかな坂道を登っていきます。

f:id:hanamotohodaka:20170326204620j:plain

 こちらの鳥居は三ツ鳥居といって、日本でも数少ない珍しい鳥居なんだとか。

三峯神社

10分ほど歩いた先に、そこはありました。

f:id:hanamotohodaka:20170326204706j:plain

パワースポットと言われるだけはある。山の中の静けさが神秘的な雰囲気を漂わせています。厳かとはこういうことを言うんでしょう。雪の中に現れる豪華絢爛とも感じられる美しい境内。

f:id:hanamotohodaka:20170326204731j:plain

f:id:hanamotohodaka:20170326204819j:plain

f:id:hanamotohodaka:20170326204742j:plain

 こちら、ご神木です。パワーがいただけるということですので、手をすりすりさせていただきました。みんな触っていくので表面がつるつるです。

f:id:hanamotohodaka:20170326204756j:plain

名物、わらじカツ丼を食べよう

  食べてばっかりなんですが、早めに参拝を済ませて神社の近くの大島屋さんでわらじカツ丼をいただくことにしました。秩父といえばわらじカツ丼、わらじカツ丼といえば秩父です。

  このお店は又吉さんの前に西武イメージキャラクターをしていた吉高由里子さんが、広告で訪れていた場所です。

また、でんぱ組.incのピンキーが以前番組で訪れた場所なんじゃないかと踏んでるんですが……いまいち確証は得られず。

山々を一望しながらお食事を頂けるところがまた良いですよね。乗る予定のバスが三峰神社発の終バスだったので、少しヒヤヒヤしながら待っていると……

f:id:hanamotohodaka:20170326204830j:plain

これは美味い(確信)

大きくて平たいカツが二枚もドーン!しています。タレの優しいお味がお米をしっかり包んでおり、主役のカツも揚げたてで大変美味。ティーブレイクも後を引いていたので、器をお借りしてHちゃんと半分こしました。半分こでも普通の丼物のレディースサイズくらいな気はしたので、食が細い方はシェアする相手を連れていきましょう。またはお腹と背中を引っ付かせていきましょう。

  ちょっと急いで食しまして、バスへと向かいます。さて!次は途中下車して氷柱鑑賞です!

 

三十槌の氷柱(みそつちのつらら)

  秩父には氷柱の名所が三つあります。尾ノ内渓谷の氷柱、あしがくぼの氷柱(ここは西武鉄道芦ヶ久保駅から歩いてすぐのところらしく、行きやすいみたいです)、そして、三十槌の氷柱です。

昼間に見ても圧巻だとは思うのですが、注目されるのはやはり夜間のライトアップ。

三十場のバス停*1で下車するとちょうど太陽が落ちきって、暗がりになったところでした。バス停から5分ほど歩いて会場に入ります。

見ていただきましょう、こちらが確認の画像です。

f:id:hanamotohodaka:20170326204905j:plain

 

……幻想的!

まるでファンタジーゲームのダンジョンみたいでした。自然の凄さと人類の叡智のコラボレーションです。固っ苦しいことはいいので見にいきましょう。生で見る価値ありです。

f:id:hanamotohodaka:20170326204858j:plain

 

f:id:hanamotohodaka:20170401033035j:plain

f:id:hanamotohodaka:20170401033030j:plain

 平日ですが多くの方が氷柱を堪能しにきていました。私は買ったばかりの一眼レフでバシャバシャ撮って帰りましたが、時間をかけて写真撮影するのもまた楽しそうでした。

 凍った道で転がりそうになりながら終バスに間に合うように会場を出て、来た道をバス停まで歩きます。この道がまぁ暗い。山奥なので街灯はありません。「歩いてんで!」と通りかかる車にほんのりアピールしつつ、スマホのライトを照らして歩きました。ただでさえ寒さの関係で電池がみるみる減っていく一日でした。モバイルバッテリー、グラシアス。

 

大滝温泉

  さて、終バスに乗り込みまして、終バスだというのに途中下車して温泉に入ってやろうという算段です。「三十場」のバス停から温泉最寄、「大滝温泉遊湯館」までは10分程度。そんなにかからなかったかも。帰りは最寄駅である秩父鉄道三峰口駅までタクシーに乗っちゃうことにしました。番号は観光協会で聞いておくとスムーズです。

道の駅大滝温泉(リンクはこちら)

温泉はさいっっこうでした!冷えた身体を芯まで温めていただいて、川を眺める露天風呂でゆるりと時間を過ごしました。

事前に分かっていたことなのですが、お風呂を出てすぐのタイミングで温泉は閉館。

大ポカだったんですが、タクシーが電話してから到着まで40分ほどかかるらしいことがお風呂を出てから発覚。入る前とかに計算してかけるべきであった……。我々はせっかくお風呂でぬくぬくしたのに寒空の下待つことになりました。テンション任せにおかしな踊りを踊って自らを鼓舞します。(Hちゃんの名誉の為に記しますが、踊っていたのは私だけです)ちなみにおかしな踊りも踊りきって万策尽きた頃に道路沿いに待合室があることき気がつきました。夜間でも普通に入れて、風がしのげて大変暖かかった。気がついてすぐにタクシーが来たので、そのありがたさを感じられたのは正味5分程度だったかと思います。踊る前にもっとよく散策すればよかった。

この温泉周辺は、昼間だと道の駅だったりして結構賑わうみたいですね。お昼の顔もまた覗いてみたいところです。

 

秩父鉄道

  秩父鉄道もまた田舎特有のダイヤ編成をしているので、狙った電車を逃すと何もない三峰口駅で小1時間またおかしな踊りを踊るはめになるという、なかなかに逼迫した状況でした。

「すまねえオヤジ、ワケありなんだ飛ばしてくれねえか」(曲解)

「……捕まってなお客さん。心配はいらねえ、電車が来るまで駅でどう過ごすか考えてりゃいいさ」(曲解)

みたいな会話をタクシーの運転手さんと交わし、できる運転手さんに車をぶっ飛ばしてもらって電車が来る10分くらい前に三峰口駅に着きました。

電車が来るまでは写真撮影をして過ごしました。レトロな駅舎で大変可愛い。

実はこの駅、西武秩父駅から三峯神社に向かう途中、バスで通ります。昼間はこんな顔。映画『トワイライトささらさや』では、ささら駅として使用されたようです。子猫(大泉洋さんのファンのことです)のひとりとしてはちょっと気になるポイントです。

f:id:hanamotohodaka:20170326204539j:plain

秩父鉄道の見所はSLパレオエクスプレスだと思うのですが、この日はど平日ということもあって運行なし。いつか拝みに来なければ。そして「secret base 〜君がくれたもの〜」バックに流しながら追いかけて走りたいっすね。すみませんゴリパラの話です。

さてさて、いよいよ鉄道に乗車。

f:id:hanamotohodaka:20170326204923j:plain

入線です。やってきたのは……

f:id:hanamotohodaka:20170326204934j:plain

2015年から運行され始めた「秩父三社トレイン」という特別ラッピング7500系車両!社殿や彫刻、伝説が描かれています。

f:id:hanamotohodaka:20170326204941j:plain

外も中も神話でいっぱいです。元気があったら全部見て回りたかった。このフクロウは秩父神社にいらっしゃった方です(写真は写りが微妙だったので割愛します。行かれた際はぜひご覧になってくださいね)。

 

旅の終わり

そんなこんなで西武秩父駅まで帰ってきて、旅はおしまいとなりました。Hちゃんと話していたのは、「夏も来たいね!」ということ。私にとっての初秩父は冬となりましたが、長瀞地方の川下りとか、涼しげなアクティビティもたくさんあることですし、芝桜も有名。春夏秋冬、色んな顔がある魅力がいっぱいな街なんだなあと肌で感じました。氷柱に雪と、冬の秩父は神話感が凄まじいということで、今回の旅の雰囲気が伝わりましたら幸いです。絶対また行こうと思います!

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

 

 

 

*1:氷柱のシーズンだけ、三峯神社線が停車します

「自己顕示欲」という言葉から完全解放されたくてブログを開設した話

簡単にごあいさつ

皆様はじめまして。花本ほだかと申します。ブログは今回が初投稿です。自己紹介のようなものを含めつつ、一本書ければと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

当方、挨拶だけはちゃんとするようにと育てられております。今日もちゃんと守ったわよ、故郷のおっかさんおっとさん。

 

導入

さて、茶番は早々に切り上げて内容に入っていきましょう。せっかくブログを立ち上げたのですから、内容がないよう、にならないように気をつけなければなりません。*1

私は小学生の頃、友人から面と向かってこう言われたことがあります。

「はなってさ、自意識過剰だよね」

確か6年生の時だったのではないでしょうか。私はまだその言葉の意味を理解しておらず、家に帰ってから辞書か何かで引いた覚えがあります(ちなみにはなとは私のニックネームです。お気軽にお呼びくださいね)。

私にそう言い放った友人は、スクールカースト最上位グループの、イケイケな女の子でした。気が強くて、自信満々で、おしゃれで、クラスのてっぺんとったるでという覇者の風格。みなさんの教室の中にもいたんじゃないですかね。むしろあなた様だったりしてね。何はともあれ意味は分からないながらにdisられていることは瞬時に理解したので、その時は心臓を掴まれた思いがしました。今でも思い出すとちょっとキュッとします。私はというと、真ん中のグループ*2で上手く立ち回っていたつもりでした。でも小学生の頃ですから、一度仲良くなってしまえば、格上の相手(?)のおうちにも遊びに行ったりしますよね。そもそも小学生の頃って友達によって遊び方も変わりますし。まったりお茶飲むだけの相手がいれば、いつ会ってもマリオパーティを50ターンする相手、飼っているハムスターを見せてくれる相手、新しい公園を見つけるために自転車で冒険する相手……とそれはもう多岐にわたります。彼女の場合はNARUTOの激闘忍者対戦*3でした。すなわち、関係は良好だったわけです。

そんな彼女から言われた言葉は、大人になってもつきまとい、離れてくれないのだから不思議なものです。まぁでも、陰口にせず面と向かって言ってきたことは評価したい。ありがとな、A子(仮名)。

 

「自意識過剰」は欠点か

上記の通り、私はA子の発言を当時は「disられた」と感じたわけですが、実際に言われてみたら、多くの人が同じように「悪口やんけ!」と感じてくれると思います。 その前提でのお話になるんですが、大人になって考えてみると、自意識過剰に人生を送っていくことは、決して悪いことではないように思うんです。スーパーポジティブとでも言いましょうか。自意識過剰に生きていけたら、人間とても強いような気がするんですよね。

そもそも私のどういった部分がA子の瞳に自意識過剰に映ってしまったのか、10年以上前の暮らしに想いを馳せつつ考察してみました。以下に箇条書きで記します。

  • 転校初日、隣の席の子の名前さえわからぬ状態で担任の口車にほいほい乗せられ学級委員に立候補、見事当選してしまう*4
  • その流れで卒業まで毎年一回は学級委員になっていた*5
  • 絵を描くのが好きでよくひけらかしていた
  • 小説的なものも書くのが好きでよくひけらかしていた
  • 勉強の成績も悪くはなかった(お受験組のA子にライバル視されていたのはなんとなく記憶しています。何点だったか毎回聞かれてたような。)
  • スポーツはバスケと長距離走、竹馬でのみ力を発揮できた(多分関係ない)

小学生の頃の話なので一つ一つのエピソード規模の小ささったら折り紙付きなんですが、ざっとこんなところでしょうか。しかしこうして振り返ってみると、当時の自分の長所リストみたいになるんですよね。理由は簡単、これらは自意識過剰と指摘されても仕方ないほど、自分自身で「できた」と感じてしまっている部分だからです。いくら謙遜しようと、本当に自慢できるところが一つもなかったと思っている人だったら、こんな風にリストアップすることはできないわけで。*6しかし彼女の方からすると、

  • 万年学級委員長だった ←目立ちたがり屋。まとめる力もないくせに。
  • 絵や小説を書いて人に見せる ←下手くそなくせに。
  • 自分と同じくらいの成績 ←もやっとする

みたいに感じてしまうこともあったんじゃないかなあと思うのです。また、そのような感情をやんわりとですが直接本人にぶつけてくれた彼女は、当時の私なんかとは比べ物にならないくらい心が成熟していたのだなぁ、大人だったんだなぁと思います。

とはいえ、自分の栄光を前向きに捉えられることは良いことです。自信につながります。ところが今現在、大昔の私の良いところをこうして箇条書きでピックアップし終えたのですが、心境的にかなり……その……辛いです。その理由は、小学生の頃の自分にはなかったもの、つまり思春期を超えてハタチを超えて、その間で私の心に形成された馬鹿でかいものが、過去の栄光をこうやって人様の前でさらけ出すことに対して物凄く攻撃的な目で睨みをきかせてくるためです。

そう、「自分に厳しいもう一人の私」。A子の言葉は、私の心に巨大な怪物を生んだのです。

 

「もう一人の私」は最も信頼の置けるリスクヘッジ

「もう一人のボク」みたいですよね。遊☆戯☆王の闇遊戯にちなんで「闇ほだか」とでも命名しましょうか。すげえ中学二年生みたいだけど気にしない。デュエル、スタンバイ。

闇ほだか氏は、常に私の一挙手一投足を一番近い位置で監視しています。自分の中にいるんだからそりゃそうです。

 

 

感覚的にはこの松岡さんとか高田さんの存在に近い感じです。意味合い的には対極ですが。「自分に厳しい自分」を飼っている方は多くいらっしゃるかと思うのですが、私の場合、つまり闇ほだか氏は、「自分が他者からどう見られるか」に関してのみ口を出してくる存在だと言えます。ウルトラアンチな存在なんです。

具体的にいうと、「今日はだるいからご飯インスタントラーメンでいいや」とか「こたつで寝ちゃえ〜」とか「二度寝しちゃえ〜」みたいな怠惰な私にケチをつけてくる存在ではなく、「今日は味噌汁もおかずもちゃんと作ったし、手の込んだごはんにできたぞ☆」という私(まだここでは現れない)が、写真をパシャッと撮ってInstagramにアップロードしようとした瞬間、

「は??????????自慢????その程度で自慢とか死ねば??????」

みたいな感じで切り込んでくる存在です(ほんのりした色合いにして棘を和らげました)。簡単にいうと、「かっこつけ警察」です。

お前ちょっとかっこつけようとしてるんじゃないの?みたいなそういう匂いを嗅ぎつけて、心がずったずたになるまで罵詈雑言を吐き捨てます。私は大人になった今でも絵や小説をかくことが好きですが、闇ほだか氏は「その程度でアップロードするとか恥を知れ下手くそ」「何が面白いの??何が言いたいの??」「とりあえずくそ」みたいな感じで罵ってきます。もっときつい言葉かもしれません。自分が知ってる最も汚い言葉で襲いかかってくるのですから。

つまり、自分一人では創作を大いに楽しめるのですが、それを人様に見てもらおうとした瞬間にとても辛い思いをするんです。「自己評価が低い」だとか、「自尊感情が低い」とも微妙に違って、「自己顕示欲」を発揮しようとしたその瞬間、その首もらった!!と言わんばかりの形相で、心から血が噴き出しそうになるくらい、ぐっさぐっさと言葉を突き刺していくのです。

闇ほだか氏の爆誕理由はただ一つ。「他人から何を言われても傷つかないようにするため」です。よく、めちゃくちゃ絵の上手な人が「落描きですが〜」とか「駄絵でごめんなさいっ!」とか言いながら超絶美麗な絵をその辺にぽーん!と投げ置いていきますよね。投げ置いてって表現はひねってます。彼ら彼女らはその作品を捨ててないんです。投げ捨てはしない。「落描き」「駄絵」とまるで「アウトレット」「訳あり」みたいな「クオリティ低くても許してにゃん♡保険」をかけつつ全力で投げ優しくその場に「見てね♡」って置いとくんです。*7そういうのって近頃は叩かれる世の中になってるじゃないですか。闇ほだか氏ってのはそういう保険の人なんです。人のちょっとした自己顕示欲の揺らぎに敏感というか。実力の伴った他人に対してだってそう思うのに、自分が生み落とした残念クオリティなものに対してならそりゃ饒舌になりますよね。まあ全部私なんですけど。

結局のところ、闇ほだか氏のおかげで他人に何をどうこう言われようと全く気にならない(正確には「そんなの自分でも思ってます。分かっててやってます。ええ、ええ」と思える)鋼メンタルを手に入れたのですが、何をやっても切なくて、たまりませんでした。

 

そんな私を救ってくれたのは

しかし闇ほだか氏の存在がありながら、私は絵を描いてはアップロードし、ご飯を作っては写真をインスタに載せました。正確には、「……うん、載せよう」って思えるきっかけがあったんです。簡単にまとめると、

  1. 身近な知人がコンスタントに作品発表するようになってからメキメキと実力を上げていくのを目の当たりにした
  2. それに影響されて私もアップロードするようにしてみたら、私の投稿を好きだと言ってくれる人が現れた
  3. 就職活動でそういうめんどくさいこと言ってられなくなった

という感じです。

身近な知人とは本当に気を使わなくていい親友です。彼女もまた絵を描く人なのですが、アップロードはもちろん、薄い本を作ってイベントに参戦してみたりとなかなかアクティブで、その様子をすごいなーと眺めていました。リアルにお友達なだけあって彼女の昔の絵がどういうものであったかも知っています。彼女が真面目に絵を練習し、勉強し、そして学んだことを生かして作品のクオリティを昇華させていく。熱意の伴ったその過程を目の当たりにした体験は、はちゃめちゃに刺激的でした。そして、

向上心がある人の「継続は力なり」はガチ

という結論にたどり着いたのです。スランプでも自分のその時の実力!と勝負し続けることで、実力を高めていけるという事実が、私に闇ほだか氏の全力disを押しのけて作品投稿をする勇気になりました。正直理詰めです。「下手でも投稿したほうがええんや!」と言い切れるようになったんですね。

すると、やんわり「あなたの作品好きよ」「よろしいわね」って言ってくれる方々(神々)が現れたんです。そうなってくると思いっきり調子に乗れるというか。

「お前そのクオリティでよ「でも好きって言ってくれる人おるもん〜♪」

と、大体のことは押しのけてへらへらできる、これは強い。規模感はどうあれ、「作品を生み落とすことを求められているんだ!! 」と自分自身で嚙みしめることができるのは感動体験ですよね。「見てくださる方々」との出会いはとても幸運でした。同時に、自分でどうこう決めつけてしまうことの浅はかさを知ることができました。

そして、就職活動。あれって「自分なんて……」みたいな感じは1ミリも出せないじゃないですか。「自分は最高の人材です!」「I'm a Perfect human.」って言いつつ、胡散臭くなくて、鼻につかない、ギリギリのところを攻めていかなくちゃならない。 あんなの素顔で出席する仮面舞踏会じゃないですか。少年隊が魔性のリズムを刻みだすってもんでしょう。*8とにかく、自分を「盛って」評価し続けたことでなんだか麻痺してしまって、自分のことをもっと寛容にみてあげられるようになったんです。

 

時は来た……

そうです。今がチャンスなんです。(色々すっ飛ばして「ジャスティス!!!!」と叫びたい衝動に襲われています)

「自己顕示欲」とは、本来他者から指摘されるものです。しかし私のように、他者に発信する前に自分自身でそれを指摘してしまって発表できず、せっかく頑張っていることなのに誰からも評価されぬまあ蔵で埃をかぶってしまうこともあるんじゃないかと思うんですね。せっかく持っている宝なら、ジメジメした蔵じゃなくて、ちゃんと見られるように飾ってあげたほうが良いんだと思うんです。闇ほだか氏の存在は苦しみだったり、悩みだったりもしたのですが、同時にいざという時に頼れる砦や武器でもあって。守ってくれるマザー感さえありました。「わざわざ怖いところに行かなくてもいいの。ずっとママと遊んでいましょうね」みたいなね。でも、今なら私頑張れるかも、一歩踏み出せるかもしれない!ってやっと思えてきたので

hanamotohodaka.com

ずっと作ろう作ろうと思ってなあなあにしてた創作物置き場作ったった!!へへーん!

なんならツイッターのアカウントとかもすっきりさせました。心機一転、昔から新学期になると文房具を新調したくなるタイプの人間です。

一人でもやもやしていた頃と比べると、随分な成長と言えるでしょう。土壌は固めたことですし。まだまだ内容がほとんどない場所ですが、ゆっくり自分で埋めていけると思うと楽しい気持ちになってきます。

 

おわりに

長らく書き進めて参りましたが(気付けばもうすぐ6000字)、このブログは「自己顕示欲」発揮の総仕上げといえるでしょう。自分の考えを恥ずかしげもなくながながたらたらと書くのですから、かっこつけもへったくれもありません。闇ほだか氏はこの記事にさえ「保険かけやがって」と言っていますが、そういうのを飼う人間になってしまった以上、向き合いながら書き続けていくしかないでしょう。

きっとどこかにいらっしゃるであろう、同じように「もう一人のボク」と向き合ってもやもやしている方のちょっとした気分転換になれば幸いです。こういう人もいるんだねって。そんな簡単に解決出来る領域はもう終わったんだ……って落ち込まれてしまったらごめんなさい。許してにゃん。

次はどのような話題になるか、はたまたいつ更新になるかはわかりませんが、ご興味ありましたらよろしくお願い致します。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

 

ジャスティス!!!!!!!

(逃走)

 

*1:一発目なのでこの先どのようなスタイルに落ち着くかは不明ですが、筆者はダジャレや理由もなく韻を踏むのが好きな方なのでこれくらいは今後もぶっこんでいく予定です。

*2:クラスのほとんどの子がここで、大勢で仲良くやっていました。

*3:テンテンが好きでした。

*4:家に帰って母にへらへら報告すると、「何考えてんの!?」ときつめに叱責されたのを思い出します。

*5:ほぼ転校生状態だった中学でもそうでした。学びは生かされません。

*6:このブログでは、謙遜をすることは返って不必要だと感じるのでしません。鼻についたらごめんなさい。

*7:今「許してにゃん」と書いてしまったことで私の頭の中に嗣永桃子プロが現れましたが彼女はいつだって全力、プロ中のプロです。

*8:筆者は就職活動がとても長い戦いになったのでだいぶ摩り切れました。この辺の恨み辛みは要望があればブログにするかもしれません

ブログ以外のあれこれはGendarme△で。花本ほだかの創作置き場です。