ほだかさんそう

花本ほだかによる総合学習はてな小屋。山小屋の「山荘」と「ほだかさん想」でかけている。

【情緒ぐちゃぐちゃ忘年会】CUE DREAM JAMBOREE 2022に行ってきた話【感想メモ】

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2022年7月30日・31日、北海きたえーるで行われた、「CUE  DERAM JAMBOREE 2022」に参戦してきました。いや〜実に4年ぶりとなる有観客でのジャンボリー。大変……大変に良かったですね……という話をだらだらだらだら書いていたらもうお盆も越えたよ!?秋の香りがしてくる!!ワア!!

今回は3公演分全通したので、各回の差なんかも思い返しつつ、配信も見ながらドゥワァーっと感想文を書こうかと思います。そう、家に帰ったら配信のアーカイブでおかわりジャンボリーできちゃったんですよね今年はね。ヤッタ!ロスった心と身体に染み入る。福利厚生が効いている。

取り急ぎ、自分用の感情備忘録と少しの旅行記として残したい文章なので、レポではないです。早い話が公演後にオタクが居酒屋に行ってしっぽりやりながらツラツラ話すみたいな文章がずっと続くやつ。書けば書くほど野暮になるな〜〜と思ってるんですが自分のために残すものだからまあいいか。全部読むの結構大変だと思うので感想狂いの活字中毒者向けです。そして、映像もしくは現地でいっぺん見てる人向け。

ちなみに当方、特に散歩部(森崎博之さんと大泉洋さんコンビ)推しの人間です。最近の供給の中ではマスターピースの特典映像で早朝出発で「2日目」をやったってエピソードが好き。

千秋楽終わりに寄った花まるでゲラゲラ笑っちゃった掲示物の写真。ほんともう、それくらいのテンションでご覧になって……。

目次

●CUE  DREAM  JAMBOREE とは

知らない人向けに簡単に説明すると、北海道の芸能事務所クリエイティブオフィスキューが2年に1回やっている(芝居やコントもある)音楽イベントです。TEAM NACSさんをはじめとする所属タレントが一堂に集結して、タレントさんたちが自作の曲を披露する笑いあり涙ありのエンタメのダイナミズムを感じられるイベント。2020年は有人開催ができなかったので、「例年通り」のジャンボリーが行われたのは今回が4年ぶり。

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●札幌入りするまで

実は今回、初めてのうましか仲間と連番でした(これまでは特段うましかというわけではないフッ軽な友人に熱心な布教を施した上でご一緖してもらっていた)。平然と書いちゃったけど、オフィスキューのファンっていうのはうましかって呼ばれてるんですよ。うましかってことを誇らしげにしているような人たちのことです。

大泉さんがよく仰るように、ジャンボリーはオフィスキューの文脈が分からない人には本当になんのこっちゃ分からないイベントであることは間違い無いんですよね。戸次さん曰く「秘密集会」。それにしても、今年はオフィスキュー30周年の記念すべき年、内容もこれまでのジャンボリーの集大成と謳っていたこともあって、特段例年よりも一見さんには厳しい、ハードな印象があってとてもよかったです。「ハナタレナックス」で1回出てきただけとか、「1×8いこうよ!」で過去に数回出てるだけとか、熱心なファンでも、なんならオフィスキューで長年働いてらっしゃる社員さんでさえ「誰…?」となるような北海道ローカルで数回電波に乗っただけのレアキャラクターが「大泉さんのお気に入りだから」という理由だけで登場させられて、大泉さんがひたすら大喜びしているという光景をずっと見れて幸せだった。ここ、サビなので多分後でまた同じ話をします。

話を戻します。今年はうどんツアー(2018年の森崎博之さんのファンクラブツアー)で同室だったAちゃんYちゃんと3人で参戦しました。チケット諸々は早い段階で確保できたので、ジャンボリーの2週間前くらいに1回集まって服とかを決めて(イベントに合わせてお洋服考えたりするの初めてで面白楽しかった……)、当日はみんなで車で空港まで行きました。私が合流した時には車の中でTHANK YOU BEST2がガンガンにかかっていてにっこりしました。


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今年のジャンボリー合わせで出た楽曲ベスト盤だよ。

車内では、あの年のジャンボリーのあのシーンが好きだとか、大泉洋さんの歌は何度聞いても新鮮に歌がうまいとか、円盤の特典映像がどうだとか、コアな話をずっとしていました。全然関係無いんですけど、出発前々日にアマプラで「少女☆歌劇レヴュー・スタァライトロンド・ロンド・ロンド」と続く「劇場版少女☆歌劇レヴュー・スタァライト」を夜中に一気見したせいで完全にキマってしまって、その興奮と早起きの緊張、ジャンボリーが楽しみすぎることによる自律神経の乱れで全然寝れなかったんですよ。だから移動中はしっかり寝なきゃと思ってたんですけど、車はCUEソングかかってて楽しすぎて寝れん(This Music!)し、飛行機も興奮で寝れんしで結局目が血走ったガンギマリの状態で札幌入りしました。多い時には年に5回くらい来ていた北海道なんですが、コロナが流行り始めてから一度も足を踏み入れていなかったので、新千歳空港で見れるお馴染みの光景に大変沸き立ったものです。帰ってきたー!と思った。

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この右手にぶら下がってるのは鮭おにぎりです。空港のローソンで買ったんですけど、店員さんに「おにぎり温めますか?」って聞かれてあっ北海道に来てる今!となりました。この写真年賀状にします。

地下鉄で推しに会えるのでまずアガるんだわ、この街はよ。

●会場入りしてから

早朝出発しましたがなんやかんや時間があんまりなかったので、会場に直行してグッズ列に並び、昼公演に間に合うように入場しました。

初回は結構ギリギリに入場してしまったのであったかどうか分からんのですが、2回目からはお馴染みのウェーブ(開演前にどこからともなく客席で始まる。ロイヤルボックスがやってくれると盛り上がる)があって、ウワ!ジャンボリー現地にいる!!!と実感できました。ちょっと懐かしささえあった。

あと、個人的にはほんっっっっとに久々の起立OKなイベントだったのでそこも嬉しかった。

差し色で散歩部推しを表しています。

●ジャンボリー本編の話

今回は構成がかなり明快でしたよね。①オープニング②うましか歌合戦③ライブパート④エンディングというような大きく分けて4つだったのかなと。感想、どうやってまとめようかな〜と悩んだんですけれども、やっぱり順序通り、時には雑多に印象に残っていることを書くのがやりやすそうなのでそうします。

①オープニング

まず初めに千秋楽の配信を見ていて思ったことを先んじて書くんですけど、戸次さんは最初の配信用ご挨拶の段階ですでにベイルにご変身でいらっしゃったんですね。いいですね。1ベイル目。現在至る所で、ことあるごとに仮面ライダー俳優として何かとベイルに変身しまくっている戸次さんですが、ジャンボリーでも通算何回変身したのかな?と思うくらい変身してました。いつもいつまでもめんこい方ですね……。戸次さんの話は千秋楽のご挨拶が印象的だったのでこの話もまた後でするんですけど、ここまで伸び伸びと、何度も何度も仮面ライダーアピールできるのは、戸次さんが今「実家」「ホーム」にいる感覚でいらっしゃるからなのかな〜と勝手に想像していました。だってここに集まってるファンは、戸次さんが仮面ライダーになれて嬉しいって思いを全力表現してくれたらとっても嬉しいですからね。私たちにだけ見せてくれるそういうキラッキラの表情が嬉しくて、み〜んな秘密集会に馳せ参じてしまうんだよなあ……と思います。LOOSER2022の舞台挨拶でもほとんど仮面ライダーの話だったと噂の戸次さん。かわいすぎかよ……。

話をオープニングに戻しますが、大きなスクリーンと爆音、照明の光線を浴びると一気に祭り感が出てきますよね。2002年から振り返るジャンボリーの歴史映像を見ながら、毎年ロゴも手が込んでるなあとしみじみ思いましたし、ドッカンドッカン浴びる「WE ARE BACK」のクソでか文字にすこぶるテンション上がりました。今年もタレントの皆さん順々に出てこられるんですけど、キービジュアルのお写真が本当に全員良い。写真いいなと思ったらご本人が登場するからひょっほほーう!!ってなっちゃうんだよねジャンボリーは。

あきちゃんくにちゃんのおふたりの「会いたかったー!」には俺もー!(アイドル文脈)と心の中で叫んだし、オクラホマのお二人はコロナから復活した河野さんが藤尾さんをお姫様抱っこ(?)して登場されてたわけですが席位置的な音の都合なのか、毎回藤尾さんが登場の時になんて言ってんのかよく分からなくて、配信でようやく「抱かれ心地最高!」って仰ってるのが分かり大変にこやかな気持ちになった。オクラホマのおふたりも大概いちゃつきがすごいので狂いますよね(公式がいちゃいちゃしてるって言うてるからこのワード使ってしまいますけれども)。

毎回ジャンボリーはTEAM NACSさんと鈴井さんが出てくる時にひと段落あるというか、そこの高揚感が本当に好きなんですけど、今回もステージ上の階段がど真ん中からズ…!と開いて、光の中から現れるTEAM NACS5人横並びが良すぎて鼻血出るかと思いましたね。リーダーの「会いたかったぞお前たちィ〜!」がまた良い。俺もー!(2回目)

今年はオフィスキュー創立30周年と、鈴井会長が還暦を迎えられたおめでたい年。会場中の手拍子でお迎えして、センターステージにド派手に登場されたミスター、いかつくて良かったですね。こういうタイミングにこの場所にいれて嬉しいなと思いました。

続く社歌パート(笑)は、やっぱこの曲の「うましか うましか〜♪」というパートが力抜ける感じがして大好きだなと思いましたし、センターステージを大いに使ったカメラ遊びも可愛くてありがたかったです。サプライズ&ハッピー。

メインステージに戻られてからのMCは、毎度音尾さんがすごかった。配信の人は最初の映像でパンチパーマを見ることになったんですね。現地組はもちろんこのタイミングで音尾さんのパーマを拝見することになったんですけど、映像で抜かれるとマジで画力すごいなと思いました。大泉さんが「この後アイドルをやるんですよ!?」って仰ってたのがじわじわと面白かった。千秋楽でも触れられてましたけど、パーマというか、もはやレキシ系のアフロではあるんですよね。会長とふたり並ばれて「反社会勢力クリエイティブオフィスキューの面構え」をされていた時もそうなんですけど、音尾さんの顔芸祭りというか、大泉さんから求められたことを本当になんでも、忠実に、もはや要求以上に請け負っていく音尾さんのそういうところ、エンターテイナー精神がオープニングから溢れ出ていて愛おしすぎると思いました。今年いっぱいはこのヘアスタイルでいらっしゃるそうです。映画楽しみですね。

あと、このパートは洋ちゃんのファンメールエピソードがたくさん聞けたの嬉しかったですね。内容は現地には入れないんだよ…!も含めた悲喜こもごもであったけれども。大泉さんはファンメールを本当によく読まれているようで、普段からよく話してくれるんですけれど、大泉洋のオタクは大泉洋さんご本人に報告する内容も面白いんだなと思って毎度舌を巻いています。

そう、そして特筆しておきたいのが……NORDの島太星君のトーク力ですよ……。狙ってるのか事故ってんのか分からないデンジャラスな魅力がある彼のトークですけど、全国番組にもよく出演されてこの4年間で磨きがかかったのか本当に面白すぎて家なら泣きながらお腹かかえてひっくり返ってたなと思いました。大泉さんに「なあ太星!」と振られて「アァ!? なんの話ですか!?」とどっから出してんのか分からない声で全然聞いてない感じで返答したり、「どうでもいい話続けてください」「もう結構です」と戻したり、「ジャンジャンジャンボリー」とあまりに森崎先輩の冠ラジオ番組名に近い謎の語彙を生み出して先輩に突っ込まれたところで「今僕が話している時間なので」と遮ったり、本当に天才のそれすぎて怖かったです。畏怖。

オープニングMCの後、VTRの時間がありましたが、大泉さんが着替えのための時間のVですっていちいち説明するのが良かったです(もうオタク、全てを肯定してしまった何が良いのか基準が曖昧になっていますけど、こういう何も包み隠さない自由な雰囲気がとても好きです)。

内容は大泉さんと藤尾さんが軸となってミ○クボーイさんが優勝した回のM-1グランプリをオマージュしたものなのですが、ここでね、強制的に理解させられるわけなんですよね。あ、これはもう年末なんだなって。藤尾さん、この時のビジュというか、髪型とメイクめっちゃかっこよくて良……と思いました。パーマお似合いですよね。ここまでパーマの話しかしてない。本筋の話に戻りますけど、結構長尺だったと思うんですよ。こんな淀みなくずっと漫才できるのほんますごいよな……と感嘆します。スタッフたけしさんとのぼるさんがジャンボリー後に配信合わせでやってたインスタライブがあったんですが、この収録をドラマの長録りみたいなものだったとお話されててやっぱりそうなんだーと思うなど。お話のされ方なんだけど、特に等々力で起きたゴールポストの件の説明の仕方。本当に大泉さんは掴み方というか、風合いが天才すぎる。そして結果出た後の審査員の評価を聞かれている時の表情の顔が一番面白い。大俳優の演技力の無駄遣いすぎる。私は元ネタを確認できてないんですけど、本当にミ○クボーイのお二方がああいう顔されてたんだろうなと思って照らし合わせてみたくなりました。藤尾さんも演技力のある方なのでめちゃくちゃ良い表情をされていたのがツボ。

内容は「愛しき会長」が詰まってたというか、どうでしょう藩士にとってゲラゲラ笑えるエピソードたくさんありがたかったでございまするね。オタクは何度だって同じ話を擦って擦ってするめみたいに噛み締めて味わいながら、これが1番好きな味なんだって人生を過ごしている生き物ですからね。鈴井さんにまつわるCUEメンバーの有名な話も同様です。

配信だと音声入ってなかったと思うんですが、バリケードを作るミスターとか、インキーするミスターとか、図説が出て来るたびに会場はめっちゃ湧いてました。爆笑の渦。なんかこの漫才を聞いてると、どうでしょうを見たくなるし、ドラバラ見返したくなりますよね。さすが集大成、全体的にこのジャンボリーは見た後に出典をも今一度確認したくなる感じがすごかったな……と思います。nonocちゃんの配信イベントのエピソードの詳細が知りたいのでわかる方は教えてください。

別撮りのために実際に漫才を見ているわけでもないのに審査員をさせられたクリーム・スズさんですが、この段階で「1×8に出てたクリームさんだ!」ってわかる人間ってあまりにもコアというか、もはやデータベースの領域だよな……と思います。「2度と呼ぶな」と仰いながらこの後2度ほど審査員席に呼ばれるクリーム・スズさん。千秋楽は何故かタカユキが出てきちゃったからこの重ねが成立しなくなってましたね。草。

②うましか歌合戦

や〜………楽しかったっすね……。本当に居酒屋で何杯か空けた後のぼんやりした感想みたいになってきた。一気に大晦日の気持ちになりました。司会は大泉さんと東李苑ちゃんと北川久仁子さんの御三方なんですけど、わあ〜本家本元の司会の人だ〜!という感動もありました。推しが2年連続で紅白歌合戦の司会をやっている世界線、ジャニオタさんとかはよくあることだったのかもしれないですが、ちょっとね、初めてのことなんでね、ここ2年興奮してますよ。推しがね、エヴァに乗ってしまったんですよ。

李苑ちゃんの女優枠感と北川さんのNHKアナウンサー感たまらん良かったですね。李苑ちゃんは2018年のジャンボリーが初参加だったわけですが、ご所属から4年のキャリアがあり、その間におしゃべりや顔芸がすっかりオフィスキューの人になってるんですねと思いました。かわいおもろかった。

ここから、タレントさんたちがうま組としか組に分かれて歌を披露していくんですが、基本的に同じ人間が違うキャラクターでどっちの組にも出ているのでとてもシュールでした。なんなら審査員も同じ人たちがやっている。先に最後の話をしますが、多分しか→うま→しかでしか組が多めに勝っていたのではないかと記憶しています(逆だったかもしれねえェ……)。会場のうましかさんたちは勝っていたと思う方の紙を上に掲げて最後に審査するんですが、なんか本物の紅白みたいで楽しかったですよね……。野鳥の会はいなかったので大泉さんのお心一つで勝敗が決まっていたようにお見受けしましたがそれもまた良かった。

一曲目は戸次さんの『KILL ME』。客席後方から「俺だ俺だ〜!ここに俺だ〜!」と叫ばれながら突入されて元気よく歌われてました。ここでね、赤色のペンラ触れたのがすごい嬉しかったんですよ。今年のジャンボリーの公式ペンラはナックスさんと会長のメンカラが区別できたので、普段ドルオタ兼ねてる身としてはすごいテンションあがっちゃったんです。戸次さんの足の上がり方に感動してたらメインステージには特別ゲストのオッティーオットマンさんがギターかき鳴らしながら登場して奇跡のコラボとなるわけですが、シンプルにギターがうますぎてかっこよ……となりました。

オッティー、髪型が当初とだいぶ変わってておもろいんですよね。オッティーもパンチパーマになったんだねって。それはそうと、ふとマスターピース特典映像のギター回を思い出しました。あのシーンいいですよね。

千秋楽の戸次さんは歌い終わった後本当に身体がクリップみたいになってて愛おしかったですね。文章で書くとパワーワードですね。身体がクリップみたいって何?手稲の蒼い流星、颯爽と歌って颯爽と帰っていきました。

ここからの、オッティーのサプライズ登場に感動する一同のホラ話タイムが本当に大好きで……。司会の人々と、次に歌うChimaちゃんとnonocちゃんが「オッティー来日してたんだね〜!」なんて話すんですけど、特にnonocちゃんが回を増すごとにホラ話が上手くなっていくんですよね。最終的に先祖代々身体にオッティーがルーツとして流れている人になってしまっていた。このコーナー、ただでさえ中身のないホラ話が好物なのに、Chimaちゃんが持ち前の語彙と柔らかい雰囲気でホラを吹かれるので、どんなトークでも美味しく料理できる大泉さんの手腕によって奇跡の味みたいなのが爆誕していてすごかった。うろ覚えですけど、確か千秋楽はこんな感じでしたよね。

大泉「オッティーの好きな曲なんかありますか?」

Chima「……アメリカの方でしたっけ?」

これだけでもう面白いんだけど

Chima「ぐっど………モーニング。」

大泉「あっははは!いいですねぇ!私も好きですよオッティーの『グッドモーニング』。グッモ〜ニン♪初めて買ったCDでした」

適当が適当を重ねとる。歌のさわりも聞けて笑い死ぬかと思いました。5D2の情報も出たことだし、音尾さんがどんなことやってたのか振り返ってみましょう。


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このあとお二人は森崎さんと鈴井さんの名曲『つぼみ』を歌うわけですが、Chimaちゃんが曲紹介で1つも迷いのない顔で「全人類の乙女の気持ちを一つにまとめたような……」みたいなこと言ってたのでその瞬間後光が差しているように見えましたね。特に初回。主語がデカくて最終的にたどり着く場所が見事に細胞になりがちだったChimaちゃんのトーク、とても好きです。

『つぼみ』、子顔としてはやっぱり大好きでたまらない曲なんですけれども、配信カメラがイントロで青ペンラ写してて軽率に最高〜!!!となってしまいましたね。私も青振ってました!会場のライティングも青でしたフッフウ!!!

2番でキーが変わった瞬間に、あっ、ご本人!となりますね。推しの全力熱唱がずっとカメラに抜かれている最高の時間だったわけですが、毎回この人たちの歌が好き、となります。リーダーと会長はお歌から得られる栄養素の成分が似ている、と思う。多分。一生懸命歌ってくれる人が好き。

しっとり歌われた後4人は去られるのですが、2回目3回目はリーダーとミスターはここから大急ぎで着替えるんだな……と思うと妙にニヤけてしまいました。

そう、そういえばこの『つぼみ』後もそうだったんですけど、歌合戦中、大泉さんの「ブラボー!」をめちゃくちゃ聞けたんですよね(笑)ワ…!本物の「ブラボー」…!大泉さんのブラボー、判定甘めに見られがちですがそういつ何時も聞けるものではないのですよ。それはそうとブラボーのお顔めちゃくちゃインパクトあるのでTシャツにして売って欲しいんだよな……。年末に着て年を越したいんだよな……。

ここから、地獄の審査員席の話をします。いやねえ、洋ちゃんが嬉しそうでオタクは嬉しいよ。多分会場で1番喜んでるのがあなたですよって顔をなされる。LOOSER2022の舞台挨拶でも特筆して振り返られていたのがこのパートだった。

審査員席が審査員を乗せた状態で運ばれて来るのも草だし、着替えが終わった人から順に増えていくのも自由すぎて草なんだよなと思いました。配信では映ってなかったけど、リーダーと会長は着替えが終わり次第しれっと入ってくるんですよ。

異色でしかないメンバーの中にありのままでそこにいらっしゃるオクラホマのおふたりですが、大泉さんの息ぴったりの嘘か誠か分からないトークが毎度とても良かったです。そういえば、先日LOOSER2022舞台挨拶の時に思ったんですけど、大泉さんはオクラホマのおふたりのことを特にコスチュームいらずのありのままで「お気に入りのオフィスキューのキャラ」と捉えている節がありそうだな……と思ったのでメモしておきます。

いやあ、安田先輩……。千秋楽で突如犬になられて動揺しましたよね。こにゃにゃちわんちゃん。わん。日本中の会場に突如襲来した萌えと困惑と動揺。最初の2回も安田先輩は安田先輩だったというか、ひたすらに聞いてもないシドニーちゃんとの初体験を話す人だったんですよ。尿瓶を忘れてきたとか結構グラフィカルなことをずっと仰ってて。41歳の春の出来事でいらしたんですね。もうダメなんですって言ってることはずっと放尿を我慢しているってことだったんでしょうか。

千秋楽にゲストで入られた蔦谷好位置さんにも強烈な印象として残られたようです。

最初の2回は「マロニーちゃん♪」の音程で「シドニーちゃん♪」と歌われていた(?)のですが、おそらく千秋楽のあれは「もういいかい?」なんだよな。最後はかくれんぼしてるの。安田先輩は本腰入れて日本のどこかにいるシドニーちゃんを探そうとしているんですよ。怖い。

やっぱ審査員席、千秋楽がとびきり異様におかしかったんですよね。アチョーさんがあんなに秘奥義を披露されてたのは千秋楽だけです。安田先輩がアチョーさんになっちゃうのは本当に意味がわからない(絶賛)し、「漏れました」だけであんなに日本中を沸かせるのはこの世に安田先輩ただ一人だろうなと思いました。こんなの他にあっちゃあいけない。

そしてジャンボリーではありがちな2と5の意気のあった暴走が横で繰り広げられているのにも関わらず微動だにしていなかったフレディ戸次さんなんですが、最初はフレディにされちゃった不貞腐れ感でいっぱいで文句タラタラだったのに、こんなにサービスしてくれるまでになっちゃって……と感動がありました。大好き。千秋楽が1番サービスしてくれてましたね。初回の不貞腐れた顔で「グッドアフタヌーン」って言うだけのフレディさんも好きでしたが。そういえば、スタッフインスタライブで伺ったフレディ戸次のメイクだとスマホの顔認証を突破できないって暴れてた戸次さんの話が面白かったです。何であんなに似るんだろう。

この頃にはつぼみ終わりのリーダーがいそいそと審査員席にお座りになられてたんですが、名前ボードは森崎先生なのに毎回キャラが違って、子顔のオタクはただただひたすらに、助かる、と思っていました。全通の甲斐がある。初回がゆけむり殺人さんだったかな。うどんツアーぶりに生で見た「おけ〜!」が可愛いかったですねえ……。Mr.モリック回のエピソードは出典が平成の倫理観ギリギリインコースを攻め続けてたまにアウトを出していたことでお馴染みの強烈なテレビ番組「いばらのもり」の頃の話だったので、割とハラハラしました。大泉さんのことが憎い森崎さんの親御さん。わかる。いばらの森のMr.モリック回はDVDで観れたと思うので、気になる人は見てみてくださいね。再販されてまだ手に入りやすいはず。いくら地方ローカルの深夜だからってやっていいこととそうでないことがあることない?と本当に放送倫理を疑う企画のオンパレードで、ひたすらに大泉プロデューサーが森崎さんを使って好き勝手遊んでいるようにしか見えない危険で刺激的な映像が収録されています。元気な時に見てね。私は胃カメラの企画が1番やばいと思う。

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そういえば千秋楽で森崎先生は朗々と「放尿という字は〜」みたいなことを仰ってましたが、1はこういう時必ず一旦落ち着いた2をリブートしようとするんだよなと思いました。ワンツーそういうとこある。森崎先生を見つめる安田先輩のお顔、正面から見てみたいですね……。怖いもの見たさ。

この後クリーム・スズさんが再び呼ばれてしまうオチが続くのですが、なんて可愛い60歳なんでしょうね。千秋楽はタカユキになりたくなっちゃったんでしょうね。お猿さんが出てきてしまって収拾つかなくなりました。

そのあと審査員席は全員が錯乱されて、暴れた猿、犬、オーライしまくるフレディ、拳法を打ちまくる人、性交について解説する人が混在した時間が生まれたので、半ば強制的に舞台袖に収納されていきました。は?????????

毎回、この格納シーンも良かったですよね。謎の哀愁がありました。性が交じると書いて性交ではないんですよ、森崎先生。あー楽しかった。

カオスの権化みたいな時間の後に現れた馬鹿坂99のみなさんは、そら〜もう可愛くて清涼剤感がありましたね。99とはあきちゃんくにちゃんの年齢の合算からきているそうで、これはもう私の個人的な癖(ヘキ)の話なんですが、⭐︎NACSのリーダーが例年メンバー全員の年齢を合算しちゃう場面があったじゃないですか(今年は多分やってないんですけど)。私はあれを見て育ったもんだから、「メンバーの年齢を合算する行為」がすごい好きな人間になってしまっていて、今年は女子部が年齢足したんだ!と思って大喜びしちゃった。ちなみに千秋楽ではNORDのみなさんの年齢合算結果も聞けてはしゃぎました。オフィスキューの人とTHE ALFEEはすぐ年齢を足しだす。年齢を足すグループは良いグループ。

サンキュー、ヒカルタキハラ……🙏

あっきーとくにちゃんは初期メンなわけなんですが、9月で馬鹿坂100になるってことですか?という話で北川さんがニッコニコしながら「なっちゃうさ!」って言ってたのが可愛すぎてこれは圧倒的センターだと思いました。あと、李苑ちゃんが「司会もアイドル業もやる子」としての佇まいが完璧だったのがなまら可愛かったです。思えば、李苑ちゃんも本家本元の紅白に出場経験のある方なんですね。曲はもちろん『手と手』なんですけど、ネタ元が100わかるアレンジ技術すごいですよね。テツヤさんの仕事かな。確実に誰がどう聴いても坂道サウンドなのが素晴らしい。加えてかっこいいですよね。ダンスもパープル系の照明もバキバキにハマる。やはり緊張感があったのは、途中の衣装早替えだったと思うのですが、あきちゃんが毎度強引でとても良かったですね……。初回は本当にえらいことになっていた。ターザン?後ろの子達も全然着替えられてなくて、もはやそういうネタなのかと思ったくらいだったので、千秋楽で全員が成功したのを見てくにちゃんが泣いてて(笑)「みんなできたね!」って仰ってたのが青春のキラキラすぎて本当にいいもの見たな……と思いました。李苑ちゃんのラジオを聴いていて知ったのですが、リハの段階では誰ひとりできなくて、センターの3人だけやるように変えましょうかって話も上がったくらいだったらしいんですが、大泉さんが全員失敗するのもそれはそれで面白いからそのままがいいよって言ってそうなったらしい。功を奏して、大きなドラマが生まれましたね……。

チームワンツーは、毎度あっという間に終わってしまう……と思ってました。やっぱり華があるよねぇ。いつぞや模造紙サイズのカンニングペーパー見ながら歌ってた頃が懐かしいですね。個人的には舟木健君の表情が気になって仕方なかったです。この曲に対してどういう解釈をした結果あの顔になったんだろう。ワンツーのお二人はセンターステージで歌い終わった後、絶対花道を帰りながらボソボソ何か喋って反省会タイムしてましたが、2回目は社長が会場奥の方にいらっしゃったんでしょうね。曲の終わりにずっと「亜由美ー!」っておんなじ場所指差ながら叫んでて、帰り際ふたりして「怒られるかな?」いうてたの良かったですね。怒られてそう。千秋楽はそこが「シドニー!」になったわけですが、安田さんが「シドニー!」って叫んだのを耳にした時にリーダーが笑っちゃって「シッ…!」ってなってたの大変かわいかったですね……。声出す前に一回崩れ落ちてんのよね。反省会されてましたが、全国のどこかには本当にシドニーちゃんがいたかもしれない。バキッと決めててかっこよかったです。

オクラホマのお二人の歌は、初回で死ぬかと思うほど笑ったので、河野さんのコロナからの復帰が間に合って本当によかったねの気持ちになりました。河野さんは『Wishing Smile』を推したんやけどな……と初回2回目で仰ってましたが、こんな濃いオクラホマ劇場が見れるなら『君が好き』がファイナルアンサーかと思います。結局のところ、やはりこれは福山と桑田のコラボだったんでしょうか……?とにもかくにも、河野さんの表情が良すぎてって話ですよね。何も語らないのに多くが伝わるご表情をされる。そしてオクラホマのおふたりなめでゲラゲラ笑ってる大泉さんの姿が本当に愛しすぎてな。この時間は本当にLOVEしかなかった。ここのパートの大泉さん、のけぞりすぎて体がS字になってたもん。泣くほど笑ってるのよ。大泉さんの大好物だけ揃えた茶色いお弁当がまだまだ続いていきます。

後藤利喜男さんの話なんですけど、利喜男さんの話をするのに語彙がチープで恐縮すぎるが本当に「天才すぎん…?」という言葉に尽きるというか。最初のきたえーるまでワープしながら近づいてくる映像、夜公演ではちゃんと夜になってる!と気づいた時に、会場前映像は諸々セッティング終わった後に撮ってるのか〜と思って、ギリギリまで作業されてるスタッフさんのいい仕事を浴びてるなと思いました。出典の山田家だとそんなツタンカーメンみたいなメイクしてへんのよってことで今回は金ピカで軽そうなお衣装に持ち前のパンチパーマという出立ちで出てこられた利喜男さん、2回目の夜公演は眉毛さえ描き忘れてほとんどノーメイクで出てきてました。お茶目。どっかの回でうっすらお話されてたんですが、マツケンサンバも実はサンバじゃない話(ヒャダインさんが関ジャムとかでよく解説されているんですけど)、個人的に大好きなやつだから利喜男さんの言い分もすんなり受け取れてしまいました。サンバと言っとけば大丈夫理論ですよね。そもそもいつぞやのファンミでジャズアレンジの『Samba de Kanemocchi』を拝聴しているので、オタク側は何がきても大丈夫です。虎のマント、洋ちゃんが受け取る一連の流れが毎回良かった。5の「これからぶちかましてやるから見とけよ」感と圧倒される4の構図。ニコニコポイントとしては、やっぱ「あなたこれ毎回失くす」って大泉さんが利喜男さんにイヤモニつけてあげるシーンが可愛かったですよね〜!「弾むからな」って言われて嬉しそうな洋ちゃん、本当に利喜男さん、というか音尾さん、ノリまくっている。配信だと流石に会場音声拾ってなかったと思いますけど、もちろん会場は笑い転げてました。「Rich king O」が頭から離れんわけよ。ジャンボリーをロスっちゃったみなさん、1番苦しんだのコレなんじゃないですか?公演後にファンで集ってお話していた際に元ネタ楽曲の映像を教えていただいたんですけど、落とし込み方すごすぎて笑っちゃった。


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そういえばパンフレットを先に読んだ時、音尾さんだけ途中から韓流アーティストの話になっていたんですけど、今思うとこれはその振りだったんだなって……。あら〜こんなところでもBTSのお話しちゃうほどお好きなのね〜!それをそのままのせちゃうスタッフもスタッフね!なーんて思ってたら術中にはまっていたんですね。マジでダンスがすごくて、エンターテインメントが爆発している感動を味わえて最高でした。すごかった。カムサハムニダ。ちなみにこの裏で洋さんは洋さんで白い服着て台車に乗る準備してると思うと本当にこの人たち愛おしいなとなりますね。

ですって。

そういえば、千秋楽でSONGS紅白呼んでやろうか!?みたいな話がありましたけど、実際に大泉さんがその気になって誘致しちゃったら多分なんやかんや通っちゃうんじゃないですかね。そもそも責任者とナレに34をぶち込んでいる時点でかなり怪しい番組ですよ。あわよくば良いタイミングで5人揃えてやろうという気概があるスタッフがいてもおかしくない。松村北斗さん、その際は代理司会をお願いします。できるのは貴方しかいない。

ジャンボリーダーのコーナー、毎回楽しみにしてるので今年もバッチリあって嬉しかったです!毎回Rich king Oさんが温めた直後なのでね。ジャンボリーダーが「起立〜!」させる前からみんな起立しちゃってるのよね。ロイヤルボックスを除いて。どの配信イベントに至っても、在宅おひとりさまは好きに部屋で歌えって言われるのはいいですよね。あと、今年は発声できなかったり、おとなりさんと接触できなかったり色々制約もあったんですが、「それ以外はいつも通り」って毎回言ってくれたのが森崎さんらしくてよかったです。そういえば、ライビュ会場も立つように促してましたが、香川だけ愛が深すぎて名指しして特別扱いしてしまうリーダー。……香川だけずるくないですか?そして、エアハグのポーズをしながら「抱きしめて!俺を!」と軽率に抱かれようとし軽率に日本中を抱こうとする男を目の当たりにしながら、ふぅん……。と思っていました。去り際、「2年後は、2年後は、一緒に歌おうなぁああー!」と叫ばれてたのが印象的でしたね。本当にそうなれと思うよ。

FANTANの『起きないあいつ』は、台車の疾走感年々すごいよな、としみじみ。いつぞや気球に乗った回とかもありましたけどやはりFANTANといえば台車。あれを味わうために人生で一回は3階スタンドに座ってみる価値がありますよね。ここメンカラ振るか白か迷いつつ結局メンカラ振ってました。何にだってありがたさを感じてしまうオタク、FAN兄さんの投げキッスサービスももちろんありがたがっていました。毎回最後の顔で笑わせにくるTAN兄さん、可愛かったですね……。

NORDさんの話なんですけど、不勉強で皆さんのここまでの活動とか特段追えているわけではなかったので、ガッツリと「進化を浴びる時間」になっちゃったんですよねぇ……バチあがりブチ上がりで最高でしたね。いやでも、全然業界に明るくないけど、これだけ歌って踊れるユニット見れたら満足感が高いですよね……。歌って踊ってすぐMCでしたけどケロッとしてたしすごいな〜。4年前と違うところといえば、私がしっかりハロオタになっちゃったというところで、そういう目線の話になりますけど、みんなマイクホールド完璧だすご……と思ったし舟木くんはラップが良いしダンスも全力……島くんは話し出すとあんな感じなのに歌でバキバキにキメてくるし、光くんはあのお顔の良さに加えてアクロバットやらバキバキの力強いダンスを見せつけられてピエっ……てなりましたね。もう一度言うけど顔がいい。突如顔のいい男がぎゅるん!って回転しながらステージに突っ込んできたんだよな。そんでもって卓城くんのファンサがとにかくエグすぎたんですよ。自分のメンカラ振ってる人間全員釣りに来てなかったですか?ほいで投げキッスこれでもかと投げててたまげた〜母になる〜(????)と思いました。

初回見た感想で真っ先に書いてしまうくらいにはえげつない釣り方だった。NORDの楽曲はサブスクにあるというお知らせ、助かります。下ネタ大好きな先輩がたくさんいらっしゃる事務所にご所属のノールさんたち。この前ちらっとラジオ聞いたらクラスメイトの女の子のリコーダーを丸呑みするラジオドラマをやっていましたよ。何やってるの?来週も聴きますね。

そして、NORD5はたかたんがバチバチに歌って踊っているというその光景が本当に泣けましたね。ウッ。まず『Level Up!』という曲がいいんですけれど。振りに合わせてペンラ掲げるの超楽しかったな……。メンカラのラインが入ったお衣装を着た還暦の15歳は、初日めっちゃメンバーにタカユキ〜!って呼ばれてたのに一夜明けたらおそらく猿とかぶるという理由でたかたん呼びに統率されてましたね。どことなく上からの指示を感じてきゅんでした。ところでグループ名に5つけるだけで急に古い印象になるの本当にすごいですよね。ジャクソン5フィンガー5ですよ。5という数字を足すだけで急に変声期の兄弟たちになるマジック。

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ぱっと見ただけではダンス素人には何をやってんのか分からないステップの難しさ。60歳のボスがこれをやるのがオフィスキューなんだよなあ……とてつもない元気がもらえました。たかたん、ブラボー!でした。それしかないです。

轟一郎さんは、初回、2回目とずっと鼻横マイクだったんですけど、千秋楽で急に場所を探り始めたんですよね。そして「やっちゃうよ馬鹿野郎」に関してはずっと焦らされてて、そこの場所は「シドニーちゃん」で来てたので、千秋楽でやっと聞けた!感がありました。お衣装がだんだんクリーム色になってきているというお話をスタッフインスタライブで聞いたのですが、こう、続けて下さることのありがたさを感じて沁み入っちゃうんだよな……。

そう、御社亜紀さんが轟一郎さんに「だんだん小梅太夫に似てきたね」と言われたのは2回目のこのすれ違いですよね。2回目で今言われたみたいな雰囲気の話し方をされていたので。そう言われてからは完全に寄せにいってて草でした。この時のバイオレットピンクの髪色がめっちゃかわよ!と思っていて、ひたすら紫振ってました。お衣装綺麗だったな……。2回目、「いいよー」でコーレスできないか試してくれてたんですが、やっぱり発声出来ないとうまいことハマらなくて。なんかこっちも悔しさがあった。

さて…………ようやく⭐︎NACSさんのお話ができるところまで来たぞ……!こんな怪文書ここまで読んでる奇特な方がどれだけいらっしゃるか分かりませんけど、書いている方は思い返して楽しいながらにちょっと息切れしてきています。

今年のモノトーンのお衣装さあ!5者5様かっこよさ可愛さあっていいですよね……。チェック柄とか……。そういえば、ヒロユキ脱帽してる!と思いましたね。ヒロユキのちょっとゆるゆるっとしながらも絶対はめてくる絵リズムの取り方が本当に好きでさあ……。⭐︎NACSさん、今回はセンターステージでのパフォーマンスが多かったんですけど、メンバーみんな自分のパート以外ずっとファンサしてたのよ。うちわに色々書いてくれた人本当にありがとう。指差とか指ハートとか可愛いものたくさん見れたよ。私も良席当たったらうちわは作るべきだな!と思いました。特にケンが本当にファンサを一個一個丁寧にお返ししていてすごかった。順番に黙々と見つけ次第応えられていてありがたかったです。「そんなのナックス応援歌」で一生懸命フレフレするリーダーの姿にね。いつも泣きそうになるんですよね。う……ありがとう、ありがとう……そういう気持ちでいっぱいになります。泣いちゃうといえば初回で見た『キタミチ』がさ、本当に泣きそうになっちゃってさ。広い広いきたえーるのど真ん中でキラキラのペンライト浴びながら5人がキタミチ歌ってるところ実寸で見た時に、ああ、私この光景がずっっっと見たかった!!!って思って本当に心が震えました。ありがとう期間限定アイドル……。で、『キタミチ』はね、ケンがお兄さんと作られた曲で、⭐︎NACSでは最後にその曲を作った人が真ん中に立つルールなんですけど、ケンは最後に真ん中に来れないんですよね。多分1回目と千秋楽が下からニュッとカメラインする方式で、2回目はスッと入れましたね。たしかにヨウが最後バチッと決めはる曲ではあるので、最終的に「入らなくていいか」となっちゃったケンがかわよかったです。

期間限定アイドルたる彼らは、MCでもそういう設定で話すんですけども

ヒロユキ「アイドルはぐるぐる回るんだよ」

ヨウ「そうだよ ノールは違うらしいけど僕たちはアイドルだよぉ」「アイドルってぐるぐる回るんだよぉ(舌ったらず)」

このヨウのアイドル解釈が大好きなんですよ。ぐるぐる回るってことじゃなくて喋り方の点なんですけど。これ別に特定の誰かを揶揄ってるわけではないんと思うんですけど、あの頃のアイドルを彷彿とさせるこの喋り方はなんなんだろう。わたしが彼らと少し年齢が離れているから元ネタが分からないやつなんでしょうか。

自由水飲み空間の時間もカオスでしたね……。千秋楽配信で言うと4、5はもうそれぞれ最初からネタを仕込んでいるわけですよね。4はマイクを股に挟んでるし、5はパンチの効いたルックスを活かして治安の悪い水の飲み方をやってて。小さいとか角度が下とか、4の情報をぶっ込んでくる3はなんなんでしょうね(こんなん、なんなんでしょうね、としか感想言えなくない?)下ネタの応酬見てると、この5人は誰の家族がこの回に来ている来ていないなどの水面下での情報戦があるんだろうなと思うと面白いですね。そして、そんなトーク直後の『空』ですよ。何?感情のジェットコースターか何か乗せられてる?下ネタトークでゲラゲラ笑った後に歌う曲じゃないんだよなあ……。

『空』はね、二番の 34→12→5の歌割りのところがすごく好きです。千秋楽はソロ終わりにタクマがウィンク指ハートしてくれて本当に可愛かったです。流石、カメラの抜かれ方をわかられている。この曲、MVがめちゃくちゃいいんですよね……。真冬の北の大地とチームナックス、そして大勢の巨乳の女たちが踊っているいい映像。やっぱり下ネタトークした後に歌っていい曲だったかもしんない。

『空』が終わってまた水飲みの話に戻るんですけど、千秋楽の「俺いじめられてるみたいだべやショートコント」につきましてはこういうことの繰り返しが人生って愛おしいんだよなと思って見ていました。

この後がお馴染みナックスハリケーンだったんですけど、冒頭のダンスであ、靴が全員おそろっぴなんだ!?と気がついた。よう革靴で踊りよんしゃる…… 。ど頭のポージングが決まった後、例年なら歓声が上がるところだけれども、今年は拍手することになったのでなんともいえないシュールさがあったのも事実だなと思いました。「オ〜👏」みたいな。現場にいた人としては目の前の興奮でそれどころではなかったが。続くトロッコは2:3に分かれて移動されてたんですが、散歩部のおふたりが一緒だったので、「お、推しが2人とも同じのに乗っとる!!!」と困惑しました。オタクは自分に都合の良すぎることが起こると動揺するように出来ている。配信で気が付いたんですけど散歩部は2人ともこんなにカメラアピして回ってたんですかぁ?はぁ?可愛い……キレそう(キレてる)どうもありがとうございました💢

実はトロッコ付近に座れた回があって、生まれて初めて「止まる!」で後ろを見るメンバーの顔を全部肉眼で見ることができて。すごい経験したなと思った。ここは毎回「戸次重幸変身ショー」だったわけなんですが、4人はメインステージに映る画面でその様子をニコニコしながら見てるのね。なんかもうその光景がキラッキラすぎてさ……。なかなか文章化しづらいんだけど、ちょっと息上がってる感じとか、空気感とか、見える汗とか、彼らの瞳に反射する会場の光とか、そういうことなの。⭐︎NACSの皆さんと一緒に戸次さんの変身を見守れるこの瞬間、なんだこの感情!?って愛よ、愛、愛なんですよね〜😭はあ、今思い出すだけでも良すぎて胃がいたくなっちゃうな。一生の思い出になりました。

この後閑散としながらも強烈な審査員席の時間パート2がありましたが、久しぶりに拝んだキャシー小橋さんのメイクがとんでもないことになっていてかなり混乱しました。この数年で何があったんですか?夢に出そう。歌合戦の後に見たVTRにキャシーさんの過去画像が入っていて、やっぱり今年が特別にメイクがおかしいことが比較できてよかった。いやまあ、メイクがおかしいかそうでないかで言ったら例年も根本的にはおかしいんだが。ここでも相方がジンギスカン屋さんにやってしまったとネタにされていたし、CUE-1グランプリでもオチに使われてたので、大下さんは本当にギャラをもらった方がいいのではと思いました。ジンギスカン屋さん、CUE界隈のイベント時期はしっかり予約が要るほど混みますよね。まだ行ったことがないので行ってみたい。ここのパート、確か2回目で藤尾さんが話されていた感想が⭐︎NACSのオタクみたいな発言で「我々じゃん」と思ったことを覚えています。千秋楽は藤尾家の危機でもうそれどころじゃなかったですね。「離婚したらいいと思う」というキャシーさんの表情、目がすごかったな……。

歌合戦の大トリは司会も務めた大泉さんが袴に着替えられて歌われる『馬鹿ね』だったわけですが、確か初回のどこかの入りを間違えられて、でとちり泉さんされたんですよね。二番かな。スクリーンいっぱいに映る「間違っちゃった」の笑顔が可愛すぎてこれもまたいいものを見たな……と思いました。千秋楽は特に、「愛してるよ!」という会長へのサプライズペーパーが配布されたので、会長が入ってこられた瞬間から会場中が「愛してるよ!」というメッセージでいっぱいになりましたね。初回からメインステージでうちわを振られているメンバーを見て「そのうちわも売ってくれ」と思ってたので、似たようなものを配っていただけてとても嬉しかったです。なんだか、大泉さんから鈴井さんへのリスペクトが本当に溢れている時間でしたよね……。大泉さんもわーっと上がった光景を見て泣いちゃってたけど、泣かれてたりうるっときてらっしゃる方がステージ上にたくさんいたようにお見受けしました。特に戸次さん。会長へのメッセージという気持ちももちろんあったけれども、なんだかもう、この空間全部に対して「愛してるよ」って気持ちだったな。本当に会場全部が、あの瞬間、愛で満ち満ちていましたね。会長の「先に泣かれると泣けない」というオチはあまりにも出来すぎていると思いました(笑)。洋ちゃんの裏拍お扇子振りに合わせてペンラを振ったことや、3回公演全部が「今日は晴れの空」だったこと。とても素敵な時間だったなあって、受け取れた要素の一つ一つを今でもふとした瞬間に思い出して温かい気持ちになっている。

③ライブパート

うましか歌合戦が終わって完全に行く年来る年の雰囲気になったころ、30周年の記念VTRがありましたね。ああいうVもスタッフさんが作ってらっしゃるんでしょう……?社訓の「マルチであれ」は全然タレントだけに適用されている話ではないのですよね……。あとダンスとかもスタッフさんが考えられてるとか……。すごいな……。30年の歴史を踏まえると、音尾先輩ファイトでちょめちょめイベントを思い出したり、大泉さんの配信イベントは手を見る時間が良かったな……と振り返ったり、30年の歴史の中では全然新規ファンな自分でも懐かしさを感じる瞬間というものがあったので、長いこと応援してらっしゃる方ほど、思い返されることの多い時間だったのではないかなと思います。

映像の後は、お馴染みのもうひと盛り上がりのライブパート。『大一輪』の冒頭で強めの法螺貝の音するのが毎度すこでしたね……。みなさんキービジュアルのリボンのお衣装にお召し替えしているわけですが、このお衣装ほんっと良いですよね。写真もいいけど実物超可愛い。特にChimaちゃんの頭のリボンがあまりにも天才。

ライブパートでさあ……洋ちゃんから指ハートファンサもろたんですよ……うへへぇ……。土曜日の夜公演の終わりに、指ハートのやり方を音尾さんに教えてもらった大泉さん。日曜日はいつもより多めにハートを振り撒いておりました。ちなみに森崎さんは初回から指ハートを飛ばしまくっていました。ふふ。戸次さんの丁寧な大股トロッコ乗車を見た方はいますか?あの一件(2016)以来トロッコに向かう戸次さんをしっかり観察してしまう。

ぱーーーーーりやがね〜〜!若手の集う中央ステージがめっちゃ楽しかったんですわよ。私は完全に李苑ちゃんに落とされた集団の中にいましたね。さすがアイドル。近距離ファンサがうますぎる。「This music!」しながら若手組と大暴れするの、すごくいい時間でした。

本当にちょろい。

最後にみんながメインステージに戻ってきた後、大泉さんが「では失礼して」な感じで花道を歩きながら、センターステージに向かっていくわけです。『ハナ〜僕とじいちゃんと』なんですけども……本当にさ、聴いてるとなんかもうこの人を世界に生み出してくれてありがとう…!いう気持ちになるのよね。黄色の光でいっぱいになったきたえーるの真ん中で歌ってる洋ちゃんが神々しすぎてよ……。特に手を横に広げてメインステージに戻っていく後ろ姿が……あまりにあまりに……。

からの『ともに生きよう』。コロナ禍が始まった時に生まれて、ジャンボリーで歌おうねっていって、延期で叶わず、ようやくみんなで歌えた約束の歌。いや!!!情緒が!!!!ウ!!!!となりましたね。


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ほ〜んといい曲なんだよなあ……。コロナで全部が止まってしまった頃、本当にこの曲に精神面を助けてもらったように思います。特に2番のサビが好きでな。左手でマイク持って、右手を前にスッと伸ばして、「君に会いたい!」ってやってくれるところあるじゃないですか。毎回ビエってなってた。目の前の光景が尊すぎて。こっちもね。ずっとこの場所で会いたかったんですよね……。

この曲、リーダーは2拍めから腕を伸ばすのでそれに合わせてペンラ出す女になっていました……。ああ……本当にみんなで歌えて良かった、ありがとうです。

④エンディング

一人ひとりのご挨拶パートからエンディングに入っていくわけですが、個人的にツボだったことをいくつかメモっておきます。まず、Chimaちゃんがご挨拶しているときの大泉さんの視線。すごく注視されている。常在戦場。いつでも突っ込めるようにしている先輩の優しさが見て取れて良かった。同じ視線は4人合わせて94歳のNORDさんたちにも向けられていた。ちなみに私は島くんの、「会場のジャンボリーの皆さん、配信で見ているジャンボリーの皆さん、こんにちは!ジャンボリーです!」でもう完全にハマってしまいました。貴方がジャンボリーだったのか。

我らがリーダーが、指ハート出しながら「ジャンボリーが大好きだあ!」と言うてくれるのが、なんというか、ありがたかったなって……。そして本当に約束が大好きな人だな……。次々約束が増えていくばい……。

久々に音尾さんと「離さない!」できたのも嬉しかったですね。2回目のタカタカタン!も好きでしたけど、千秋楽のは!な!さ!な!い!も良かった。KPOPフェス、普通に見たいんだよなあ。

安田さんのご挨拶に関連してなんですけど、安田さんが「続けてきて良かったな」って言ってくれるの、なんかとっても嬉しいんですよね。安田さんは続けることの重要さについてよくお話されるので、そのせいもあるかも。

毎回千秋楽になると洋ちゃんに君たちを手放さない!って言ってもらえるんですけど、今年もそれがあって良かったですね。ふふ。

会長のご挨拶を聞いていて、ローカルで芸能をやることって、思ってたよりかなり風当たり強かったんだなと思った。北海道って大いなる魅力のある土地だし、そこに芸能というコンテンツが花開いてもおかしいことではないけれど、わたし自身が青春時代を福岡という地方都市で演劇かじりながら過ごしたので、なんとなく、うすぼんやりとですが想像もできて。だからこそ、難しいことをやってるんだと自覚した上で信じてやることの強さを感じて、熱い話だなと思ったし自分も何か頑張りたいなって、そういう勇気をもらえるお話だったなと思いました。

おっしゃってたことの概要はここの特集でも受け取れました。ジャンボリーの映像ちょっと見れる。

この後みんなで会長が作詞をされて、蔦谷好位置さんが作曲された『風に乗せて』を歌われましたが、やっぱり蔦谷さんがゲストで来られた千秋楽がいっちばん楽しかったです!生演奏っていいよね。音源化、お待ちしております。『ひとつのキセキ』の新録ずっっっと待ってたんでね。待ちます。

蔦谷さんが北海学園大学ご出身の後輩だとわかった瞬間に手のひらくるッくるする人たちおもしろかったですね。音尾さんなんて出会い頭曲名指しして「最高です」って褒めてたのに。中央でキーボードを弾かれる蔦谷さんに近づいて歌う皆さんがすごく良かった。ハピネス空間だったなあ。突如花道に出てきたシゲチマちゃんは千秋楽だけの出来事です。あの背景もいつか語られるだろうか。

総着席の状態からみんなで一気にジャンプしたのもいい思い出ですね。リーダー、楽しかったよ!!!

そして、毎年お馴染みの黄色いパンツのご兄弟の時間へ……。今年さ、配置が神だ〜!と思ってたんですよ。私マッスルブラザーズさんたちを見てゲラゲラ笑う人たちを見るのが好きなので、全員がメインステージに集結されて、全ての光景が一気に見えるのが嬉しくて嬉しくてね。そして千秋楽は、衝撃の発表へ……という感じだったんですが、映像が終わった後、リーダーがこぼした「それで?」がタイミング完璧すぎて、会場のショックを和らげてる感じがありました。いやほんと……一つの歴史の終わり……。筋肉がないことに気がつくのに20年かかった話と、それを確認する音尾さんがおもろすぎました。今回のジャンボリー、出典の再確認したくなるからさ、家に帰ってから久々に過去のドラバラやらなにやら見た人結構いると思うんですけどね、私の場合は彼らのことを振り返りたくてマッスルボディを見たんですよ。若かりし安田さんが好き放題していて本当にコアなファンにバカウケのいつまでも色褪せない名作だなと思いました。本当に全部おかしい。なかやまきんに君さんの芸風と同じ、ちょっと平成には早すぎたんじゃないかという風合いさえある。よく考えると真池龍とかもここから始まってるんだよなって。やっぱりみんな、マッスルブラザーズが好きなんですよ。いつもなら、「俺たちの名前を言ってみろ!」に「マッスルブラザーズ!」ってコーレスするわけなんですけれども、今年は発声できなかったから言えなかったじゃないですか。それが本当に寂しくてな……。言ってくれたら事前に「マッスルブラザーズ.mp3」を収録して送っておいたのにな……。それくらい声出しできないままの最後になったのが残念で残念で。

ただね、安田さんが続けることの大切さをお話された後でのやめます、なのでね。受け入れるしかねえという気持ちになります。安田さん本当にニコニコされてたもの。楽しそうで、やり切った感があった。

ハッスルマッスルブギって見直して改めて思い返したけど作曲安田さん振り付け音尾さんなんすよね。なんかもう、あの幸福感しかない時間が大好きすぎるんでね。なんとか黄色いパンツの継承みたいなもの……行われないかなあ……。

最後お馴染みの洋ちゃんの投げキッスもいただいて、くっ……またここでも歓声をあげられねえ!という辛さがありました。「子猫の黄色い歓声.mp3」についてもいつだって収録する心構えがあります。

そんなこんなで振り返り終わり!!!!本当に最高のショーでした。前日にスタァライトを見ていなかったら眩しさに目を焼かれて蒸発していたかもしれません。なんとか未来を向くことができた。人間良すぎるものを見ると「ここで生涯を終えさせてくれ…!」と思ってしまいますよね。ダメです。5D2のチケット戦争に打ち勝つまでは死ねません。生きるぞ。眩しいからきっと見えないんだ私たちの行き先は。本当にありがとうございました。

●今年のジャンボリーを見て思ったことのまとめ

最後にまとめというか雑感なんですけれども、こういうことだったよねという話を徒然にまとめたいと思います。

  1. 大泉洋さんがホストのウルトラ歌謡ショー
  2. うっすら感じる感染症対策の影
  3. CUEファミリーとうましかの皆さんの大規模忘年会

というような話だったな〜と。

今回は大泉さんが見たいキャラを皆さんに発注して、それを大泉さんが回していくという、お家芸、伝統の味、実家のような安心感、というワードが浮かぶお馴染みスタイルではあったんですけど、振り返ると全ての軸が大泉さんすぎて、全員が無事参加されたことが大変喜ばしい中で、私が大泉さんのような立場だったら絶対感染できない緊張感で胃が死ぬなと思いました。本当に良かった。

繰り返しになるけれど、大爆笑して楽しそうな大泉さんの姿を長いことずっと見ていられてこっちが幸せというか、オタク冥利に尽きると思ったし、大泉さんは特に大変だったかもしれないけど、それはそうとてこのスーパー面白い人たちとそのファンたちと過ごす時間が、夏のご褒美になっていたらめっちゃ嬉しいな……という想いでした。

全体的な演出面では大人数が込み入ったコントパートは減らしている印象で、お稽古期間中に関わる人間を極力減らすための配慮があったのかもしれないなと勝手に思っていました。

あと、例年の全4ステの舞台の上で徐々に洗練され進化していくコントパートの光景は、ジャンボリーのリアリティーショーみたいな要素だと思っていますが、例年より1公演減るとしても、こういった面で大きく影響のなさそうな構成だったのはすごいなと思った。こういう複ステ想定みたいな考え方は本当は良くないのかもしれないけど、日本を代表するエチュードの達人たちの全力大暴れなので、普通に1公演でも多くパターンが見たいと思ってしまいますのよね……。3ステが体力的に限界っぽい発言をされていた方もいたように記憶していますけれども、ぜひ、2年後は4ステに戻って欲しい。全てが解決していますように。

同時発売のグッズがこれまでの楽曲のベスト盤だったので、そういう歌のふり返りっぽい回になるんだろうなとは予想していて実際そうだったんですけど、やっぱり本家本元の紅白歌合戦の司会を実際に務めてらっしゃる方が回していくステージなので、ありがたさも満足度もすごいし、何より出てくる人全員がユニーク(言葉を選んだ)なこともあって、あの二日間、北海きたえーるが世界で1番笑いに満ち満ちていた場所にになっていたと思う。島くんの挨拶は日々洗練されていくのだなととても感動しましたし、NORDは本当に島くん以外もユニーク(言葉を選んだ)なんだなと実感できました。出遅れて今ツアーは取れませんでしたが、また東京でライブしてくれる際にはチケット押さえて行ってみたいな。

出演者も観客席もめっちゃ泣いてて情緒がおかしくなってたジャンボリーだったなと思うのですが、なんか、こんなにも、私たちは今おんなじ気持ちだねって双方に思えるイベントも珍しいと思うんですよね。

振り返りパートではサラッと流したのですが、土曜日昼公演、1ステ目のオープニングの話をしてこの感想文を締めたいと思います。

この回、結構な神席におりまして、メインステージ付近の、上手側についてはほとんどの出演者の表情を肉眼で確認できる位置でした。なんかもう、出てきてすぐの表情が、いつも通りの様子ではない演者さんが大勢いたのがすごく印象的だったんですよね。

演者さんとかスタッフさんは、準備してきたものだとか、お稽古された時間だとか、ひとつのイベントを成功させるために仕込みをしてきたことたくさんあって、やってきてはいるけれど、開場しても幕が上がるまで本当にそのステージが始まるかどうか分からないこのご時世、たったひとり陽性が出てしまうだけで全部吹っ飛んじゃうかもしれない緊張感、不安感。そういった今日のこの日までに積み重ねてきた要素に対する感情がさらに上乗せされているという背景があるだろうと想像するし、前提としてあの方たちは舞台に立つひとたちの集まりなわけで、ジャンボリーじゃなくたって、普段のお仕事から常に、この数年はそういう思いをずっとずっと強いられている人たちなんですよね。

そういうのって、慣れることができるものなのかなって、いつも思いを寄せては苦しい気持ちになります。毎度祈りに近いです。どうか、関係者の皆様のお心が、大きく乱れることがありませんように、と。

条件を全部クリアして、客席にうましかがたくさん集まって、いよいよみなさんがステージに上がったその瞬間、舞台上のみなさんと、観客席の私たちが「やっと会えたね」っておんなじ気持ちで繋がっていたことは間違いないんじゃないかと思うのです。ご表情っていうのは、泣くとか、雫を落とすかどうかって話ではなくて、なんだろうね。生き別れた、ずっと探してた人にようやく会えた瞬間の人間の顔みたいな。やがて泣き笑いに至る、そんな途中みたいな、言葉にするのは難しい、抱えられてるいっぱいの想いが漏れ出したお顔。

これまでのジャンボリーだったら、楽しもうぜイェーイ!!!!!みたいな陽キャ100%の笑顔で出てくる人だとか、バチバチにカッコつけたイカした表情で奈落から迫り上がってくる人だとか、その人がパフォーマーとしての見せたい表情を全面に押し出してくるところだと思うんだけど、ステージに立って、まだオープニングだというのに、会場いっぱいの私たち観客と、きらきらの大量のペンライトを瞳に入れた瞬間に、そういうのがすっとんじまった、ありのままのその人が出てきちゃってて、「帰ってきた!」というような、そういうお顔をしているのをしょっぱなの瞬間に見てしまって、その光景は強く脳裏に焼き付きました。1公演目なんて森崎さん泣いてたし。あの男泣きは見ていて感情がぐしゃぐしゃになってしまったし、今思い出すだけで泣いてしまいそうになる。ジャンボリー後のラジオでその時の心境を、「やれた!やれないんじゃないかと思った」って仰ってましたが、なんかもう、本当にそれが全てだなと思います。ああ、私たち、今、同じ場所で同じ感情でここにいますねって。こういう感覚久しぶりですね。ずっとこの瞬間を待っていましたね。ジャンボリーに戻ってきましたねって。嬉しくてたまらなかった。目の前で起こる出来事に興奮もしたけど、そういう、モノクロだったものに色がついていくみたいな、そういう感覚を自分の中で得られたのがとても幸せだったんです。

そういえば全通する中で、語彙力が欠如した感情的な意味での「泣いた」という光景は何度もあった、否、公演中は常時そうだったという方が正しいんだけど、実際にマスク濡らしてびしゃびしゃに大泣きした瞬間みたいなのはなかったんすよね。自分の心の機微なんて考えてもとは思うけれど、おそらく理由としては私自身がコロナ禍によるエンターテイメント産業が受けている現実みたいなところを浴びすぎていて心が死んでいたからだと思います。いちうましかでありながら観劇オタクでドルオタなので、この数年間何度も何度もチケットは紙くずになっているし、応援している人の大切な公演が1公演も開催できなかったなんてこともあったし、逆に自分が応援している人の大切な公演にコロナにかかって行けなかったってこともあったわけです。ですので、いちいち大ショックを受けていると人間をやっていけなくなるので、なんか、そういう、舞台公演が実現できるかどうかの有無による悲しみも、辛さも、伝播する思いも、どれだけそれにかけてた人がいたのかとか、「生きがいとしてそこにあるエンターテインメント」が死んで行く様子に心が麻痺って、気が付けば何も感じなくなってて。客席に着いていよいよ始まる10分前にごめんなさい中止ですって言われても、いいですいいです、せっかく遠路はるばる来たし観光して帰るだけやわ〜と、あくまで自分くらいはそう思ってたいというか。なんか、悲しみの総量?がちょっとでも軽くなったらいいよねと思って。出演者やスタッフさんのこと考えると身が切れるような思いになるので、残念ですねやらお大事にやら、心は寄せるけれども、寄せすぎるのもキッツイんですよね。人の気持ちは伝播するし、軽くないから。客席側で泣いている人の気持ちは当たり前ですけどそれ以上にわかる。刺すように感じる。だからふわっとあまり考えないようにしたりとか。感情をうっすらモードに切り替えて、そういう暮らしをやっています。ぶっちゃけまだ私は2年後の未来のことはあまり信用できていません。本当に、これは祈りです。祈りでしかない。

だから、4年ぶりにあの場所で彼らに会えたのは本当に嬉しくて嬉しくてたまんなかったんだけど、これ、2公演目はないのかもしれない、明日は公演なくて、この2回目が千秋楽になっちゃうかもしれない、みたいな緊張感が頭の片隅にべったりあって、そうしていると自分の涙でセルフモザイクかけてる場合じゃねえみたいな頭の冴え方をしちゃってたんですよね。見る。見る。聞く。聞く。なんて言ってるか考える。もらう。返す。一生懸命にそういうことをやっていました。嬉しくて楽しくて笑いまくったし、どの公演が最後になったって悔いが残らない覚悟を決めてペンラを振ってたような気がします。

でも、やっぱ自分の中でジャンボリーってすごく特別なんだなと思ったのは、最終的にぜーんぶ終わって空港から友達に車で送ってもらっている時に、今書いたみたいなことを友達に話しながら爆泣きしちゃったんですよね。いくら普段生きてんだか死んでんだか分かんない生活をしていたとしても、この夏の2日間に照準を合わせて生きてたんだなあって、改めて実感させられちゃったんだな。

千秋楽、戸次さんがご挨拶で泣きながら「東京で独りで闘っていると、なんで俺だけって思うときもある」って仰っててこちらも胸を締め付けられたのだけれど、ジャンボリーの2年一度訪れる魔法みたいな数日間というのは、生きていくためのエネルギーチャージの場なんだなというのはみんな同じ共通認識なのかなと思った。CUEの人たちにおいては、彼らみんなで集まるということは実家に戻って親戚や家族と会うみたいな感じで、その中に我々うましかの存在が確かにあるんだろうなと思って嬉しかった。こりゃあもう大規模な忘年会だったんですよ。夏だけど。まだもうちょっとあるけど。でも内容が年末だったし、洋ちゃんもどこかの公演で「良いお年を〜!」と叫んでらしたので、おそらくもう年の瀬なんですよね(?)。各位が各位の持ち場で2年間がんばるための笑いと元気のチャージができる忘年会をもらったような気持ちで嬉しかったです。

最後に、Chimaちゃんがどこかの回で話していた「(観客が)一つの生命体、一つのやつに見えた」という話が、私の今回受けた印象と完全に合致していたのでメモしておきたく記すのですが、私たちうましかは、全員で一つの大きな生命体なんだろうなとは思いました。なんか、様々なショーステージで舞台上と観客が「1対1」になる印象を受けるものってあると思うんですけど(舞台上の人自身が、ひとりひとりとコミュニケーションするつもりでやってるものとか。)CUEの場合は、私たちが独立した個ではなく集団、群れであることに価値があるんだろうなと思ったんですよね。えげつない一体感というか。ジャンボリーダーと一緒に歌って踊るのも1人じゃなくてみんなで隣の人とメールアドレス交換しながらやるものだし、洋ちゃんが逃さないぞって言ってんのはもうCUEの撒いた網の中で十把一絡げにされてビチビチやってる大勢のわたしたちの事だと思うんですよ。

昨今、空席の重みについて深く考えてしまうことが多いですけれども、もちろん今回の彼らにもその意識は強くあったと思うし、諸々の事情で現地に行けなくなっちゃっただとか、そもそも札幌に行くこと自体がまだ難しいだとか、いろんな事情をみんなが抱えてる中でのジャンボリーだからこそ、日本全国どこにいたって、私たちはこの夏のきたえーるに帰ってきていたし、一緒だよ!って思いはあって、それが色濃く見えるのかなみたいな、すごく抽象的ですけど、人間の思いが目に見えるなら、そんな感じがするのかなと思いました。チケットが当たる運の良さとかそういう前に、このタイミングで札幌に行ったとしても比較的問題がない環境とか、今はそういうことから話は始まっているのでね。私は行けたから全力で楽しんできたよ!という話で。本当に、どこの現場だってそうだけど、現地に行きたくても行けない人がたくさんいることを肌で感じています。こういう人たちのおかげで世界は回っているし、また、動ける人たちが動くってことも、同じく世界を回すことであると信じています。この話は平行線で、どうしても交わり辛いものではあるけれども、私はとにかく各々の現場で頑張るみなさんに敬意を表することしかできんです。早く世界が元通りになってくれ。

いや、でも信じたいよね。2年後の夏はもっと元通りになっているって。私も今日から信じてみたい。約束好きのリーダーと2年後にまた会うことを約束してしもうとるので……。馬鹿騒ぎしたいのはタレントさんだけじゃなくてうましか側みんなもそうなんだよね。何も気にせず笑って泣きたい!!!!

長くなりましたが、2日間大変楽しい思いをさせていただきとてもありがたかったですというお話でした。これは夏のご褒美でした。終わってすぐさまロスりかけていたんですけれども、良いものをインプットしたからこれはアウトプットしなきゃダメだと思って、帰って空港に辿り着いてからひとり「わたしのジャンボリーはまだ終わっていない!!」などと喚き散らしていましたが、こちらの文章を持って終わりとさせていただきます。ありがとうございました。

これにつきる。

もう円盤やら写真集やらの予約始まってるんですよね!? ポチらねえと……。別に何のアフェリエイトにもならんのですけど、ここに各所の予約リンク貼っときますね。

www.cue-products.com

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HMV版はライブCDが付いてくるよー!私は毎回こっちで予約してます。

www.hmv.co.jp

あと、ついでにこれまでのCUE関連記事をいくつか……。

▼2018年の回の振り返りブログ

これが冬の円盤発売合わせで書いた文章で、この時にちゃんともっと近々の感想残しときゃよかったなって後悔したので今年はとりあえずすぐに書こう、と決めたらこうなった。先日のLOOSER2022沖縄舞台挨拶で、大泉さんはまだジャンボリー気分が抜けなくてチームワンツーの曲が頭の中に流れるというような話をしてらっしゃいましたが、まさに、そういう間に書き終わった方が良いなと思った。熱いうちに……!

 

▼森崎さんのうどんツアーのレポ

会場でお会いできた1班5号車のみなさん、久々にお話できて嬉しかったです〜!今回お会いできた方もそうでなかった方も、また次にお会いできる機会を楽しみにしています!

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何はともあれ、いろんな場所で参加されたうましかの皆さん、お疲れ様でした! 

また現場で、元気にお会いしましょうね〜!!

 

おしまい

 

▼その他関連記事

▼本編に全く関係ないけど舞台に造詣のある人間をボコボコに殴ってくる良い映像

 

ブログ以外のあれこれはGendarme△で。花本ほだかの創作置き場です。